金光駅から徒歩10分 金光整体院は、肩こり 腰痛 膝痛 スポーツ障害 骨盤矯正 整体施術によって改善させていきます。
体重をかけている状態で起こる膝の痛みは、膝の関節が上手く噛み合ってないことが原因と考えられます。
関節がうまく噛み合ってない状態で、膝に負担がかかると炎症が起きたり半月板がすり減ったりして痛みが出てきます。
なぜ関節がうまく噛み合わなくなるのでしょうか?
それは、関節周辺の筋肉のバランスが崩れているからです。
筋肉のバランスが崩れることで、噛み合うはずの上下の骨の位置がずれてしまいます。
この状態で、歩行やランニングを続けるとどうでしょうか?
当然、膝に負担がかかり、痛みも出てきますよね。
普段、平地を歩いている時には体重の約3倍の重み、走っている時は歩いている時の約10倍の重みが膝にかかると言われています。
若い時は歩幅が大きく、比較的筋力も保たれていますが、年齢と共に歩幅が狭くなってきますので、筋肉の働きも落ちてきます。
寝ている時、動いていない時などに膝が痛む・・・。
この場合、体重がかかっているわけではないので、筋肉のバランスが崩れていることとはあまり関係がないでしょう。
原因としては、リンパの流れが悪くなっていることと考えられます。
実は、リンパの流れが滞ると、痛みが出ることがあります。
パンパンの状態のリンパ管に次々とリンパ液が流れてくるわけですから、当然リンパ管はギューギュー詰めの状態になりますよね。
正座をする時の痛みの原因は、1の原因と似ていて筋肉のバランスが崩れていることが原因と考えられます。
少し違うことは、崩れている筋肉の場所が違うことです。
膝を大きく曲げる時に出る痛みは、足の前側と後側のバランスが崩れていることが原因と考えられます。
そのため、筋肉の前後のバランスを取ってあげれば、この痛みから開放することができるでしょう。
では、実際にどのような施術をするのでしょうか?
体重をかけている時に痛む方の施術についてです。
(例えば、走りすぎて膝が痛くなったなど)
このような方は、おしりの横から膝の関節の辺りまでの長い範囲にある腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)という靭帯と、膝の関節の横にある骨とが擦れることで炎症が起きていると考えられます。(これは、ランナー膝とも呼ばれます。)
ですので、まず、患部の炎症がおきている部分をアイシングします。
可能であれば、全体のストレッチを行いますが、痛くて触れないという方にはおしりの筋肉の辺りから緊張をとって膝の負担を減らします。
他にも、電気、超音波、施術後は、テーピングをして筋肉を保護します。
結論からいいます。
コリや痛みには、湿布薬が効く場合と効かない場合があります。
その理由は湿布薬に含まれる成分、「抗炎症剤」に関係しています。抗炎症剤とは文字通り炎症を抑える薬です。つまり、湿布薬は炎症を起こしている場合に限って効果があるのです。
たとえば、肩の不調についてみてみましょう。
肩こりは肩の筋肉が緊張しているために起こります。炎症を起こしているわけではないので、湿布薬を貼っても改善されません。
一方、五十肩の痛みは肩や腕の筋肉の炎症によって起こります。そのため、湿布薬を患部に貼って皮膚から抗炎症剤を浸透させれば、それなりに痛みを軽減させる効果が期待できます。
ぎっくり腰も腰の関節の炎症によるものですから、湿布薬を貼れば多少は痛みの改善が期待できます。
湿布薬の効果を最大限に引き出そうとするなら、自分のコリや痛みの原因を知ることです。
その原因とは主に「緊張」によるものなのか、「炎症」によるものなのかの2つです。
緊張と炎症を簡単に見分けるには、熱を持つ痛みがあるかどうかで判断すると良いでしょう。熱を持っていたら炎症、持っていなければ緊張によるものです。
一方、サプリメントのほうはどうでしょう。中高年以降、加齢によって膝関節の軟骨がすり減ると、骨と骨がぶつかってひざが痛くなる。
だから、グルコサミンやコンドロイチンなどの軟骨成分をサプリメントで補えば、すり減った分の軟骨が形成され、ひざの痛みがなくなる……。
一般的にこうしたイメージがありますが、これらの軟骨成分が摩耗した軟骨を修復するとの科学的な根拠は残念ながら示されていません。
そもそもひざ痛に関して言えば、ひざ軟骨には痛みを感じるレセプター(受容体)がないので、軟骨が摩耗しただけでは痛みは発生しないのです。
ひざの痛みを感じるのは、ひざの皿(膝蓋骨)の下にある脂肪体(膝蓋下脂肪体)の部分です。
ここは文字通り脂肪でできていて、痛みを感じるレセプターがたくさんあるためです。
また、膝関節を覆っている袋状の膜(関節包)とその内側にある骨膜にも痛みを感じるレセプターがあります。ですからここが炎症を起こすとひざの痛みになります。
繰り返しになりますが、ひざの軟骨自体は痛みを感じません。
だから「痛みを解消するために軟骨成分を摂ればいい」という話は、そもそも成立しなくなってしまいます。
また、摂取したサプリメントの成分が、ひざに届く確率はどれほどあるのでしょう。
太平洋に浮かべた小枝をハワイのホノルル港の特定のヨットハーバーに届けるようなものだと私は考えています。つまり確率はほぼゼロに近いということです。
ただし、ひざの痛みの治療として、軟骨の滑りをよくするヒアルロン酸を直接ひざに注入することがあります。
この場合はピンポイントに注入するので、効果が期待できると医学的に認められた治療法です。
ひざの痛みに悩む患者さんを診ていると、次のようなケースによく遭遇します。
「数日前からひざが痛くて、なかなかよくならないので病院に行ってレントゲンを取ったところ、『ひざが変形して骨のとげが出ています』と言われた」
「『変形してひざの関節のつなぎ目が狭くなっている。加齢によるものだから仕方がないし、手術をしないと治りませんよ』と言われた」
このようなお話を聞くと、私はいつも「変形や加齢が原因ではないですよ」「手術は必要ないかもしれませんよ」とお伝えしています。
もし変形が原因だとしたら、変形し始めたタイミングで痛み出さないとおかしな話です。たとえば3日前から痛み出したとしたら、その変形は3日前からはじまったのでしょうか?
また、変形が痛みの原因としながらも、手術をせずに治療だけで痛みがなくなることがあるのはなぜでしょうか?
このようにひざの痛みの原因を変形や加齢に求めるのは、私はムリがあるのではないかと考えています。
ひざの痛みは小中学生のときに起こる成長痛か、中高年になってあらわれるひざの皿周辺の痛み(膝蓋腱炎、膝蓋下脂肪体炎)が定番でしたが、最近はランニングなどをやり過ぎてひざの外側に痛みが出る「ランナーズニー」という症状で来院される患者さんも増えています。
これらのひざの痛みは一見バラバラなようですが、原因は共通しています。そう、やはり頑張っている場所とサボっている部分があるということです。
本来、ひざの屈伸運動は、股関節、太ももの筋肉、足首など、さまざまな部分が連動して可能になります。
しかし足首と股関節は動きを意識しにくくサボりがちの傾向があり、それらの動作をカバーするために太もも前側の筋肉が頑張ってしまいます。
太もも前側の筋肉が過剰に使われると、同時にひざの皿を脛に留めている腱(膝蓋腱)や皿の下の部分(膝蓋下脂肪体)が引っ張られて炎症を発生し、痛みが出るのです。
これがさまざまなひざの痛みの基本的な原因です。
「年齢やシチュエーションが違えばひざの痛みの原因も違うだろう」と思われがちですが、実は大もとのところは同じです。
サボっている部分と頑張っている部分は人それぞれなのだとしたら、いろいろな症状の表れ方があってもいいはずです。
それなのに、肩こりや腰痛、ひざの痛みなど、特定の部分にあらわれやすいのは不思議だと思いませんか?
なぜそうなっているのかというと、体内にはサボっている部分の肩代わりしやすい部位があるからです。首や肩、腰、ひざはとくに肩代わりしやすいということです。
「手術をしないと治らない」と言われたら焦ってしまいますが、そんなときは一度訪れてみてください。
どこがサボっていてどこが頑張っているのかを教えましょう。
そして頑張っているところの負担を減らすような動き方を指導します。
これで痛みが軽減するようなら、あわてて手術しなくても大丈夫です。