□　頭痛がする
□　気持ちが悪い
□　吐き気がする
□　歯が浮いた感じがする
□　眠れない

ここまでくるとかなり重症です。

肩こりは日本の多くの方が自覚されており、パソコン操作が多いデスクワークの方に多い症状です。

「肩こりだからと治療に行くほどではない？」と思っているあなた、ちょっとお待ちください。デスクワークをされていない方でも、常に肩に力が入っている、リラックスできない、肩が重いといった方は要注意です。

なぜなら肩こりは症状が悪化すると、日常生活に支障をきたす恐れがあるものだからです。

マッサージや湿布などで対処される方がおられますが、それは一時的な効果に過ぎないでしょう。

肩こりの大部分は筋肉疲労や血行不良によるものが多いです。硬くなった肩の筋肉は血管を圧迫するため血行不良となり、悪いものが溜まってしまいます。この老廃物による刺激で、さらに筋肉が緊張し「こり」の悪循環になります。

また、指で上からグイグイ押すと筋肉が傷つき余計にこりがきつくなります。
ゆっくり伸ばすストレッチを指導します。

日常生活の問題点を改善することによって、ある程度は症状を緩和することができます。スポーツやストレッチなどで身体の血行を良くするのも良い方法だと言えますね。

ですが、それだけでは症状が改善できないのであれば、無理せずに医療機関で治療を始められたらと思います。

施術は、まず問診をよく行い、症状にあわせて施術を行っていきます。
●肩甲骨の動きの確認　⇒調整
●頚椎、胸椎の動きの確認　⇒調整
●肋骨の動きの確認　⇒調整
●頭蓋骨、顎関節の動きの確認　⇒調整
●股関節周囲の過緊張の確認　⇒調整

慢性的に肩こりの人は、総じて「呼吸が浅い」です。深く吸うことが出来ない。吐き切ることが出来ない。そういう人が非常に多いです。ちなみに、感情を表に出せない状態は、のどの緊張となって表れます。

　四十肩・五十肩

五十肩は、「肩関節周囲炎」といい
諸説ありますが、身体が老化してスジ（靭帯、筋肉、腱、関節包）の弾力性がなくなることが原因といわれています。

そのせいで肩周りの筋肉が常に緊張してしまい、そのストレスで腱の炎症を起こり、痛くなるのです痛みや炎症は、周囲筋を硬くしスムーズな動作を阻みます。さらにこれが痛みを増強させ、より動かしにくくなるという悪循環が繰り返されるのです。

　　
　□　腕を上げるのがつらい、痛い
　□　シャツを着たり脱いだりする動作がつらい、
　□　頭の後ろで髪を結うのがつらい
　□　腰の後ろで帯を結ぶ動作が難しくなる

　施術内容
　腱とその周辺が炎症の名残で癒着をおこし、すべりが悪く　なって　いて、関節の動きが悪くなるので、この関節をリハ　ビリのように　動かしていく治療になります。
　治療は、はっきり言って痛いです。

もちろん徐々に徐々に関節の可動域を広げていきますが、経過が長い人ほど痛いと思って下さい。


治療間隔　
最初の３週間は週に３回　
その後は、週に２回程度　プラス自宅での体操

１回１５〜２０分程度　　１回1,５00円

五十肩で来院される方の傾向をみると、肩を大きく動かして仕事をするより、「肩甲骨」を固定して手先だけを使う、同じ動作を繰り返す仕事や趣味を続けられた方に多いように思います。
このような場合、肩甲骨に付着する腱に絶えず負担が掛かり、腱が肥厚、拘縮、痙攣して関節の動きに異常をきたすようになると考えられます。

五十肩は、1年から2年で自然に治ってしまう事もありますが、放っておくと痛みが取れた後でも運動障害が残ってしまう事があります。

禁忌
自分では腕を挙げられないが、反対の手を使えば挙げられる、他人に支えてもらえば挙げられる場合は、
腱が断裂している可能性があります。こういう場合は、すぐに病院へ行って下さい。