ユーザー車検へ行こう

 車を登録していれば嫌でもやってくる継続検査、いわゆる車検ってやつ。
最近は代行手数料も安くて時間も早いお店も増えてきたなぁ。
でも「手数料払うぐらいなら自分で陸運局へ持って行って受けてしまえ」の考えのしゅんなのだ。
しゅんが最初にユーザー車検を受けに行ったのは学生時代、シビックの時。
友達から安く車検ができるという甘い言葉に連れられて一番近い福山の陸運局に持って行ったのだった。
案外すんなりと終えることが出来、尚且つ激安という美味い蜜の味をしめ、以後事ある度に足を運んでいるのである。

今回「naberaEP82号」も例外なく継続検査の月に突入したのだった。
さてどうしよう?と考えてはみたもののやはりユーザー車検に持って行くしかなかろうと計画を。
ところがいろいろ変な小細工をしているこのEP82。簡単には通らないだろうと予測。
しかも乗車定員の変更ってことで構造変更を進める必要がある。
これって車の使用の本拠の位置を管轄する検査登録事務所でしか受けれないとか。
岡山まで持って行かないといけないし、何せ初めて行く所。勝手も分からないし頭が痛い。。。

悩んでいても始まらない、さて実行!
早速構造変更の予約を電話で済ませ、点検、怪しげなところの修正など取りかかった。
用意するものは
・自動車検査証
・点検整備記録簿
・自賠責保険証明書(現行分と先の2年間分)
・納税証明書(自動車税)
・現金(重量税、検査手数料、申請書等の書類代、etc)
 その他必要書類は陸運局で購入します。

 

準備は出来たぞー、Let’s GO!(一応、工具一式持参で・・・)

当日朝9時に着けるように家を出たのだが、思わぬ渋滞に巻き込まれて30分遅れで到着。
どこの陸運局前にもテスター屋があるのだが、今回も光軸だけは調整してもらっておこう。
(だって絶対ズレテル自信あるもん)
案の定、かなりズレてたみたいで左右共調整に時間がかかった。
料金は3150円也。
高っ!!だって福山で調整した時は左右で1500円だったのにぃ(泣)
痛い出費ですが、これだけは自分では上手く調整出来ないですからねぇ。。。
陸運局事務所での受付を済ませ、いざ検査ラインに突入です。

 

 さすが岡山、ラインが5本あります。
 小型なので一番左の@へ入ります。

 

 

 

 

 

 

 まずは外観検査から。
 当然ボンネットも開け、隅々までチェックされます。

 

 

 

 

 

 

外観検査では最低地上高の検査もされました。専用のゲージを取り出してきて下周りをグルグルと。
ここでワイパーやホーン、ライト、ウインカー、ブレーキなどの電球チェックもあります。
運転席に乗り込んでパワーウインドウの動作確認も検査官がしてました(笑)

  注)その後の画像はありません。だって撮る暇ないし、大体自分必死だし(爆)

次の工程でサイドスリップ、スピードメーター、ブレーキなどのチェック。
(スピードメーターの検査の際に40kmまで加速するんだけどふかし過ぎて爆音が鳴り響いていた(汗;))
それからライトの光軸チェック(当然問題なし)
そして排ガス検査(ちゃんと触媒あるからOKです)

ここまで難なくクリア。あとは下回りの検査のみ。楽勝でしょう!

「運転手さん、ピットまで降りてきてください」スピーカーからアナウンスが・・・
えっ?何か嫌や〜な感じ。。。

「ステアリングブーツが破けてます。あと、ブレーキホースは針金止めはダメです。
タイラップ等ならOKなんですけど」

ブレーキホース止めなんかはどうにでもなるけどブーツが裂けるのって致命的やん(泣)
やべぇ〜すぐに修理なんかできやしないだろうし、第一
部品が無〜い!

「今日の4時までなら再度受けれますよ」
検査官のねぎらいの言葉も耳に入るはずもなく、ボーと放心状態。
今日は無理ということで引き上げようかなぁ。。。

 

ちょっと待てよ!確かこの近くにネッツがあったはず。少しの期待を胸に車を走らせた。
愛想のいい店員が対応してくれた。

「今、部品頼めば今日の4時頃には入りますよ」
はぁ、それじゃ間に合わん!

「共販どこにあります?」
地図を書いてもらい40分ぐらいで到着。
運良く部品があったので購入し、再度ネッツ方面へ。

とりあえず自分で交換できるかどうか確かめよう。
ダメだったらネッツに持って行けばいいし。
工具一式持ってきて良かった♪(実は工賃がもったいないから)

近くのホームセンターの駐車場で作業開始!(笑)

 

 やっちゃてます(オイオイ!)
 気分は自宅のガレージ

 

 

 

 

 

 

 これが即調達のブーツ
 こんなん交換したことないよ〜(泣)

 

 

 

 

 

 

 ここが問題のブーツがあったところ
 案外簡単に外れました

 

 

 

 

 

 

 摘出したブーツ
 ジャバラ部分と端っこのところが破れてます

 

 

 

 

 

 

作業を終えた時には既に2時を過ぎていました。
急いで工具を片付け、再度検査に向かいます。
再検査は問題があった工程のみ受け直しになるので直接下回り検査場所へ。

ブレーキホース止め方法もやり直していたのですぐに合格となりました。
継続検査だけならここで検査は終了なのですが構造変更があるので
測定ラインへ車を移動させます。

 

 測定ラインの「naberaEP82号」
 前軸の重量を測定中!

 苦労の甲斐あってここまで辿りつけました

 

 

 

 

 

全長、全幅は変更無かったものの車高と車重が変更になります。
車高は138cm⇒132cm(−6cm!)
車量は860kg⇒810kg(−50kg!)

すげぇ〜、結構ダイエットしてるやん♪
助手席外したら700kg台やな、ほっほっ。

ライン検査は終わり、後は書類のみ。
申請手順がわからないので一つ一つ聞きながら書きこんでいきます。
重量税の印紙を貼ったり、申請書を買いに行ったり・・・面倒です。

閉局時間ギリギリで新しい自動車検査証を受け取ることができました。
めでたし、めでたし。

 

 読めねぇ〜よ〜


 構造変更でも乗車定員変更だけでは
 「改」の文字はつきません

 

 

 

 

 

ちなみにかかった費用は??

・自賠責保険           27,630円
・重量税              25,200円
・検査費用             1,400円
・光軸調整             3,150円
・申請用紙代              42円
・ステアリングブーツ(左右)  2,247円
・タイラップ&金具           520円
  合計             60,189円也

 

 

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