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  アスリートの膝のために

 膝の痛みには、運動中に突発的に起こる外傷的なものと、過労や使いすぎが原因だと思われる障害によるものと2種類があります。

膝の外傷で代表的なものは靭帯と半月版の損傷です。

靭帯損傷では、膝の内側にある内側側副靭帯、
膝の中側にある前十字靭帯、後十字靭帯の損傷が見られます。

半月版損傷は、スポーツで最も多く見られる膝の内側(内側半月版)あるいは外側(外側半月版)に痛みが生じます。



使い過ぎや疲労による膝の痛みには色々なものがあります。外傷というよりも障害によるものがほとんどです。


○ジャンパー膝

ジャンプの繰り返しや、長距離ランニングなどによって生じます。膝蓋骨と膝蓋靭帯との間や、膝蓋骨の上縁辺りに痛みがあります。


○オスグット病

小学生高学年から中学生の子供に多く発生します。膝蓋靭帯が付着している脛骨結節辺りに痛みや腫れがあり、特に正座するときに膝が床に当たると痛みます。


○腸脛靭帯炎

長時間のランニングやウォーキングなど、過度に走ったり歩いたりすると起こります。膝の外側が痛み、O脚の人に多く見られます。


○鷲足炎(がそくえん)

これもランニングを過度に行うと起こります。膝の内側の鷲足部(縫工筋、薄筋、半腱様筋の3つが腱となって付着している付近)が痛み、X線や回内足(内股)の人に多く見られます。


○たな障害

膝蓋骨内側滑膜のひだ(たな)が引っかかって、痛みや炎症が生じるものです。正常の膝でも起こる事があります。異常を発する音がする事があります。


○離断性骨軟骨炎

野球肘と同様に、痛みや腫れから始まって、症状が進むと関節内の軟骨や骨の一部がはがれ、激痛が生じます。


○膝蓋骨軟化症

膝蓋骨の軟骨(裏側)が軟らかく変性する病気です。膝の使い過ぎや床に膝をつく機会が多い事が原因です。しゃがみ込みや体育座りをすると痛くなります。非常に痛かったり、しばらく全く痛くなかったりと、症状に波があります。


痛いのに頑張るのはよくない

膝の痛みは外傷も障害も治癒に時間がかかります。

そのため日頃からケアを行って、膝をいたわる必要があります。

使い過ぎや過労が原因の場合には、練習量を減らしたり、安静にしたりするだけで治ってしまうケースもあります。

特にジャンパー膝は無理をすると難治性になってしまうので休むのが一番です。


しかし、うまく休まないといけません。

ただ何もしないでいると筋力が低下し筋肉が固まってしまい、場合によっては前よりも筋肉の状態が悪くなって痛みを起こしやすくなります。                 

休んでいる間も痛くない範囲でストレッチや筋力トレーニングをするべきです。

ストレッチングは予防や治療に効果があります。

痛いのを我慢してストレッチした方がよいと勘違いしている人がいますが、無理にストレッチしたり、反動をつけて行ったりするのは禁物です。

痛くないように工夫するのが大切です。最初はこれでいいのかなと思うくらいにやさしいやり方で始め、症状の改善に伴って少しずつストレッチしていきます。

捻挫、半月版損傷の場合は、膝関節の可動域の回復と大腿四頭筋(大腿前面)の強化が復帰への第一歩です。



特に内側広筋と呼ばれる膝の内側の筋肉強化が重要です。この筋肉が膝の安定に欠かせません。膝をぶつけたり、捻ったりするだけでも、この筋肉が萎縮します。

その他の障害では、まず正常な膝の屈曲、伸展動作ができるようにします。その為に、足首の正常な動き、股関節の可動域の獲得が必要になります。



鷲足炎の場合は、ハムストリングス(大腿後部)の使いすぎで起こりやすいため、ハムストリングスを伸ばしていきます。

ジャンパー膝は、大腿四頭筋のストレッチを重点的にします。



(余談)

完全に個人的な話ですが、私は、小学生から高校まで野球をしていました。高校生になり、今までとは全く違うハードな練習が続きました。膝の痛みを感じたのは、1年生の夏を過ぎた辺りからでした。しかし、ただの成長痛か筋肉痛としか考えていませんでした。何より、恐ろしい先生や怖い先輩の前で、少々の痛みで練習を休むなんて言える雰囲気ではありません。だから皆さんの気持ち、よく分かります。何より「痛み」というのは外から見えないもので、他人にはどの程度痛いかなんて理解してもらえません。

我慢に我慢を重ねた結果、膝が2倍くらいに腫れ上がって勇気を出して先生に報告。すぐに、大きな病院で診てもらう事になりました。精密検査の結果、たな障害から骨軟骨炎に移行していて、手術する事になりました。大した手術ではありませんでしたが、リハビリは長期に渡り、同級生対に置いていかれそうで、焦りは出てくる、無理をする、また痛みが出てくる。という悪循環を繰り返し、気がつくと3年生になって引退していたというのは、少し大袈裟かも知れませんが、こういう経験から今の職業を選んだというのが事実です。

メンバーに選ばれたい、レギュラーになりたい。試合に出たい。活躍したい。よく分かります。

ただし、“今”無理をしてもあまりいい事はありません。初期の痛みなら大事にならずに済みます。休む勇気もアスリートには必要かも知れません。色々なスポーツの一流といわれる人を見ているとそう思います。

   

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