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アスリートの肩のために

アスリートに見られる「肩痛」は大きく3つに分類されます。

1 肩関節を構成している筋肉・関節・関節包などの軟部組織が傷ついて、肩が構  造的に壊れている

2 肩が壊れる前で、局所に負担が強いられて痛みが生じている。

3 過性の疲労による(いわゆる筋肉痛)


 


スポーツの動作だけでなく日常生活レベルでも痛みがある場合には、

@の肩が構造的に壊れているケースと考えられます。その場合は、医療機関を受診する必要があります。


Aでは、スポーツフォームが悪いため、及び身体が発している危険信号に気づいていない為の、2つの原因が考えられます。

スポーツフォームが悪い場合には、正しい動作を修得する必要が先決です。身体が発している危険信号に気がついていない場合には、痛みが起こるメカニズムを知る必要があります。


肩痛がある人は
肋骨や肩甲骨が動いていない事が多く、野球やテニスのサーブなどの動作は、単に腕だけが動いているわけではなく、上腕骨とともに肩甲骨が動き、肩甲骨の動きに伴って鎖骨が動き、最終的には胸郭(肋骨)が動いています。



肋骨が十分に動かなければ肩甲骨の動きが制限され、より腕を動かさなければなりません。そのため肩に負担が強いられ肩痛が起こります。


また、偏ったトレーニングを行っている事に気づかず、外側の大きな筋肉ばかりを発達させると、肩関節の筋のバランスが崩れて、

インナーマッスルである腱板(棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋)に磨耗や炎症を起こしたり、部分的に損傷したりして、深部にある腱板の働きが損なわれてしまいます。


上腕骨頭を関節窩内に引きつけて肩関節の動きを安定化させている腱板が傷つくと、肩関節の動きが不安定になり、骨頭が上前方などに偏位して動いて関節か内を傷つけ、それで肩痛が生じます。


偏ったトレーニングのために肩関節の安定化のメカニズムを崩しているパターンと、先の肩以外の可動性が影響して肩に負担が強いられているパターンとは、表裏一体の関係にあり、肩甲骨や体幹が十分に動かないと肩関節の動きを腱板が調整しようとして腱板を壊してしまいます。


Bの一過性の疲労による肩痛は、動かし始めは痛いけれども、動かしているとだんだん痛みが消えていくというものです。これは、通常の疲労を取るケアをすれば解決します。

しかし、ケアが不十分のまま運動を続けると、決まった動作をした時に肩が詰まる、あるいは外れるような違和感や痛みが生じる状態になり、肩が壊れてしまいます。


Aのケースでは、痛みがある肩そのものに対するケアも大切ですが、肩を取り巻く全身的なストレッチングといったコンディショニングの方が重要になります。

例えば、肩先で円を描いた時に、三角形を描いていたり、胸を張った時に肩甲骨が脊柱に寄らず腰が反っているだけだったりと、自分が意図した通りには動いていない事がほとんどです。


その場合には、クロールや背泳をするときのように腕を大きく回したり、肘を横に上げて肘先で円を描いたりして肩周囲の筋群をストレッチします。

股関節のねじれや体幹の可動性などもチェックして、動きに制限がある場合は、関連の筋肉をストレッチします。こうする事で腱板が機能しやすい状況になり、動きが改善されて痛みは軽減していきます。


偏ったトレーニングをしていたケースでは、一般的に腱板訓練を行います。

チューブを用いて力を入れたら、すぐに抜くというような負荷の少ない動作を行う事によって低下している腱板の機能を高めて、筋の活動のバランスを整えることが目的です。

スポーツ動作は中止し大きな筋力を必要とするような重量物を用いるトレーニングは極力避けます。


Bのケースは運動前にどの部分をストレッチすると肩の痛みが減るかということを、自分自身で見つけて行う事が大切です。

足関節、膝関節、股関節などの連動性が悪いことが関係していることもあるので、どのウォームアップをした時に一番調子がよかったのかをチェックしておき、自分にあったウォームアップをしっかり行うことも重要です。


プロ野球選手の練習を見ると、1球投げたら体幹をストレッチし次に1球投げると股関節をストレッチするというように、身体がイメージした通りに動いていない時は、そのままにしないで、どこが悪いのかを考えながらコンディショニングを行っています。

こういうことが、疲労性の肩痛に対してはとても大事です。現在のトレーニング期を認識する事も大切です。筋力強化の時期にスポーツ動作を全力で行うと、疲労性の痛みが生じる危険が高いためです。

筋肉の疲労回復という意味では、運動直後のアミノ酸やプロテインの補給もありますが、サプリメントの過信は危険です。

中枢系の疲労を感じさせないサプリメントを飲み続けると、本当の疲労がわからず、トレーニングが過多となって身体を壊した例が実際に起こっており、利用するには専門の指導を受けなければいけまさん。

その他、クールダウンも大事であり、運動直後には、炎症を抑える為にアイシングを行う、運動後に軽くセルフマッサージをする、入浴時に交代浴(冷たい水と温かいお湯に交互に入る)をするという取り組みをお勧めします。
 

   

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