浅口 アドラー心理学研究会 あるふぁの会 本文へジャンプ
あるふぁの会 活動の風景

毎回の活動内容やメンバーの感想などをまとめたページです。


第104回  2017年6月18日  


6月のあるふぁの会は、10人で活動しました。

今日は、途中で帰られる方がおられたので、いつもとは少し違う「導入」で、前半にひとまとまりのワークになるよう進めて行きました。

まず、時候のご挨拶で「梅雨」という言葉があって、皆さん「梅雨」にどんなイメージを持っているかを伺いました。そのイメージに、出して下さった方がどんな感情を持っているかまずお聞きしました。それから、他のメンバーさんに、同じものに対してどんな感情を持つか聞いてみました。すると、全員が(+)か(-)に偏るものもいくつかありましたが、ほとんどのものに対して、抱く感情が一人ひとり様々であることが分かりました。これが、アドラー心理学で言う「仮想論」です。ある事柄について、(+)で見るか、(-)で見るか、個人が選ぶことができて、つまりそれは今(-)で見ているものも、見方を変えることによって(+)と見ることもできるということです。この一連の流れの中に、(+)を見て暮らすことと、パセージの関連を意識できるようにテキストを使って、「勇気づけとは?」「お願い口調」「やさしくきっぱり」「正の注目」「負の注目」などの復習を入れて行きました。
次に、この「(+)を見て暮らす」ためには、具体的にどうするかの練習も兼ねて、ペアになっていただき、相手役を決めてその人の「適切」なところを5カ所あげ、さらにその「適切」なところに具体的にどう「正の注目」をするか考えるというワークをしました。メンバーさんからヒントとして、すでに実践しておられる言葉、「ありがとう」「良かったね」が出され、それも参考にしながら考えて行きました。ワークのまとめとして、それぞれ気がついたことなどをみんなにシェアして、前半を終わりました。

後半は、連絡事項として「地方会からいただいた研究費で、心理学会から出版された書籍を購入します。」という件があり、その後講座参加の方から、4月末の「かささぎ座」(「かささぎ座」は心理劇の合宿ですが、事例提供者さんのエピソードを元に、その解決を目指して劇を構成して行く中で、実に様々な手法があることに驚かれたことを中心にシェアして下さいました。)、6月の中国地方会のシェアがありました。

今日の活動全体を振り返ってみると、前半からの流れもあり、
キーワードは「仲間」ということだったように思います。

最後に、今日学んだことから、次回までにやってみようと思うことを一人ずつ発表していただき、
会を終わりとしました。





第103回  2017年5月21日  


5月のあるふぁの会は、8人で活動しました。

最初の連絡事項で、8月に福山で開かれる野田先生のケースセミナー「~教師のためのアドラー心理学~『クラスはよみがえる』」のご案内、12月のあるふぁの会へ北風さんに来ていただく企画の日程の件、9/22~24の練成講座のご案内がありました。

次に初めて参加される方がおられたので、あるふぁの会のルールを説明し、自己紹介をしました。

最近気になっていることを上げていただき、いつものようにみんなで考えて行きました。
出されたお話は、お子さんから相談があった時にどのように対応するか、ということでしたが、お子さんの年齢がパセージの対象より少し高めだったので、内容が全部は使えないこと、時間もかかるだろうと思われることなどを確認してから、エピソードを伺いました。次に、お子さんの適切なところ、事例提供者さんの適切なところを挙げて、パセージの1Lを読み方向性を確認してから代替案を考えました。

最後に、今日学んだことを一人ずつ発表していただき、会を終わりとしました。



第102回  2017年4月16日  


4月のあるふぁの会は、9人で活動しました。

 

まず、次回の中島学習会について(日程9/9・会場など)、12月に北風洋子さんをお迎えして
「桃太郎ワーク心理劇版」を企画したこと、さらに1~3月のパセージ終了のお礼など連絡がありました。

 

次に、3月の中島学習会に来られなかった方のために、内容についてざっと振り返りをしました。配られた資料の中に、相手への「伝え方の技術」というページがあり、その中に「仕事交友のタスクを理解する」と書かれていました。このことについて質問が出たので、実際のエピソードで考えてみました。これは、私自身のエピソードなので具体的に書きますが…ガス器具を点検に来たガス会社の人とのやり取りです。我が家のビルトインコンロが古すぎることから、彼は職務に忠実なあまり、私と目標の一致をしないまま、ガス器具の点火や立ち消えなど安全装置の仕組みについて延々と語り、古くなっていることで考えられる危険性について滔々と語り、消防署のポスターについて得々と語り、コンロに対する私の愛情を一顧だにすることなく、「このまま使い続けるなんてあり得ない」と断じた、というものです。(ついでに言うと、「3万ほどで交換できる。簡単なことだ。」とまで言った!)

 

製造会社がコンロ事業から撤退したため、故障した部分の交換部品もなく、それが危険なことであることは理解していますが、人間、正しすぎることを言われると、素直に「はい」とは言えないものだと思います。(教員時代に生徒から「先生は、いつも正しいことを言うから腹が立つ!」と言われたことがありますが、まさにこれですね~ 笑)

 

私は丁寧に大切使ってきたコンロをぼろくそに言われて、非常に悔しく腹立たしい思いをしましたが、
ふと「あ、これ仕事のタスクだ。別に、このおっさんとずっとお付き合いしなきゃいけないわけじゃないよね、私。」と気がついて、割とあっさり感情が±0近くに落ち着き、以後コンロの交換などについての渉外担当は夫にお願いできた、ということをお話しました。全ての課題を「愛のタスク」と思う人もいないでしょうが、意外と「仕事のタスク」と「交友のタスク」については意識が薄く、それでトラブルになっていることもあるかと思います。

 

後半は、気になっていることの事例をいただき、みんなで考えて行きました。
エピソードをホワイトボードに書き出し、相手役の適切な所、事例提供者さんの適切な所を見て行く、という流れでした。同じ事実に接しても人はそれぞれ違うことを感じ考えていることに気づくと、意見と事実を意識することが容易になるな、と思いました。最後は、せっかく3月の学習会で学んだので、「相手には必ず良い意図がある」と考えて見てみるのも一つの案です、というまとめになりました。

 

最後に、今日学んだことを一人ずつ発表していただき、会を終わりとしました。





第101回  2017年3月26日  


3月26日、 暮らしに活かすアドラー心理学 学習会第3弾「勇気づけとアドラー心理学」を開催しました。
中島先生にお越しいただく連続企画として、昨年の3月からスタートしたこの学習会も、今回で3回目となりました。参加者25名をお迎えし、運営側も少し慣れて来て、準備もスムースに出来たように思います。

今回は、「前回に引き続き勇気づけについて更に学びます。今回は、”相手には必ずよい意図がある??”のワークを通じて、勇気づけとアドラー心理学について、一緒に学びませんか!」というキャッチフレーズでスタートしました。中島先生のユーモア溢れる喩えを交えた分かりやすい説明のあと、グループに別れてエピソードを出していただき、相手の動きでこちらが感情的になった場合と、こちらは通常の関わりなのに相手が感情的になった場合を考えて行きました。相手の目標(意図)を推量し、さらにこちらの意図を推量して目標の一致を考えるワークでは、グループで話し合う中から、普段の暮らしの中にすぐに活かせる視点を沢山見付けることができて、実り多い時間になったようでした。
また、今回は、これまで以上に子育て中の親御さんの参加が多く、お子さんの年齢が近いなど互いに理解を深めていくのによい環境もあったと思いました。

今回も、会場の後ろに、たくさんのおもちゃ(Nさん有り難うございます♪)を備えた託児のコーナーを設けました。シルバーさんを3人お願いして対応しましたが、お子さんの年齢のこともあり、同じ会場内に託児コーナーを設けるのは、そろそろ限界かなと感じる状況でした。次回への課題としたいと思っています。

     大爆笑の昼食会♪



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*以下は、参加者の皆さんからお寄せいただいた感想の一部です。

☆産後、子どもと初めて2人キリでのお出かけで少し不安もありましたが、学習会の途中は中島先生のお話が面白くて、子どもの存在をしばし忘れて聞き入る瞬間もありました(^o^;)
正に「暮らしに直ぐに活かせる」内容だったので、帰宅後から子供達や主人の行動により私の感情が動いた時に、相手の良い意図を考えることを心がけられるようになり、少し落ちつきました!
ただ、今回は子ども達が多く、冒頭、先生の声が聞こえにくかった点が残念でした。
それから、同じテーブルだった方と、子ども達も同じ位の年齢だったこともあり、またどこかで一緒に学べたら良いなぁと思いました(≧▽≦)  また次回を、楽しみにしています!

☆参加させて頂きありがとうございました!子どもと一緒の席で助かりました。ありがとうございましたm(__)m
グループワークでは、パセージと違って子育て以外のエピソードも出てきて新鮮でした!私のエピソードでは、自分のことだからかなかなかよい意図が見つからなかったのですが、他の方のお話を伺って納得!幼い子どもの行動の根底には、親の注目を集めたいという想いがある…本当ですね。
子どもに付き合っていて、講師の先生のお話を半分くらいしか聴けなかったのが少し残念でしたが、グループワークの方でよい学びができました! 話し合いの時間もゆったりととってあってよかったです。
託児がついて学べる場というのは、本当に貴重でありがたいです。
ぜひぜひこれからも続けて頂けると嬉しいです♪

☆ グループのメンバーに恵まれて、もっと話したり学びを深めたかったです。お昼、弁当でも食べ、午後からもシナリオを考えるか(親と子になってシナリオを体験してみる)もうひとつ事例を検討したりしたら深まったかもと思いますが、子どもさんが小さい方は、時間が取りにくいでしょうか。
子どもたちも多く、始め少し賑やかだったけど、しだいに玩具や遊びに慣れ、協力してくれてよかったですね。

☆ まだアドラー心理学はかじった程度なので、何気ないエピソードの中に、目標があってその感情を用いていたことなど、聞けばわかるけど自分の中で言葉にして整頓することは難しく、周りのベテランさんたちの話を聞きながらなるほどと1つ1つ頭を働かせていきました。みなさんからの良い意図を聞いて自分では気づいてなかったことがあり感動しました。講師の先生も気さくな方で質問しやすかったです。
(中略)
仕事が子育て支援関連で、日々悩みを抱えた親子の話を聞いています。
自分が勉強して体感したことを少しでも伝えていければと思います。

☆今日の課題の分離は、私にとっても身に付けたい事なので良かったです。
実践するのも振り返るのも難しく、このような学習会で気づきの体験と練習は良いと感じました。
今までの先生の講演の内容を知らないので、資料など見たいと思いました。


☆グループワークをする時に最初からリーダーがいるのはいいと思いました。理解度も異なる初対面同士だと話す方が偏りがちですが、そこはリーダーがきっちり仕切って下さり、流石だなぁと。時間配分もちょうど良かったです。1回小休憩があると、更に良かったと思いました。
中島先生が気さくな方で、想像といい意味で違い、驚きました。9月も是非参加させて下さい!

☆本日はお世話になりました。とても気持ちよく学習する事ができ、感謝しております。
グループ分け、名札などのおかげで他の方ともスムーズに交流できました。また、子供の声が聞こえてくるのも微笑ましくて良かったです。
中島先生の講座は初めてでしたが、 笑いもありとてもわかりやすかったです。今回のワークでは、日頃自分の思考中心に見ていることに気付かされ、相手の意図を理解しようとするだけで視野も広がり 陰性感情がなくなったのは発見でした。それから相手のいい意図が推測できると、 協力的な行動がイメージしやすく、代替案が出しやすかったです。
とてもいいヒントを頂いたように思います。今後はまた自助グループでシェアしながら深めていきたいと思います。
本日はありがとうございました。

☆ 中島先生の学習会はクスッと笑いが自然に出ます。笑いの奥にあるサラリと言われるアドラー心理学は楽しさも難しさもあってのこと、今日のワークもメンバーさんとあれこれ話をすることで学んでいくことが出来ました。
アドラー心理学を学ぶたびに新鮮な気持ちになることが出来ています。その時々の自分の課題も変わってきて、メンバーさんのエピソードからヒントをいただけたりもします。こちらが感情を使うことも相手の感情的な言動も、どちらも良い意図があってのこと!と考えてみることは大事ですね。とはいえ、中々見つけづらいのも現実~
そんな時にはメンバーさんに手助けしていただけるのはありがたいです。
次回の学習会も楽しみにしています。

☆ 『今回は、「勇気づけ」を、相手にはよい意図があるという視点で行ってみたいと思います。』と指示がありましたので、分かりやすく作業がしやすかったです。 視点を意識して相手の目標とよい意図を考える時間をたっぷりとれて良かったと思います。普段の生活に生かしていけそうに思います。
中島先生、あるふぁの会のみなさん、このような学びの機会を浅口市で提供して下さり、ありがとうございました。

☆今日は、ありがとうございました。
中島先生は初めてでしたが、おもしろかったです。さらにアドラー心理学の理解が深まりました。
私自身のことですが、お子さんの声がして中島先生の声に集中できていない時もありました。少し聞き逃したなーと思ったところがあります。でも残念だったとかマイナス感情はありません。託児があるのはとてもいいことだと思います。 子育て真っ最中の方達とのグループでしたが楽しかったです。行ったり来たりしながらお父さんやお母さんの勉強に協力してくれている姿も可愛かったです。また次回も参加したいと思いますのでよろしくお願いします。


☆学習会、中島先生が気さくで楽しい方だったので初めてでもすんなり入れました。
勇気づけやアドラー心理学は4年位前からお友達を通じて知りました。母との関係性を改善したくて、コースにも参加したのですが、定期的に学ぶことをしなかったので久しぶりに学習会に参加して、エピソードを出してグループで解決法を考えていく作業をして、思い出したこともあり、また新鮮でした。
皆さんそれぞれ悩み?や感情的になることがあって、それを話してみんなで解決法を出し合い、すっきりできる方法が出てくることは、やはり、グループで話し合うからなのだなと感じました。今回はエピソードが思いつかなかったというか、整理できてなくてとりとめのない話になったらいけないと思って出せなかったのですが、この学習会が 「暮らしに活かすアドラー心理学」というテーマで、また参加したいと思いますので、今度はエピソードを出して皆さんで話をしてもらいたいなと思いました。

☆ 中島先生のお話はとても楽しくわかりやすく、あっという間に過ぎてしまいました。
「相手の良い意図を考えてみる」は、帰ってから私達夫婦の話題として盛り上がりました。主人の考えていることもわかり面白かったです。今回夫婦で参加させていただいて、夫婦で同じチームでしたので少しやり辛かった気がします。別々のほうが、色々話せたんではないかなぁと思います。託児の配慮もしていただいたので大変助かりました。ありがとうございました。

☆グループにベテランのリーダーがいてくださって、落ち着いた雰囲気で流れにそってワークが進みました。
中島先生の説明はたいへんわかりやすかったです。 いちばんよかったのは、自分も相手も目標(自分は‥人々は‥といった)があって行動があること、それがかみ合っていなくてうまくいかないという話です。例え話がたいへんわかりやすくて(しかも面白い)よくわかりました!相手が感情的であり続けるのは、目標が達成されないからだと。(自分の場合も同じ。)こちらが相手の目標をわかっていない、自分のライフスタイルで考えてしまう。
そういった説明の後で、事例について、自分の目標、相手の目標と考えて、(その時に、相手は健康で、とかいろいろありましたね!メモっておけばよかった)、目標の一致と代替案を考えました。相手がいないので、「目標の一致」ができたかどうかはわからないですが、相手の善意の目標を考えて一致させようと考えて、代替案が出ました。このやり方は日常生活に帰って使えるな~と思いました。実際うちに帰って、今までネガティブに見ていた家族の行動について、よい意図が見えたりそこまでわからないけどとにかく善意の意図があるに違いないと思って考えています。自分ではよくわからなかったりします。こういうワークまたしたいです。今度は「どのように伝えるか、理解される言葉・関係・タイミング」を事例について考える、というところをぜひやってみたいです。

☆中島先生のワーク、楽しませていただきました。グループのメンバーも親しい人ばかりで、進行をサポートして頂き、とても助かりました^_^
学び始めて間もない方や、初めての方にも受け入れやすい表現や説明で、理解しやすかったのではないかと思いました。野田先生の補正項の”言語”と”メタ言語”を思い出しました。
出して下さった事例も、日常のちょっとした出来事だったので、メンバーさんも状況が把握しやすくかったと思います。事例提供者さんにも代替案を試して頂けそうで、とても滑らかに進んでいきました。
もう少し要領良く出来てたら、もう一つ取り上げたい事例があったのですが、手を広げなくてよかったようにも思います。
ランチタイムでは、中島先生の切れ味抜群の突っ込みに、”相手にこちらの意図が伝わるには?”の午前のワークのスライドを思い浮かべて、この日一番の大盛り上がりを楽しませていただきました。





第100回  2017年2月19日  


2月19日、あるふぁの会100回記念の会を……普通に開きました!(笑)
新しい方お一人を迎えて、11人で「通常営業」です♪

自己紹介から入るはずでしたが、新しい方の到着が遅れたので、
待っている間に3月の学習会の申し込み状況やお手伝いのお願いをして、100回記念品をお渡ししました。
学習色の強いあるふぁらしいものをと考えて、「クリアブックファイル」に、テプラで100回記念の文字とにわとりさんのマークを印字したテープを貼ったものを用意しました。
お好きな色を選んでいただけたのも、良かったのではないかなと自己満足しております♪

次に自己紹介をして、いよいよ通常営業の「メンバーさんから、気になっているエピソードを聞いて、
みんなでアドラー心理学で考えていく」です。
新しく参加して下さった方が、お子さんとの事例を出して下さったので、エピソードを聞き取り、
事例提供者さんのパーソナルストレンクス(以下PS)を探し、相手役のお子さんのPSも探し、
事例提供者さんがお子さんに学んでほしいと思っていたことを確認し、という流れで進めて行きました。
他のメンバーさんの方には、質問をしたり、代替案を考えたりする時に、パセージのテキストのどこを使うのか、
ということを意識していただき、みんなでそのページを読み合わせながら考えて行きました。

最終的に出された代替案の中から、事例提供者さんが試してみたいと思われるものを、
ロールプレイで味わっていただき、練習することが出来ました。
ロールプレイをされたお二人が初めての体験だったので、少し手間取った部分もありましたが、
事例提供者さんがお子さんの側で体験された時に、「(実際の場面とは)全然違います。」と、
代替案の力にはっとされた表情だったのが、印象的でした。

最後に、各自どんなことを学んだか、やってみようと思うことなどの発表していただき、
あるふぁの会100回記念を、夫と私をアドラー心理学に結びつけてくれた長男の誕生日に開くことができた、
という偶然的必然に感謝しつつ、会を終わりとしました。






第99回  2017年1月22日  


2017年最初のあるふぁの会は、新しく来て下さった方お二人を含め10人で行いました。
自己紹介の時に、年頭でもありますので、あるふぁの会に来られた目的に
今年の目標を加えて、お話いただきました。
家族のこと、社会への働きかけ、それぞれに「今年」を思い描かれていて素敵な内容だったと思います。

次に、いつものように連絡(あるふぁの会の今年の予定、中島先生の学習会について、等)があり、
その後は先月に続き、中国地方会のワーク試案を体験することになりました。

新しく参加された方がエピソードを出して下さり、試案担当の方がファシリテーターで進めて行きました。
地方会が開かれる山口では、パセージを終了された方を対象にするイメージなので、
今回の全くアドラー心理学に触れたことのない方からエピソードをいただくパターンに
かなり近いことが想定されました。ワークの目的、使われる用語や、基本前提そのものの説明などは、
確認以上の丁寧さが求められると思いますし、時間配分をかなり慎重に考えていかなくては、
最終段階まで進めるのは困難な状況になると思われる展開になりました。

エピソードを提供していただく中で、無意識的に提供者も他のメンバーも、
その内容についての「解決」を目指してしまう部分があると感じましたが、
ワークの目的が「問題の解決」ではなく、アドラー心理学の基本前提を「学ぶ」
あるいは「意識する」というところにあるとすれば、
それを時々思い出す工夫もあっていいかもしれないし、
何より事例提供者を協力的な雰囲気の中で勇気づけるという意識と体験が、
メンバー全員に必要ではないか、と思いました。

最後に、各自どんなことを学んだか発表していただき、会を終わりとしました。

次回のあるふぁの会、何と100回記念となります。
夫と「二人いればグループだよね。」と言いながらあるふぁの会を始める決心をし、
参加して下さるメンバーさんに支えられて、
遂に100回を迎えることができると思うと感慨深いものがあります。




第98回  16年12月25日  


今年最後のあるふぁの会は、クリスマス+忘年会企画で11名のご参加をいただきました。

最初にここ1ヶ月ほどのうちに参加された講座などのシェアをしていただきました。
会でシェアしていただくのは、アドラー心理学の講座がメインですが、
今回はコミュニケーション関連の講座に参加された方がおられたので、そのお話を伺いました。
非常に興味深い内容でした!
アドラー心理学との考え方の違いというか、向かおうとしているところの違いというか、
参加された方がしみじみ「やり方よりあり方(適切な信念)です…」と言われていたのが印象的でした。

その後で、野田先生の「勇気づけ特講」のシェアがありました。
「自分は基本的に競合的だ、と意識して生活する方が安全だ。」というお話が印象に残ったということでした。

それから、みんなで「勇気づけの歌」を1節ずつ順に読み、10節までをカードにして、番号のくじ引きでカードとクリスマスプレゼントを贈りました。毎年この手作りプレゼントでは何かしらの「びっくり」があるのですが、私がその方をイメージして作ったブローチをご本人が引き当てて下さったこと、お気に入りのボールペンとお揃いの色のしおりが当たった方、ブログにアップした制作物で「これが欲しいな」と思っていたネックレスを引いた方、
今年は3つの「びっくり」がありました。不思議なことがあるものですね♪

後半は、来年の地方会に向けてのワークを、メンバーさんにご協力いただき、試行してみました。
これは、パセージが終わったぐらいのメンバーさんが主の自助グループで使えること、事例を扱い、
基本前提を学ぶことができる、というあたりを目標にしたものです。
今回参加のメンバーさんは、パセージ・プラスまで受講されている方が多かったのですが、
丁寧に進めて行ったので、設定していた時間では足りなくなって、
代替案に基本前提がどんな風に使われているか見た後に、「さらに工夫できること」までは行けませんでした。
メンバーさんからお寄せいただいた感想は、今後の改善案の参考にさせていただこうと思っています。




最後に、各自どんなことを学んだか発表していただき、メンバーさんみんなの笑顔で会を終わりとしました。

今年も多くの方があるふぁの会にお越し下さり、充実したアドラー年になりました。

また、来年もどうぞ宜しくお願いいたします。








第97回  16年11月20日  


11月のあるふぁの会は、6名で行いました。

今回は、新しい方がおられたので最初に自己紹介をしました。
すると、何と今回参加の方は皆さん、あるふぁの会のHPから情報を得て来て下さった方ばかり
ということが分かり、HP担当としては、大いに勇気づけられました。
(HPの更新、これからも頑張るぞ~~♪)

次に、ご相談と連絡などがありました。
まず、来年3月の中島先生の学習会(内容と運営)について。
具体的には、来年のテーマとして「ライフスタイル」に関する内容を軸に、
関係者と調整して考えていきたいとの説明と、参加費の割引(学会員、学生など)について
ご意見をいただきました。その後、来年のパセージの運営についてのお願い、
12月の倉敷の特殊講義のお知らせをしました。

内容に入って、「勇気の日めくりアドラーカレンダー」は、
20日「理想を目指す限り、人生のチャレンジは続く」(『人生の意味の心理学』)です。
メンバーさんからは、「次々に悩みは尽きないものだと思っていたが、『理想を持っている』と考えることで楽になった。」、「理想を目指す人もいれば、理想を手放す人もいる。それをどちらが優れているとかではなく、それもいいですね、と考えて行きたい。」と言ったお話があり、それぞれに気づきをいただく時間となりました。

休憩を挟んで、後半は何か具体的なお話があれば、ということでお尋ねしましたが、
特に出なかったので、数ヶ月前から準備していた野田先生の『基本前提の歌』に入ることになりました。
全体を5つに分けて朗読した後、最初から1節ずつ読み、みんなで話し合うという形を取りました。
初めての方には、用語も慣れないものばかりと推察されたので、まず感想を伺い、そこからパセージ・プラスのテキストを使って、「仮想的目標」とか「協力的」「競合的」…などなど、最近気になっていることのお話も出して下さったので、それを使ってエピソード分析の形を取りながら、言葉の意味や使い方の確認をして行きました。

その方にとっては、この話題の中で、「これまで自分が考えたこともなかったような行動パターンを取る人が、世の中にはいるんだ!」という驚きが一番印象に残ったかもしれません。←具体的には、私の「独り言を言っていると気づかずに言っている独り言」というパターンです!(笑) 
違いがあるって、ホント面白いですね、と思った私でした♪

最後に、各自どんなことを学んだか発表していただき、会を終わりとしました。
来月は、定例会の後に場所を移動して、クリスマスの会食を予定しています。お楽しみに!



第96回  暮らしに活かすアドラー心理学 学習会第2回
            「勇気づけとアドラー心理学の理論」 16年10月9日  


10月9日、 暮らしに活かすアドラー心理学 学習会第2回「勇気づけとアドラー心理学の理論」を開催しました。

中島先生にお越しいただく連続企画として、今年の3月からスタートしたこの学習会ですが、今回は前半に「勇気」について学ぶと共に、どのような場合に「勇気づけ」がいるかの理解を深めました。後半ではアドラー心理学の基本前提と呼ばれる理論5つを説明していただき、幼稚園の子どもとお母さんの事例(創作)を使ってワークを行い、アドラー心理学の理論を日頃の暮らしの中に意識することで勇気づけに繋げていくことを学びました。

要所要所で質問の機会を作って下さったので、参加者は気がついたことをタイミングよく尋ねることが出来て、理解が深まりやすかったと思います。また、ワークでは前後に座っていた3~4人の小さなグループで、それぞれの考えや気づきを気軽に出し合える形を取り、途中で中島先生が助言をして下さったことも相まって、実際の暮らしの中でアドラーをどう使うかということをじっくり考えることが出来たと思います。

参加者が、大学院生から孫のいる人まで、幅広い世代に渡っていたことも、様々な視点で学ぶことに繋がり、有り難かったなと思いました。

今回も、会場の後ろに、たくさんのおもちゃ(Nさん有り難うございます♪)を備えた託児のコーナーを設けました。お子さん連れで参加された方には好評で、可愛いお子さんを前に、沢山のばぁばが出現していました!(私も勿論その一人です~♪)

  


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*以下は、参加者の皆さんからお寄せいただいた感想の一部です。

☆僕は、現在4歳と2歳の子どもたちの子育て中です。
僕がアドラー心理学と出会ったのは、2年前に『嫌われる勇気』という本に出会ってからです。
その後、アドラーの考え方に感銘を受け、岡山の自助グループに参加させて頂きました。
そして、ご縁があって、今年の7月~8月にかけて香川県高松市で開催されたパセージ(アドラー心理学のグループ体験に基づく育児学習コース)に参加し、無事卒業することができました。

パセージの中では、『勇気づけ』が、子育てにとって大切であり、子育てに『勇気づけ』を取り入れるための様々な工夫や提案がされています。このような経緯で、現在、僕の生活の中で『勇気づけ』が大きなテーマになっています。そんな中、中島先生の『勇気づけとアドラー心理学の理論』という講演があるという情報を知って、『まさにこれはタイムリーな講演だ!』と感じ、すぐに参加を決めました。

僕は、子どもたちと3人で参加しました。
今回は、講演中に子どもたちを預かって頂けるという子育て中の僕にとってはとても嬉しい講演でもありました!
通常、他の講演なら託児がないので、子どもを妻に任せて、冷たい視線を背中に感じながら心苦しく家を出るのですが、今回は堂々と『アドラー心理学の勉強に行ってくる!』と出発することができました。
おかげで、妻に一人の時間をプレゼントすることができ、家族へ貢献にもつながったと思っています。

僕は今回、中島先生の講演は初めて拝聴させて頂いたのですが、まず、率直な感想は『話が面白い!』ということでした。”アドラー心理学”というと、小難しい感じがすると思います。ですが、中島先生はアドラーの理論をユーモアたっぷりに話されていて、本当に最後まで面白く聞くことができました!なので、アドラー心理学に興味を持ち、初めて講演を聴く方でも、分かりやすく最後まで聞くことができると思います。
しかし、それでいて、講演の内容が薄いかというと、まったくそんなことはありません!
普段は、なかなか知ることができない『アドラー心理学の基本前提』のお話を資料をもとに、非常に分かりやすく話して頂きました。そして、それをもとに、普段の生活にどのように生かすべきなのか?ということを考える
とても良い機会となりました!講演中、中島先生が『アドラー心理学は理論と実践が一致していなければいけない』という内容のことをおっしゃっていましたが、まさにアドラー心理学をある程度勉強している方にとっても、より理解が深まり、実践の部分に役立つ講演だったと感じています。
講演のタイトルに『暮らしに活かすアドラー心理学 学習会』とあります。
アドラー心理学は理論と実践が一つとなることで、初めて暮らしに生きると思うのですが、今回の講演はまさに、理論と実践を両方学べるとても素晴らしい講演だったと感じています!
今後も、第3回、4回と続いていくということなので、まだ、参加したことがない方は、ぜひ、参加されてみてはいかがでしょうか?講演を聞いた後に『アドラー心理学っておもしろい!』と思えると思いますよ~!
少なくとも、僕はそんな風に思いました!
この場をお借りして、中島先生、うちの子どもが騒がしくしてしまったにもかかわらず温かい言葉をかけてくださった皆様、本当にありがとうございました。

☆今日はありがとうございました。
なかなかアドラーに関して学ぶ機会がなかったので、今日はとてもいい経験になりました。
先生とそして、皆さんとお会いできてとても嬉しかったです。そして、アドラーを学んでいる方々がたくさんいるということが僕にとって勇気になりました。また機会があれば参加したいです。楽しい時間をありがとうございました。

☆今日の、感想は、男性が増え、心強く思いました。
男女とも、そして、子どもやじじばば世代とも、意見交換でき、お互いの立場や思いが、理解し合えるといいですよね。基本前提が、わかりやすく、理解が進んだ気がします。「関係性」というキーワードが、一番、残りました。相手との関係性によって、行動が決まるということだったでしょうか。そのため、関係性がよくならないと、気になる行動は、変わらないでしょうか。日常の生活の中で、感覚的には、基本前提に基づいた行動をとっていると、確信できますが、ことばで、説明しようとすると、どれかに当てはめようとこじつけになったり、屁理屈になりそうな気がします。

☆ 印象に残ったことは、
・思想が伴った科学や理論体系があってもいいのではないかということ
・参加者がこれまで行ってきた子どもたちへの言葉かけは、実はアドラー理論で説明できる部分もたくさんあったのではないかという気づき。
・理論の中でも認知論(仮想論)はアドラー理論で説明する切り口として、最初は理解に落とし込みやすいのではないかと感じた

☆ 本日の講義は、全くアドラーの基礎を学習していない私にも、アドラーを知り実践するとどういう効果があるのかと言うことを人に話せるような知識を与えてくれる内容でした。その点はとても納得できて実りがありました。しかし、後半の討議は私にはハイレベルで、アドラー的な解釈はまだできませんでした。皆さんや先生が話される説明を聞けばなるほどと頷ける感じではありました。つまり、基本前提を用いた分析はまだ今はできないけれど、そこに近づきたい思いは挫かれないで今日の講義が終わったと感じた・・です。また、この続きを学ぶのが楽しみな現在です。

☆第2弾の中島先生の学習会も事例で笑いあり、むむむ…??ありの充実した学びの時間でした。
素敵な生き方として、言っていることとやっていることが一致している…これは自分に置き換えてみて、違うことも多いぞ~と苦笑ものでした。アドラー心理学が日常にさりげなく取り入れられている時にも、5つの基本前提を意識してみることも楽しいかも、と思いました。勇気と勇気づけ、自分と相手、人間関係なくしては共同体感覚もあり得ないのですね。
自分自身の価値観を違う角度からみることは中々難しいです。相手の行動や考え方を分かろうとすることが気づきやもしかしたら?になって、自分自身の思い込みをゆるめることが出来るように日々努力実践!がアドラー心理学を学ぶ楽しみになればいいな。
アドラー心理学でアドバイスや関わりが出来るようになるにはまだまだ学びが足りないですが、これからも小さな積み重ねを続けていきます。ありがとうございました。第3弾の学習会も楽しみです

☆基本前提でお話しできると、勇気づけできるという話は、初めてで衝撃的でした。
私の中では何か相手に対する「言葉がけ」が勇気づけと言う思い込みがあり、上手な言葉がけが出来なかったら「上手に勇気づけできなかった」と思い込んでいましたが、相手の世界に関心を寄せながら話を聴く(仮想論)事も立派な「勇気づけ」という基本にもう一度立ち返る事ができ、自分の出来てる部分に注目することができました。
自分を勇気づけることができました。ありがとうございます。

☆ 中島先生をお迎えしての学習会、お世話になりました。楽しかったです!
”自然科学に思想を取り入れた” という話で、映画ジュラシックパークの中で、”出来るかどうかに気を取られて、すべきかどうかを考えなかった!” というようなセリフがあり、それを思い出しました。
近頃、ネットが発達したせいなのか、したいことを優先して、共同体にとって破壊的だったり、”みんなにとってどういうことだろう”なんて視点が抜け落ちてるようなことが、増えていると感じます。勇気くじかれているのでしょうか?”どのような場合に勇気づけがいるか”というお話を聞いて、身近なところからでも、勇気づけをどんどんしていかなくては…という気持ちになりました。(出来るかどうかは、棚に上げていますが…)
ワークでは、”だから、アドラー心理学で言うとね…などと、裁いてしまいがちなところを、こちらから歩み寄って、世間一般的な対応に、基本前提の意味づけをする、という視点が、とても温かく、”人々は仲間だ” に向かっているんだなと感じられて、素敵な時間を過ごせました^_^
アドラー心理学を学んでいる人達が、尊敬信頼しながら、人々を温かく勇気づけできたらいいなと思った、1日でした。ありがとうございました!

☆アドラー心理学のユニークさ:自然科学では理論が正しく優れていれば、言動と行為に矛盾があっても容認されていた。アドラーは、科学の中に思想を入れて、自然科学の行き過ぎにブレーキをかけることで、健全であろうとした点がユニークであった。というところが私にとって印象深かったです。
ワークは、考え方が面白かったので、もう少しゆっくりと理解したいと思いました。引き続き、学んでいけるとうれしいです。

☆アドラーを学ぶ前、人間関係で私が沢山失敗した中に、「自分は正しい、相手は間違っている」という考えで、相手を裁くというスタイルがありました。そして、アドラーを学んでなお、同じことをしている自分がありました。アドラーから一番遠いところに立っている自分を理解しないまま、それまでは「自分の価値観」だった部分を「アドラー心理学の考え」に勝手に置き換えて、「アドラーではそうは考えない」と相手を裁いていたのです。それでまた、沢山失敗しました。今日学んだことは、正しく私の失敗の仕組みであり、これからへの戒めであり、自分のすべきことは何なのかということであり、それを意識できて勇気づけられた、ということです。改めて、勇気づけの深淵さと、教えて下さる先生・仲間の存在の有り難さを思った一日でした。


*******************

学習会の後は、恒例の食事会をひらき、第2部学習会?の賑やかに和やかに美味しい時間を過ごしました。
写真を撮り忘れたのが、痛恨のミスでした!

中島先生、参加して下さった皆さま、本当に素敵な一日を有り難うございました。
次回、第3回を2017年3月26日に予定しておりますので、どうぞ宜しくお願いいたします。




第95回  16年9月18日  


9月のあるふぁの会は、7名で行いました。

いつものように、最初に連絡などがありました。
まず、10月9日の中島先生の学習会について、準備の段取りなどお願いして決めて行きました。
まだ、定員に余裕があるので、広報できる方にちらしをお願いしました。
次に、出張でリーダーをさせていただいている子育ての会について、現在の状況を説明し、メンバーさんの周辺に必要のある方がおられたら、会の情報をお伝えいただけるようにお願いしました。
最後に、10月下旬から福岡で開かれる「基礎講座理論編」のちらしが届いていたので、
メンバーさんにご紹介しました。

前半の最初は、「前回はどんなことを学ばれましたか?」という質問から入りました。
「自分の思い込みからイライラしていたが、相手の思いを『聴く』ことで、協力的に物事を進めて行けるようになった。」というお話がありました。また、「自分の感情にまず『気づく』ことで、次の行動を考えることができる。」、「自分では目標の一致をしたつもりだったが、失敗した。まず自分の意識を充分観察して、本当に協力的な目標に向かっているのか確認した方が良かった。」、「人によって私的感覚が違うので、何を課題と感じるかも人によって違う。」など、メンバーさんそれぞれの「前回の学び」から、考える材料をたくさんいただきました。

次に、「勇気の日めくりアドラーカレンダー」は、18日「自分が『不完全』だと感じる-それをバネとせよ」(『個人心理学講義』)です。メンバーさんからは、自分の生き方に重ねたお話もあり、アドラー心理学で言う「劣等感」をパセージ・プラスのテキスト2Lで確認もしました。個人的には、「不完全である勇気」をいつも意識していたいものだと思ったりもしました。

休憩を挟んで、後半はエピソード分析をしました。事例提供者さんが最初に言われたのとは別のエピソードを扱うことになりました。アドラー心理学では、その人特有の価値観「私的感覚」があって、それに基づいてマイナスの極からライフタスクが決められると考えているので、分析していくことが出来たと思います。ライフタスクを感じた時に、「どんな点で具合が悪い」と考えているのか、事例提供者の考えを聴いて一番気になっていることを整理して行きますが、そこから仮想的目標を考え、再びライフタスクに戻り、私的感覚を言葉にしていく段階はなかなか難しい部分だと思います。事例提供者さんには「当たり前」のことであって、あまり意識されていないからです。この時、グループで考えて行くと、他のメンバーさんからいろいろ推察されることが出されて、意外に事例提供者さんが「あ!」と気づかれることがあるのです。今回は、認識反射が出るほどではありませんでしたが、事例提供者さんは、言葉になった「私的感覚」に、ご自分の中で思い出される他の事例も関連づけてみて、納得されたようでした。


最後に、各自どんなことを学んだか発表していただき、会を終わりとしました。
次回10月9日は、中島先生をお迎えしての学習会第2弾「勇気づけとアドラー心理学の理論」です。
まだまだ、お席に余裕がありますので、参加をご検討いただければと思います。




第94回  16年8月28日  


8月のあるふぁの会は、8名で行いました。

前半では、連絡、新企画のひめくりカレンダーの内容について考えるコーナー、
講座に参加した方からのシェアがありました。

まず、12月に倉敷で開かれる野田先生の「勇気づけ」の特講について、ちらしを元にご案内があり、
次にあるふぁの会主催10月9日の中島先生の学習会については、日本アドラー心理学会の後援をいただき、
有資格者の更新ポイントが付与されることになったという連絡がありました。

今回からの新しい試みとして、岸見先生監修の「勇気の日めくり まいにちアドラー」と
楽笑会編集の「楽笑会カレンダー」から、本日(28日)の項を読み上げ、
みんなで感じたこと、考えたことを話し合うことにしました。

「まいにちアドラー」の28日は、「失敗からこそ学べる」(勇気のもっとも優れた表現の一つは、
不完全である勇気、失敗をする勇気、誤っていることが明らかにされる勇気である。)です。
楽笑会の方は、「黙って見守る」でした。
メンバーさんそれぞれに、「失敗」の意味づけを変えようと思ったことや、
オリンピックの体操選手の記事から「失敗を恐れない勇気」を連想されたこと、
見守ることと放っておくことの違いを考えたこと、等々
いろいろな角度からの気づきを出し合うことが出来、学びが深まったと思います。

それから、8月6日、7日に岡山で開かれた野田先生の講座について、参加した方から内容のシェアをしていただきました。野田先生の補正項にも書かれていた「あばき療法」と「おおい療法」については、なかなか刺激的な表現でしたが、シェアしてもらったメンバーさんからは、ライフスタイルについての質問が出たり、「(あばき療法では)自分を知り、まわりを知ることで、(行動の)選択肢が広がるように思った。」などの意見も出され、意義深い時間になったと思います。

休憩を挟んで、後半は事例を出していただき、久々のエピソード分析をしました。
事例提供者さんが、ご家族の間でのやり取りで気になっていることをお話し下さり、
その場面での別の行動(話す内容・言い方)を考えてみたい、ということでした。
対処行動、ライフタスク、陰性感情、ライフタスクを感じた時の思考、仮想的目標を見ながら、私的感覚を言葉にしてみた段階で、事例提供者さんにも相手役さんにもOKな代替案を考えて行きました。

エピソード分析が初めての方もおられたので、言葉の説明など無理のないようにと進めた結果、
最後は少々時間切れ感もありましたが、事例提供者さんがすっきりとした表情で提案された代替案を
試してみたいと言って下さり、エピソード分析とそれをグループで進めて行くことの力を感じられる時間に
なったのではないか、と思いました。

最後に、各自どんなことを学んだか発表していただき、会を終わりとしました。

***メンバーさんからの感想***

今回もアドラー心理学を皆さんと楽しく学ぶ事が出来ました。
自分自身のライフスタイルを探して、どう使っていけばいいのかの旅は続いています。(*^_^*)
 
聴かないと分からないと合わせて、話してみないと分かってもらえないかも…
とか考えながらの前半の時間でしたが、なかなか考えがまとまらず、
これも私のライフスタイル?で、あの3つの勇気は踏み出す勇気が必要だとわやわや思っていました。
不完全で失敗もしながら勇気をもって出来ることをこれからもしていきます。



第93回  16年7月17日  


7月のあるふぁの会は8名で行いました。
 
最初に、参加報告や連絡がありました。
岸見先生の岡山での講演会に行かれた方から、感想をお聞きしました。『嫌われる勇気』で刺激的な記述をされていた「課題の分離」については、講演会では丁寧にお話されたようです。


次に、新しくあるふぁ文庫に入れた岸見先生の著書とアドラーカレンダー、地方会からいただいた研究費でパセージプラスのテキストを購入したことなどについて、私から説明をさせていただきました。

また、8月6日の野田先生の講座について、最終的なご案内がありました。
 
次に、最近の気になることについて事例を出していただき、いつものようにリーダーを中心として、メンバーみんなで考えて行きました。


メンバーさんから、共通理解のために開いた質問をしていただき、気になる場面を絞り込んで、事例提供者さんにも相手役さんにもメリットのある「これからの進め方」を考えて行きました。
エピソード分析はしませんでしたが、事例の根本には「個人がそれぞれ持っている私的感覚」が横たわっていて、例えば「静かにしている状態」と考える内容一つを取ってみても、みんな「同じ」というわけには行きません。
抽象的な内容であればあるほど、具体的な内容や目標についての丁寧な話し合いを通して、
共通理解を深めていく必要があると思います。
そういう意味で、「目標の一致」をするための話し合いの重要性を改めて感じた事例だったと思います。


最後に、各自どんなことを学んだか発表していただき、会を終わりとしました。






第92回  16年6月26日  


6月のあるふぁの会は6名で行いました。

最初に、8月6,7日に野田先生が岡山に来られること、9月6日からパセージ・プラスを倉敷で開催すること、
10月9日に中島指導者があるふぁの会に来られることなどの予定を確認しました。
そして、5月にあった中国地方会に参加した方から感想などのお話を頂きました。
シンポジストとして参加された方もおられて、中国地方会までの準備段階での学びもお話しいただいて、
伺ったメンバーもアドラー心理学の理解が深まることにつながったのではないかと思います。

次に、最近の気になることについて皆で話し合う中で、目標の一致をすることの大切さ、
こじれたコミュニケーションについての理解、そして相手を勇気づけるときに気をつけることなどを確認しました。
今回が2回目の参加者もおられたので、今まで何の気なしに使っていた言葉も改めて考えることが出来て、
それぞれの立場で学びが深まっていればと思います。

最後に、各自どんなことを学んだか発表していただき、今回はじゃがいものお土産で会を終わりとしました。

次回は7月17日(日)にお会いできるのを楽しみにしています。



    

第91回  16年5月15日  


5月のあるふぁの会は、7名の参加で行いました。
久々に、新しく参加して下さった方がおられ、主催者大喜びでございます クラッカー
(勿論、コアメンバーあってこそのあるふぁの会ですが、
参加者の平均年齢上がりっぱなしのアドラー界としても、若人の参加って嬉しいじゃないですか~♪)


最初に、自己紹介をしました。

リーダーが「この6月で、アドラーと出会って10年になります。」と言い出したので、
私の頭の中には「えぇ!それ、私が言いたかったのに!」というフレーズが浮かびましたが、
まぁ仕方ありません、先に言った者勝ちですので、10年にからめた「変化」に焦点をあてた内容に変更~
ということで、いつものように和やかなスタートとなりました。


その後、10月の講演会の日程、楽笑会の日めくりカレンダーの紹介など、連絡事項がいくつかありました。


次に、「何かお話がありますか?」ということで、
メンバーさんから事例が出されたので、みんなで考えていきました。
今回は、「不安」がメインテーマで、エピソードに至らない内容だったので、
メンバーさんから開いた質問をしてもらい、状況を共通理解しながら、
「不安」への対処法を考えていく、という流れになりました。


状況を確認して行く中で、事例提供者さんが、ご自分でいろいろ気づかれることがあり、
また、リーダーや他のメンバーさんからの質問で、はっきり見えて来たこともありました。


野田先生の「基本前提の歌」や、楽笑会の日めくりカレンダーの力も借りながら、
メンバーみんなで事例提供者さんを勇気づけることが出来たように思います。


最後に、各自どんなことを学んだか発表していただき、
いっぱいの笑顔と、先月に続きたけのこのお土産で会を終わりとしました。







第90回  16年4月17日  


4月のあるふぁの会は、9名の参加で行いました。 何と第90回です! 目指せ100回!

最初に、4月初旬に亡くなられた日本アドラー心理学会指導者岡田敬子さんと、
熊本地震で亡くなられた方のご冥福を祈って黙祷しました。

「おかけいさん」と呼ばれ、その気さくなお人柄で多くの人に親しまれた岡田さん、
おかけいさんには本当にお世話になり、会えばいつもいつも勇気づけをしていただきました。
おかけいさん!あちらへ旅立つの、早すぎますよ!!
まだまだ教えていただきたいことが沢山ありました。
優しい笑顔が思い出されて、本当にやるせない思いでいっぱいです。

…でも、おかけいさんは、こんな風に私達が立ち止まることを喜ばれないと思います。
きっと「皆さん、前を向いて歩いて行ってね。みんなのために、自分にできることをしてね。」
と言われるのではないでしょうか。
残された私達は、おかけいさんに教えていただいたことを大切に実践して行くことで、
自分の役目を果たして行きたいものです。

次に、中国地方会のこと、3月の講演会のお礼と10月の企画についてのお知らせなどがありました。

今回は、メンバーさんから事例が出なかったので、
倉敷のなないろの会でも実施した「感情についてのワーク」をやってみることになりました。

我が家の子どもとのやり取りから一部を切り出して、感情的な言葉が含まれる部分をロールプレイしてから、
「次に、あなただったら、どうしますか?」という設定です。

メンバーのみなさん、それはもう見事に「違う」対応を出されまして、その時の感情、
どんなことを考えていたか、など順に聞きながら書き上げてみると、
そこにいる人の数だけ違う世界が展開されていることが分かりました。

感情は同じように見えても、考えていることは全然違っていたり、
表現は近くても含まれる感情はかけ離れていたり…と、ホワイトボードは驚きと気づきでいっぱいになりました。
とても面白かったです。そして、考えと感情の関係を理解した上で、マイナスの感情をプラスに持って行くには、
どんな考えだとうまく行きそうか、具体的に考えて行きました。

その後、どんなことを目的にしていたかを確認し、残りの4つの基本前提との関連を見ていくところでは、
(前半で盛り上がりすぎたため!?)時間が足りなくなりちょっと残念でしたが、
皆さん「目から鱗」体験をされたようでした。

最後に、各自どんなことを学んだか発表していただき、
いっぱいの笑顔とたけのこのお土産で会を終わりとしました。





  第89回  暮らしに活かすアドラー心理学 「育児とアドラー心理学」  16年3月27日  


3月27日、日本アドラー心理学会指導者 中島弘徳先生をお迎えして、
暮らしに活かすアドラー心理学「育児とアドラー心理学」講演会を開催しました。

中島先生のお話がユーモアあふれるものだったことと、
会場後ろにキッズスペースを配置し、お子さん連れでの参加をしやすく企画したことで、
子供達とお母さん方の笑顔あふれるとても和やかな雰囲気の、実り多い講演会となりました。

    
ゆったりとした会場         皆さん熱心にメモメモ!    


 あるふぁのメンバーNさんが準備して下さったおもちゃで、
 ものすごく充実したキッズスペース完成です♪
 
 これを見た時、私、思わずNさんに
 「どうしよう~ Nさん!! 私が遊びたくなったんですが~♪」と
 お願いする始末でした。(笑)
 子供達もとっても楽しそうで、良かったです。


「パセージを修了した方の次のステップ」という設定で公演の内容はお願いしていましたが、
初めての方にも分かりやすいものだった上に、
アドラー歴10年以上というベテランさん達にも「はっとする」視点が盛り込まれていて、
さすが中島先生、本当に充実した内容でした。

**********

以下は、参加者のみなさんからお寄せいただいた感想の一部です。

☆ 私がアドラー心理学を知ったのは図書館で何気なく手にした一冊からでした。
 アドラーのアの字も知らなかった私には内容が難しく感じられ、完読せずに返却した覚えがあります。
 その後「嫌われる勇気」に出会い、こう出来たら・・・・という思いと、出来っこない・・・・という思いが交差しつつも
 何度も本を読み返し自己流に解釈したままでした。
 本を読んで知った気になっていたものの、実践できるかといえばなかなか難しく、もっと知りたい。という思いで
 参加させていただいた講演会でした。
 中島先生のお話しも、「クスッ」と多々笑え、分かりやすく、初心者の私にもとてもよく理解できました。
 そして中島先生のお人柄やアドラーと深く関わっている所以なのでしょうか、話方がとても優しく
 私にはとても耳心地のよいものでした。
 ただ、板書しながら聞いていた事で、メモをとる事に意識がいってしまい、
 聞き逃したり漏れたりが
あったと思います。
 もっと集中して話を聞きたかったので、先に資料を渡していただけたら良かったかな、と思います。
☆ 閉じた質問でも意図により使い方がある、というのが今日のお話の中で目からウロコ的に感じた私で、
 ちょっと使ってみようと思います。

☆ 信念と行動の関係で自分の取っているライフスタイルは何処の位置かなぁと考えたり、
 居場所を得るためにしている行動も違う角度から見ると、また別の意図があり、
 その意図は相手を理解することで関係が良くなって行くということになる!
 アドラー心理学の素敵な所が満載デスね。
 日常で勇気づけられ、勇気づけたりの毎日が当たり前に過ごせるよう、こつこつ実践していこう…の私でした。

☆ 難しい内容をエピソードを交えつつ、楽しく話してくださって良かったなあと思います。
 初めての方などは、分からないことばかりでしょうが、興味を持って学び続けてくださればうれしいと思いました。
 「楽しい話しをする」は、早速明日から始めてみようと思います。
 また、中島さんのご家族に関すること、職業に関すること等のエピソードがとても素敵でしたので、
 わたしも自分が体験したエピソードを集めてみようと思いました。

☆ 昨夜、娘が電話して来て、これはタイムリー!  とばかりに、中島先生のお話をピックアップして伝えました。

 不完全な自分を受け入れる。
 不適切な行動の良い意図を探す。
 パーソナルストレングスを探す。
 自己勇気づけなど。

 ”楽しい話・いい話”ですよね^_^
 2時間半の会話の後、少し元気になった様子で、娘から電話を切ってくれました。
 伺ったお話で、早速娘を勇気づけることができ、嬉しい限りです!

☆ 内容は、いっこさんと同じようだけど、伝え方が中島先生らしく穏やかで、
 いっこさんは、小さい子をお持ちのお母さんに、
 中島先生は、大きい子のお母さんにス~と入っていく感じがしました。
 (壁に当たった時)引いてみて、引いてもダメなら上げてみて、上げてもダメなら乗り越えてみようでしたか?
 いろいろな工夫を考えたいものだと思えました。
 そして、世界が笑いにあふれますように!10年を見通して、私も、元気を出します

☆ 中島先生のお話は、笑いも交え、とても親しみやすく、有意義な時間を過ごすことができました。
 特に印象に残ったのは、子どもの話を聞く際、その子の世界観を理解しようとするところ、そして開いた質問な
 どの手法に拘り過ぎないところです。
 目的を理解することも大切ですが、それを含むその子の世界観を理解しようとすることは、日々の暮らしのなか
 で子どもとの関わりを広い視野で見ていくことに繋がるのかなぁと感じました。
 また、開いた質問やほめない・叱らないなどの手法に拘ることよりも、こちらの行為が子どもの勇気づけになる
 かどうかが重要だということを改めて再認識できました。手法はあくまでも手段で目的ではない、ですね!

☆ とても勉強になりました。忘れていたこと等、思い出しながら、良いおさらいになりました。
  個人的にはディスカッションがあってもよいのかと思いました。
 しかし講演会の意図、都合もあったのかと思いますので、あくまで私個人の感想です。
 次回を楽しみにしています。(^▽^)/

**********

皆さんが学びを深められた様子に、主催者も大変勇気づけられました。(*^_^*)
有り難うございました。

  
講演会が終わって、楽しく美味しく昼食会をしました。

参加者のみなさん、中島先生、本当に有り難うございました。

次回の講演会は、10月9日を予定しております。 どうぞお楽しみに♪


第88回 16年2月21日  


2月のあるふぁの会は12名で行いました。

最初に連絡事項として、外部の講演会、新着のあるふぁ文庫(岸見先生の本3冊)紹介、
中国地方会へ行く際の交通手段についての確認などがありました。

次に、中国地方会のワーク担当の方から、ワークの改善点などについて協力要請が来ていたので、
地方会のワークにいくつか改変した点を加えたものを、あるふぁの会で実際にやってみることを、
メンバーさんに提案しました。皆さん協力して下さるということで、
参加者を2つのグループに分け、「基本前提から読み解く」をやってみました。

大きな流れは、地方会のものを踏襲していて、タイトルをつける代わりに、
「このようなことが次にあった時、どうしようと思うか」という項目を加えて、進めて行きました。

基本前提で読み解く前と読み解いた後に「どうしようと思うか」を、話題提供者さんを始めとし、
メンバーさんみんなに書いていただいたところ、それぞれにいろいろな変化が見られました。
その変化は、読み解きのどのポイントに依るものか、という所でも、基本前提のみならず、
エピソードの書き出しそのものだったり、「どうしようと思うか考える」ことだったり、
なかなか興味深い結果となりました。

最後に、2つのグループの内容をシェアし、各自どんなことを学んだか発表していただいて、
会を終わりとしました。




今回は、参加予定の新しい方がご都合で欠席ということになったので、それは本当に残念でしたが、
久々にあるふぁのフルメンバーで会が開けて、とても充実した楽しい時間になり、有り難く思いました。

来月は、いよいよ中島講演会の第1回です!




第87回 16年1月24日  


2016年、1月のあるふぁの会は10名で行いました。


最初に連絡事項として、外部の講演会について紹介がありました。

その後、3月の講演会について、メンバーさんに最終的なご意見、ご要望をいただき、大筋で決定したので、
本格的な広報活動に入ることになりました。
今、この情報を必要としている方にお届けし、ご縁を繋げていければいいな、と思っています。


次に、年始めということ、メンバーさんみなさんから今年の抱負をお話いただきました。
これが意外とボリュームがあって時間もかかったので、そのまま皆さんの抱負に関連したページとして、
パセージプラスの21Lを読み、まとめとしました。


今回は、お昼のお弁当を用意して、新年会をしました。あるふぁの会対応の精進風お弁当は、
とても味わい深く、楽しい時間はあっという間でした。

新しい年も、仲間と共に、アドラー心理学で歩んで行きたいという思いを新たにしました。

 どうぞ、今年もあるふぁの会を宜しくお願いいたします。<(_ _)>



第86回 15年12月13日  


12月のあるふぁの会は4名で行いました。

人数が少なかったので、パセージカードを引いて、そこから考えたことを話し合うという活動になりました。
いつもよりたっぷり話すことができて、とても良かったです!

12月は、恒例のクリスマス会という時期ですが、今回は新年会にすることにして、
今年のあるふぁの活動を締めくくりました。

最後に、どんなことを学んだか一人ひとりに発表していただき、会を終わりとしました。



第85回 15年11月15日  


11月のあるふぁの会は7名で行いました。

最初に2~3連絡事項があり、その後来年3月に中島弘徳さんをお迎えする企画の講演会について、
メンバーさんからご意見ご要望を伺いました。

次にいつものようにメンバーさんから事例をいただき、みんなで考えて行きました。
職場の人間関係に関する事例だったので、エピソード分析をして、「良い人間関係」のテキストから陰性感情を使わない方法などを読み上げるなど、学びを深めました。

最後に、どんなことを学んだか一人ひとりに発表していただき、会を終わりとしました。




第84回 15年10月18日  


10月のあるふぁの会は5名で行いました。こじんまりと濃密な会になったと思います。

まず、いつものように最初に連絡がありました。(総会、12月「良い人間関係」特殊講義について)

次に事例をお願いしましたが、特にないようでしたので、野田先生の講演で伺った6つの感情とそれぞれの感情に対する考えについて、みんなで話し合いました。
最初に6つの感情とは、大きくプラスの感情とマイナスの感情に分け、それぞれについて過去、現在、未来で、満足、喜び、希望、後悔、怒り、不安の6つで、それぞれの感情は考えから出てくるのですが、講演で伺った感情を先に決めて後から考えを探してみることを試してみました。
まず、リーダーが自分の事例でやってみた後、少し時間を取って、メンバーさんに最近の出来事で感情が動いた場面を簡単な絵に描いていただき、みんなで考えて行きました。問題と感じている出来事に、先にプラスの感情を決めてしまい、その考えを後付けすること、その出来事の中から適切な側面を探すことで、考えをかえていく体験をすること、愛、交友、仕事のどのタスクなのか、と意識してみること、などを通じて多くの気づきがあったと思います。

最後に、どんなことを学んだか一人ひとりに発表していただき、会を終わりとしました。



第83回 15年9月27日  

9月のあるふぁの会は6名で行いました。

秋晴れの行楽日和に、会に参加してくださりありがとうございました。

最初に連絡事項として、「アドラー心理学を学ぶ自助グループ(岡山県内)」の紹介資料が完成したので、
みなさまに紹介するとともに宣伝に使って頂ける方に、お持ち帰り頂きました。
また、倉敷でのパセージ、岡山での特殊講義と演習などの紹介を行いました。

次に、先週あった錬成講座の伝達として事例を頂き、エピソード分析を行いました。
ご夫婦での事例でしたので、カウンセリングの内容で進め、私的感覚を考えました。
自分の私的感覚がことばとして分かれば、協力的な目標、代替案が出やすかったと思います。
事例提供者さんが代替案を行うことで、夫婦の関係が更に良くなればステキだなと思います。

最後に、今日学んだことをシェアして終わりとしました。

次回は、10月18日の日曜日にお会いできるのを楽しみにしています。



第82回 15年8月23日  

8月のあるふぁは、8人での活動になりました。

最初に、2件の連絡(この秋倉敷で開催予定のパセージについて、
6月に話し合った岡山県内の自助グループ案内ちらしについて)と、
8/8に開かれた野田先生の講演会について、参加した方からシェアがありました。

次に、お子さんとの朝のやり取りについての事例をいただき、エピソード分析で考えてみました。
メンバーさんやリーダーからの問いかけから仮想的目標を探していく過程に、
事例提供者さんにも他のメンバーにも貴重な気づきがあったと思います。

私的感覚は、本人には当たり前すぎるものなので、仲間と一緒に点検することで、
改めて意識することが出来、その体験がとても大切だなと思いました。

最後に、今日学ばれたことを一人ひとりに発表していただき、会を終わりとしました。




第81回 15年7月19日  



7月のあるふぁは、6人での活動になりました。こじんまりとしたグループ感もなかなか面白かったです。

今回も初参加の方(←うちの長女です♪)がおられたので、自己紹介をしました。

最初に、6月に提案したHPの充実についての案は、全て撤回して従前のままとするという
連絡をさせていただきました。その話し合いの中で、岡山のアドラー自助グループを
まとめて紹介したちらしのようなものがあれば、情報を提供し易くて助かる、
とメンバーさんから新たな提案があり、リーダーが他のグループと調整してちらしを作ることになりました。

事例は出なかったので、2年前の地方会でのワークに少し手を入れた形で、基本前提のワークをやりました。
初めての人、久しぶりの人、全体論の苦手な人等々、メンバーそれぞれが違う理解をする可能性の中で、
丁寧に話し合って基本前提の理解を進めていくことには、大きな意味があったと思いました。
そして、やはり事実と意見(仮想論)を分けて考えていくことが、その第一歩だったかな、と思いました。
テーブルを囲んでわいわい…夏休みの宿題をみんなでやっているみたい、というメンバーさんの言葉に、
とても和やかで充実した学びの時間を共有できているな、と感じました。

最後に、今日学ばれたことを一人ひとりに発表していただき、会を終わりとしました。


第80回 15年6月28日  

6月のあるふぁは、11人での活動になりました。

初参加の方がおられたので、自己紹介をしました。

いくつか連絡の後に、HPの充実について話し合い、
いろいろなご意見をいただいて、次回再提案することになりました。

後半は、事例をいただき、エピソード分析をしました。
仮想的目標を、メンバーみんなで考えて行く中、いままでの対応とはちがう方法が見えて来て、
事例提供者さんの笑顔が、印象的なひとときでした。

最後に、今日学ばれたことを一人ひとりに発表していただき、会を終わりとしました。






第79回 15年5月17日  

5月のあるふぁは、8人での活動になりました。

最初に、中国地方会について、お手伝いの打合せなどお知らせがありました。
この日参加の8人全員が地方会に参加するメンバーだったのが、すごい!と思いました。

次に、先月に引き続きMさんの体験発表リハーサル第2回目を行いました。
前回のリハでいただいた質問やご意見を活かして、かなりバージョンアップした内容になっており、
発表時間もまずまずのところに落ち着いたと思います。
メンバーさんから感想や質問をいただき、最後の調整をすることになりました。
「この発表を聞いて、私、アドラー心理学をやっていて、本当に良かったなと思ったし、とても勇気づけられました。他のグループのみなさんにも、大きな勇気づけになると思います。」という感想をいただき、Mさんの真摯な思いが充分に伝わったことが、本当に嬉しかったです。

後半は、事例をいただき、エピソード分析をして見て行きました。
重い内容ではありましたが、丁寧に考えや感情を見て行く中で、仮想的目標も言葉になり、
事例提供者さんの願いも見えて来ました。ただ、目標の全部について考えるのは少々難しい面もあったので、
一番大切にしたい部分にフォーカスして、協力的目標を意識した代替案を考えました。
こうすることで、事例提供者さんは、比較的楽な気持ちで代替案をやってみようと思われたようでした。
一緒にアドラーを学ぶ仲間と過ごす温かさを感じることができたひとときでした。

最後に、今日学ばれたことを一人ひとりに発表していただき、会を終わりとしました。

次回は、来月6月28日です。



第78回 15年4月26日  

4月のあるふぁは、11人で活動しました。

最初に、久しぶりの参加の方がおられたので、簡単な自己紹介の後、中国地方会のワークのお知らせ、
倉敷で開催予定のパセージのご案内など、連絡がありました。

次に、5月の中国地方会で、Mさんが体験発表をされる(あるふぁの会でお手伝いをします)
準備の一環として、第1回目のリハーサルを行いました。
まだまだ荒削りな部分もあり、メンバーさんから感想や質問をいただいて、
さらに手を加える予定だったのですが、充分な勇気づけと共に、
「ここは、もうちょっとかな?」と考えていた部分に見事なまでの鋭い指摘があって、
とても真剣に聴いていただけたことを実感しました。

地方会当日までに、いただいたご意見を元にさらに内容を深めることで、
Mさんにとっても、地方会に来て下さる方々にとっても、意義深い発表になるのではないか、と思いました。

後半は、地方会で企画されているワークを、簡易版で体験してみました。
ある出来事についてのそれぞれの判断を元に、3つのグループに分かれ、
どうしてそう思ったのかを話し合い、シェアするところまでを体験しました。
いろいろな見方や感じ方があることが分かり、みんな、ふとした日常でも
これだけの違いの中で暮らしているのか…と、改めて驚きを感じました。
さらにワークの改善点も見つかったので、本番のワークが楽しみです。

最後に、Mさんの体験発表になぞらえて、
メンバーさんに「私は、アドラーのこんなところに惚れました。」というお話をしていただきました。
アドラーを学ぶことで、子どもとの関係が良くなった、考えを整理できる、
早期回想の認知が変化したことで勇気づけられた、今の自分にできることがたくさんあることに気づいた、
合理的で分かりやすい理論、個人の主体性を認めることで、他人の主体性も認められるようになった、
(物事、人には)必ず良い側面があることに気づき、価値観を揺さぶられた、等々、
皆さんから語られるアドラーの魅力は多彩で、そこからまた学ぶことや気づきがたくさんありました。

次回は、5月17日です。


第77回 15年3月15日  

3月のあるふぁの会は6名の参加で行いました。

最初に、5月24日に予定されている日本アドラー心理学会の中国地方会の内容について連絡しました。
今回は、あるふぁの会に関係したところとして、若手のホープによる体験発表を
Mさんにして頂くこととなり、5月のあるふぁの会で予行演習が出来ればと
考えていることをお知らせしました。

次に、話題提供をお願いしたところ、前回お話をして下さった方よりその後のお話しが有り、
落ち着かれた状況であることを伺いました。

それから、新たな話題提供を頂き、みんなで考えて行きました。
まず、最近のエピソードを伺ったところ少し長いやり取りだったので、どの部分で考えて行くかとお話しして、
今回はエピソードの初めの方を取りだして考えて行くこととしました。
取り出したところを書き出して、感情の動きを確認すると、出来事の初めの所からマイナスであることが分かり、
ロールプレイで再現して相手役の感情や考えを推量し、信念チェックをしたところNGでした。

次に相手役さんの適切な所を書き出して、信念チェックがOKになりそうな代替案を
パセージのテキストを参考にみんなで考えました。
3種類の代替案の中から、話題提供者にやりたいものを選んで頂き、
ロールプレイで代替案の練習をして確認をして終わりました。

話題提供者より、何度も読んでいるパセージのテキストですが、書かれていることの奥深さを
知ることが出来たというようなコメントを頂いたのが印象的でした。

話題提供者の方が自分に出来ることを見つけて、自分の人生の主人公を演じて行かれようとする姿と、
他のメンバーの方がその様になることに協力しようとされている姿に、
私自身が勇気づけられているなあと思う会でした。参加して下さったみなさま、ありがとうございました。

次回は、4月26日の日曜日にお会いできるのを楽しみにしています。


第76回 15年2月22日  

2月のあるふぁは、8人で活動しました。

最初に、5月の中国地方会のご案内(簡単なプログラムのご紹介など)、近畿地方会から依頼のあった研究ボランティアの今後の進め方などについて、お知らせをしました。

次に、何かお話はありませんか、ということで、メンバーさんから事例をいただきました。
概略をお聴きして、エピソード分析をすることになり、野田先生のアルゴリズムのプリントに従って、
進めて行きました。エピソードについて、感情のチェックをし、どの対処行動を取り上げるか決めて、
ライフタスク・仮想的目標・私的感覚から協力的目標と見て行きます。
リーダーを中心にメンバーみんなで協力して考えましたが、予想以上に時間がかかりました。
特に、私的感覚になると、ご本人にとっては「自明すぎること」なので、
仲間の力が必要となりますが、これはかなり難しかったです。

昨年暮れのパセージプラスを開講していた間は、ほとんどエピソード分析ばかり
やっていたようなものだったので、メンバー参加していても割にスムーズに
付いて行けていた気がしていましたが、それは「気がしていた」だけだった、ということを実感しました!
自分の感情に気づき、自分の対処行動に気づき、仮想的目標・私的感覚を考えてみる、
という一連の流れは、やはり「意識」していなくては、なかなか身につくものではないな、と思いました。
しかし、これは逆に言えば、意識していれば、気づきも早くなり、おおごとになる前に
ストップすることも出来る可能性があるということです。

ここで野田先生のお言葉!「アドラーはスポーツと同じです。」
ハイ、その通りです、仲間と一緒に練習を重ねることがどんなに大切か、
今日も改めて考えさせられたあるふぁの会でした。

最後に、今日学ばれたことを発表していただき、会を終わりとしました。

次回は、来月3月15日です。



第75回 15年1月18日  

2015年最初の1月のあるふぁは、7人での活動になりました。

最初に、近畿地方会から研究ボランティアのお願いなど、いくつかお知らせをしました。
次に、一つお話をいただきました。エピソードとして扱うのは難しそうでしたが、メンバーさんからいくつか質問をしていただく中から、事例提供者さんは気がつかれることがあったようです。

休憩を挟んで、後半は向後千春さんの著書『アドラー”実践”講義 幸せに生きる』から、
リアル投影法というワークをしました。
メンバーさんのお一人に何か表情を付けてポーズをしていただき、他のみんなはその方の考えを推量して
「過去にこんなことがあって、現在はこう考えていて、未来はこうしようと思っている。」というストーリーを作る、
というものです。

アドラー心理学の基本前提「仮想論」の学びに繋がるワークです。
3例やってみましたが、実にいろいろな気づきがありました。
私達の周囲に、「客観的な世界」があるのではなく、個人それぞれがそれぞれの意味づけをした世界に
暮らしている、ということは、分かっていたつもりでしたが、
改めてこのような形のワークをしてみると、同じものを見てもみんな全く違う思いを抱き
解釈して暮らしているのだ、ということがはっきり意識されました。

最後に、今日学ばれたことを発表していただき、会を終わりとしました。

次回は、来月2月22日です。



第74回 14年12月21日  

12月のあるふぁは、10人での活動になりました。

今年最後のあるふぁの会も、アルゴリズムのプリントを使って、エピソード分析を行いました。
メンバーさんから、ご家族とのエピソードをいただき、聞き手さんと他のメンバーさんで協力して進めて行きました。ライフタスクについて、「どんな点で具合が悪いですか?」ということを丁寧に聞いて行くと、その方の仮想的目標や私的感覚が捉えやすくなるということでしたが、今回のセッションでも大切なポイントだったと思いました。代替案まで進めることができたので、いろいろなアイデアがでて、グループのメンバーみんなで考えて行くということの力を、今回も実感しました。
最後に、今日どんなことを学んだかについて、発表していただき、会を終えました。

その後は、恒例の昼食忘年会です。11月からリーダーの自宅に会場を移して活動しているので、今回の昼食はお店に出かけるのではなく、お弁当を取ってゆっくりと過ごしていただくことにしました。食事の後は、パセージカードを引いて、今年のトピックス、プレゼント、ということで、わいわいにぎやかなひとときを過ごすことが出来ました。写真を取り忘れたのが、痛恨のミスでした!!

今年一年、本当にお世話になりました。どうか、来年も宜しくお願いいたします。
次回は、来年1月18日です。



第73回 14年11月16日  

11月のあるふぁは、9人での活動になりました。

9月の錬成講座で、野田先生からいただいたエピソード分析のアルゴリズムのチャートを使って、
メンバーさんから出していただいた事例で、課題を解決する手順をみんなで学びました。
相手の善い意図を意識することで、関係性に変化が起こるかもしれないこと、
また、相手の関心に関心を持つことの大切さを感じました。

次回は、12月21日、今年最後のあるふぁは、恒例の昼食会も企画してお待ちしております。




第72回 14年10月26日  


10月のあるふぁの会は、7人での活動になりました。

まず、10月初め福山での野田先生の講演会についての報告、
パセージプラスの3Lの図についての話などがあったあと、
一つ目のエピソードをいただき、パセージとパセージプラスで考えて行きました。
どんな場合にも、それは誰の課題かとシンプルに考えることは、
解決を作り出すためにまず為すべきことだと感じました。

休憩を挟んで、後半には二つ目のお話をいただきました。
これまでの6年間、あるふぁの会でたくさんお聴きしたお話とは、少し違う感じがするけれども、
どのお話にも共通して流れる「生きる」ということが、特別濃密に詰まったお話でした。
メンバーさん一人ひとりがそれぞれの語り口で、お話して下さった方を勇気づけようと一生懸命でした。
お話し下さった方は勿論、メンバーの皆さんが、あるふぁの会を「信頼できる場」と考えて下さっていることが、
痛いほどに伝わって来ました。本当に有り難いことです。

最後に、「今日学んだこと」を皆さんにお話いただいて、終了としました。

次回は、11月16日10時~12時半、会場を田中新一自宅に変更して、お待ちしております。





第71回 14年9月21日  

9月のあるふぁの会は、新しく参加して下さった方を含め、10人での活動になりました。
最初に、来年度岡山で開講して欲しい講座について話し合い、その後、簡単な自己紹介をしました。
それから、カウンセラーに合格なさった方へお祝い、外部講座参加のシェアリングなど、
いろいろ質問なども出て充実した前半になったと思います。

休憩を挟んで、後半はエピソード分析を行いました。
パセージプラスのテキストを読み進めながら、エピソードを丁寧に聞き取って、ホワイトボードに書き出し、
感情の点検をした後、ライフタスク・仮想的目標を考えて行きました。
事例提供者の方とメンバーみんなでいろいろな角度から考えて行ったことで、
最終的に「協力的目標」が見つけやすくなり、代替案をご本人がすっと出されたのが印象的でした。
継続的にアドラーを学んでいることで、メンバーさん一人ひとりの力がアップし、
同時にあるふぁの会もグループとして力を付けて来たことを感じ、
野田先生がよくおっしゃる「アドラーはスポーツと一緒です。練習すれば上手になります。」
ということを目の前で見た思いでした。

最後に、「今日学んだこと」を皆さんにお話いただいて、終了としました。

次回は、10月26日10時~12時半、いつもの鴨方公民館でお待ちしております。



第70回 14年8月31日  6周年記念行事 桃太郎ワーク+早期回想のワーク

8月のあるふぁの会は、6周年記念行事として、北風洋子さんをお迎えし、
午前「桃太郎ワーク」午後「早期回想のワーク」という盛りだくさんの一日を楽しみました。

先ず午前の「桃太郎ワーク」です。
参加者は3人のグループに分かれ、桃太郎のお話に登場する人物について考えながら、
もし自分が桃太郎の劇に出るとしたら、どの役をやりたいか、その理由は?
とワークシートに書き込んで行きます。
その中から、自分がマイナスの感情を持った最近のエピソードとの繋がりを見て行くことによって、
相手役と自分の関係性に気づき、それを切り替える体験を通して、関係改善に繋げていくというワークでした。
アドラー心理学の基本前提を意識しながら、自然な形で学びが深まりました。

    


午後の「早期回想のワーク」では、色とりどりの粘土を使って画用紙の上に早期回想を表し、
午前のワークで出したエピソードとの共通点をワークシートに書き込んで行きます。
こうして整理して見ると、特に関連性を意識したわけではないのに、
早期回想と現在のエピソードは、実に見事に繋がっていました!
そして、そこから「私は○○○○でなければならない。でないと居場所を失う。」という
自分のライフスタイルが見えて来ました。
ライフスタイルは、普段の暮らしの中で常時明確に意識しているわけではないので、
言葉にするだけでも、たくさんの気づきがあったと思います。

また、相手の方が考えを整理するために役立つ質問の仕方も学びました。
ワークシートについてグループでシェアしている時に、メンバーだけでは進まなくなったところへ
北風さんが回って来て質問を手伝って下さると、
一気に理解と整理が進むという体験は、なかなかエキサイティングでしたよ~!

    


最後に、今日の活動で学んだことをみんなでシェアして、
アドラー心理学をじっくり学ぶことができた6周年記念行事の一日を終えました。

伊丹からお越し下さった北風洋子さんと参加して下さった12名の方々に、感謝の一日でした!!
本当に有り難うございました。(*^_^*)

次回は、9月21日10時~12時半、いつもの鴨方公民館でお待ちしております。




第69回 14年7月20日

7月のあるふぁの会は、10名の参加を頂きました。 (6月は都合によりお休みさせていただきました。)

今回初めて参加して下さった方がいらしたので、最初に会のルールを説明した後、簡単な自己紹介をしました。
次に、岡山での講演会や秋に開催予定のパセージプラスについてお知らせなど、催しについてご案内をさせていただきました。

その後、何か気になっていることなどがありましたら、ということで、仕事についてのお話をいただき、みんなで考えて行きました。先ずは、お話をお聴きし、その後内容について共通理解のためにメンバーから質問をさせていただきました。今回は、この段階からホワイトボードに書き上げて、お話の内容を整理して行きました。そして、事例を出して下さった方の願いをお聴きし、いったん休憩に入りました。

後半は、事例提供者さん本人の持ってらっしゃる力(パーソナルストレンクス)を、みんなで出し合いました。
同じ状況でも、見方を変えて行くと、そこにはいろいろな力があることを実感していただけたようでした。

最後に、今日の活動で学んだことを、みんなでシェアして会を終えました。

次回は、8月31日10時半~16時半、北風洋子さんをお迎えして、6周年記念行事を企画しております。

たくさんのアドラー仲間が集う場にできたらいいな、と思っております。
いつもの鴨方公民館でお待ちしておりますので、どうぞ宜しくお願いいたします。




第68回 14年5月25日

5月のあるふぁの会は、7名の参加を頂きました。

はじめに、パセージとパセージプラスの説明を少し、それから参加して下さった方の中に、
にこにこのメンバーさんがおられ、あるふぁは初参加だったので、
マトリックス自己紹介というワークに近いものをやりました。

各自配られた用紙の中心に自分の名前を書き、そのまわりに今興味を持っている事や物、
好きなことなどを自由に書いて行くという作業をしました。
それをメンバーさんの輪の中心に置いて、みんなでじっくり読んだ後、
メンバーみんなで本人に開いた質問をしていくという流れです。
いつも一緒に活動している仲間でも、当然ですが知らないことがいっぱいあって、
本人のお話はとても興味深いものでした。
何を話しても大丈夫というグループに対する信頼があっての上ですが、
相手の関心に関心を持つという実習にもなった新鮮な自己紹介でした。

後半は、前の週にあった中国地方会の感想などを参加者から聞き、
その後は事例が出なかったので、勇気づけの特講3章を、ペアでロールプレイしながら学んで行きました。
書かれている文例が具体的なので、ロールプレイにも熱が入ります!
ちょっとした言い方の違いでも、言われた側には大きな影響があることが分かり、
いつもアドラー心理学を意識しておくことの大切さを実感しました。

最後に、今日学んだことを一人ひとりからお話いただき、会を終わりとしました。 

次回は、6月15日10時~12時半、いつもの鴨方公民館でお待ちしております。



第67回 14年4月20日

今月のあるふぁの会は、9名の参加を頂きました。

はじめに、5月スタートのパセージのご案内、あるふぁの会6周年行事の日程変更(7/20→8/31)、
5/18の中国地方会のご案内など、お知らせがありました。
その後、3月に行われた澤田裕子さんの「ライフスタイル自分らしさを探す」ワークへ参加した方から、
概要と感想をお聞きしました。
合わせて、12月に野田先生をお迎えして開かれる特講「ライフスタイル」のご案内もされました。
たくさんの学びの機会があることに、感謝です。

次に、いつものようにみんなでアドラー心理学を学ぶためにどなたか事例をお願いします、
ということで、エピソードをいただきました。
里帰りしている娘さんとご主人のことを心配なさっている内容でした。
自分の課題ではないことは自覚してらっしゃいましたが、エピソード分析で仮想的目標を見て行くと、
「心配」することの目的が見えて来て、そこからさらに足りないものが何だったか、を考えて行くことが出来ました。一人で考えるのも大切なことであり、それに加えて、仲間と一緒に考えることで得られる思考の広がりが、
次の実践のステップへ繋がって行くんだなと感じました。

最後に、今日学んだことを一人ひとりからお話いただき、会を終わりとしました。 

次回は、5月25日10時~12時半、いつもの鴨方公民館でお待ちしております。



第66回 14年3月16日



3月のあるふぁの会は9名の参加で行いました。

最初に、5月25日から計画しているパセージの会場の関係で、日程が一部変更になり、
7月20日の6周年記念行事が8月31日になること、
それから6月1日のワイワイ祭、5月18日の中国地方会などの予定について連絡をしました。

次に、2月に京都であった「よい人間関係」の特殊講義と演習について参加者3名より、それぞれに学んだことや感想を報告して頂き、質疑応答を行いました。同じ場所で同じことを見聞きしたと思うのですが、
3人がそれぞれに違った受け止め方や理解や学びそしていることが、改めて興味深いことだと考えます。

休憩後、事例が出なかったので「よい人間関係」の第1章について読み合わせをして、
みんなで話し合いをしていきました。物語とか重要人物とかとあまり聞き慣れない言葉が出てきて、
なかなかすぐには理解しにくいものですが、色々な話しの中で少しでも理解が深まっていたらいいなと思います。また、参加者が最初に持っていた「よい人間関係」についてのイメージと、
テキストに書かれてある見方との違いが面白かったのではないと思います。

おわりのまとめで、物語という見方を知って、これから子どもとよい物語を増やしていきたいとの意見が、
特に印象に残ったあるふぁの会でした。

次回は、4月20日(日)10:00~12:30の予定で、いつもの浅口市鴨方公民館でお待ちしています。



第65回 14年2月16日

2月のあるふぁの会は10名の参加を頂きました。

最初に、今回初めて参加の方がおられましたので、全員が自己紹介を簡単に行うことからスタートしました。
次にこの一ヶ月で参加した学習会内容の報告や、今後の予定について、 連絡や話し合いを行いました。

休憩を挟んで、前回事例を出して下さった方から、勇気を持って相手役さんにお話しをされた結果、
関係がよくなったとのお話しを伺いました。この場で話し合ったことを実践して下さり、
その結果をお話し頂けることは、前回の事例を一緒に考えてくれたメンバー全員への勇気づけでもあり、
会としてもとても嬉しいことだと改めて思います。結果報告を本当にありがとうございました。

その後、子どもさんとの新たな事例を頂き手順に沿ってエピソード分析を行いました。
ライフタスクを見ていく中で、事例提供者自身の行動が子どもさんのライフタスクになっているのではないか
との発言もあり、出来事を客観的にそして協力的に見ようとされている様に感じました。
協力的な目標として、笑顔で(むきにならないで)素直に会話できることとなりましたが、
今の対処行動ではそちらに向かわないため、まずは子どもさんの話を受け止めて聴くところからと成りました。

課題はすぐには解決しないかもしれませんが、参加者全員で一緒に学びながら、
少しずつ少しずつ進んで行けるといいかなと思います。



第64回 14年1月19日

今年、最初のあるふぁの会は6名の参加で行いました。

最初に講演などのシェアとして、徳島のパセージ・プラスの見学について行いました。
パセージ・プラスで、自分の癖、子どもの癖を理解すると
付き合いやすくなるのではないかとの話がありました。

次に、岡山の読書会が「アドラーのたね」と名称変更されたことと、今後の予定を連絡しました。
そして、2月に京都である特殊講義と演習「よい人間関係」についてチラシで紹介をしたところ、
興味を待たれる方が数名おられて、あるふぁの会から今のところ4名が参加することとなりました。
今から参加するのが楽しみです。

その後、みんなでアドラー心理学を学ぶために事例をお願いしましたが、
エピソードにならなかったので一旦休憩を取り仕切り直しました。

休憩後に事例としてエピソードを出して頂けたので、みんなでエピソード分析を行っていきました。
まず、エピソードを伺った後に話題を共有するために他のメンバーからの質問時間をとりました。
次に、今回の事例は「何も言わない」という対処行動をとられていたのですが、
陰性感情が残ったままだったので、今回の事例提供して下さいました。
そこで、一昨年のパセージ・プラスで教わった、仮に何か言われるとしたら
どの様に言われるかを出して頂いて、分析を進めて行きました。
結果としては、仮想的目標を見つける中で、自分の癖に気がつかれて、
協力的な関係に近づくための対処行動も少し見えたかなと思います。

事例提供者さんはみんなの学びのために、勇気を持って事例を出して頂きありがとうございました。
そして、一緒に考えてくれるメンバー全員の協力があって、エピソード分析をすることが出来ました。
ありがとうございます。

次回は、2月16日(日)10:00~12:30の予定で、いつもの浅口市鴨方公民館でお待ちしています。




第63回 13年12月15日

今年最後のあるふぁの会は、8名の参加者で行いました。

最初に、12月に倉敷であったカウンセリングの特殊講義と演習に参加された方より、学ばれたことや感想などを伺いました。初めての体験でこれから消化をされるという方もおられれば、基本前提との関係の理解が進まれた方もおられたようです。私としては、特に認知行動療法との違いについて学ばせて頂いたと思います。
また、野田先生のパセージに参加された方より、子どもの味方でいる(36L)では、毎日呪文のように言うことで気持ちが変わるという方法を紹介していただきました。

次に、事例提供を頂きエピソード分析を行いました。まず、問題の共有を行うために事例提供者さんのお話に、開いた質問を使って尋ねた後、エピソードを白板に書き出し、感情の変化を確認しました。
そして、対処行動を整理して、ライフタスクを確認し、主な対処行動に対するライフタスクも、どんなことが嫌でどんな風に考えている等を伺って仮想的目標を考えました。いくつかご本人からの候補があがりましたが、
『人相書き』から見るとどうもぴったり来ないので、他の人からもいくつかの候補を提案していただきましたが、ご本人にはこれはといった感じのものが見つかりませんでした。仮想的目標はご本人しか知らないので、無理をしないで進めました。それでも、キーワードが2つほど見つかり、それをぶら下げて暮らしてみていただくことで終わりとさせて頂きました。


 


 最後に、恒例の手作りクリスマスプレゼントを一人一人にお渡しして、
 忘年会になだれ込んでいきました。

 次回は、1月19日(日)10:00~12:30の予定で、
 いつもの浅口市鴨方公民館でお待ちしています。



第62回 13年11月24日

先週より急に寒くなりましたが、今日は幸いに暖かい日差しの中、
8人の参加者であるふぁの会を行うことが出来ました。

最初に今後の予定を確認した後、野田先生のパセージに参加しておられる方より、
気がつかれたことや印象に残ったことをお話しいただきました。
その中で、陰性感情を持たないで子どもに対応することが出来るようになることの大切さを改めて感じました。

次に、前回に引き続きで12月のカウンセリングの特殊講義・演習につながるように、
事例をいただいてエピソード分析を行いました。大きな流れは、前回読み合わせたアドレリアン2012年10月掲載の「エピソード分析」に沿って行いました。
まず、エピソードを白板に書き出して、陰性感情の有無を確認しながら3つの対処行動にアンダーラインを引き、それぞれのライフタスクを確認しました。このライフタスクを探すときに、相手役の行動を「・・・」ではなくて「相手の反応がない」とか、「私の方を向かずに」と言葉で明確にすることで、事例提供者さんが何をライフタスク
と感じていたのかハッキリしたようです。
そして、事態の展開にもっとも意味のあると思われる3番目の対処行動について、みんなで仮想的目標を探し白板に書き出したところで、事例提供者さんが笑い出すという認識反射がありました。
次に仮想的目標が協力的目標か競合的目標かについて、事例提供者さんが「相手の行動は間違っていると思っているので、競合的だと思います。」と発言されたので、それでは協力的目標を探しましょうと進めたのですが、ここで少し迷走してしまいました。しかし、相手の人格を裁いているわけでもなく、共通感覚からも逸脱していないようなので、対処行動の工夫を考えて、事例提供者さんも納得されての終わりとしました。

最後に参加者が気づかれたことを伺うと、同じような状況でも私の仮想的目標は少し違って、こうこうかなと言った発言がいくつかあり、人はそれぞれ違った仮想的目標を持って暮らしていることを改めて学んだように思います。事例提供者の方、一緒に事例を考えてくださった皆さんに感謝します。

次回は、12月15日(日)10:00~12:30の予定で、
いつのも浅口市鴨方公民館で例会を行い、その後、忘年会を企画しています。


第61回 13年10月27日

10月のあるふぁの会は、台風後の少し寒くなった青空の下、8名の参加者で行いました。

最初に今日の予定を確認してから、この一ヶ月に参加した講習会等のシェアを行いました。

まず、10月18~20日の日本アドラー心理学総会について、
印象的な発表として『医師と心理士の連携その2』、『パセージの効果検証』、
『子どもから見たアドラー心理学を使う親、学ぶ親』、そして『アドラー心理学と自閉症』について
参加者から内容や感想を伺いました。

次に、9月28,29日の野田先生による講演会と公開カウンセリングについて代表してお一人より感想
などを伺い、最後に10月25日からスタートした野田先生によるパセージの参加者から話を伺いました。

どの発表に対しても多くの質問があり、メンバーの学ぼうとする姿が印象的でしたし、
答える側も一生懸命にシェアされる姿に、この場があってよかったなと改めて思いました。

次に倉敷で12月にある特殊講義と演習「カウンセリング」を意識して、
アドレリアン2012年10月の「エピソード分析」について読み合わせをして、
エピソード分析のアウトラインをみんなで学びました。アドレリアンが使えるのは、
参加者のほとんどが学会員であるおかげかなと思います。
また、一人で論文を読んだだけでは分かりにくかったことも、
みんなでワイワイと話をしていくと少しは分かった気になったり、ならなかったり・・・(^^;)

次回は、エピソード分析にチャレンジして、事例を扱えると学びが更に深まると思います。
そして分からないところは12月の講義に参加してねと言って講座の宣伝をしようかな。

次回は11月24日(日)10:00~12:30の予定で、
いつもの浅口市鴨方公民館でお待ちしています。



第60回 13年9月15日

9月のあるふぁの会は、3連休の中日ですが9名の方が参加して下さいました。

最初にICASSI 2013に参加された方より現地のお話とともに、参加者の写真を回覧して頂き、アドラー心理学が国を超えて学ばれていること、そして日本でアドラー心理学が学べることに感謝の気持ちを持てた時間でした。世界の多くの所でアドラー心理学が広まってくれることを願っています。

続いて8月にあったカウンセラー養成講座に参加された方、見学された方より学ばれたことや感想を伺い、横の関係と協力するとはについて自由に話し合うことで、アドラー心理学を学ぶということの目的について参加者全員が再認識をしたのではないでしょうか。

休憩を挟んで後半は、7月のあるふぁの会記念行事で学んだ「ライフスタイルをざっくりつかもう」の復習をかねて、2グループに分かれて参加者の早期回想を使って、「ライフスタイル診断にトライしよう!」の手順に沿ってワークを行いました。

具体的にはグループごとにお一人の早期回想をSTEP1~3の手順に沿って読み取っていくことで、その人らしさが見えてきた様に思います。今回のざっくりしたライフスタイルをぶら下げて、暮らしの中で色々な気づきとか工夫につながっていくと素敵だろうなと思います。まとめでも、何人かの方が面白かった、またやってみたいとのお話があり、機会を作って再度やれればと思います。

次回は10月27日(日)10:00~12:30の予定で、いつもの浅口市鴨方公民館でお待ちしています。
尚、当日の14時からは「にこにこの会」も予定しておりますので、お時間がある方はご参加いただけると嬉しいです。



第59回 13年8月18日

 8月のあるふぁの会は、連日の猛暑の中8名で行うことが出来ました。
暑い中を本当にありがとうございます。

 今回は、9月以降の岡山でのアドラー心理学関係行事の連絡後、
5月にあった中国地方会のワークを短めの創作エピソードを使って、学習会のように机を出して行いました。

 創作エピソードは母と娘のやり取りで、ある参加者からは我が家のやり取りを見ていたのとお話が出るぐらい、
身近なものでした。進め方は、中国地方会とほぼ同じなのですが、ワークシートと記入方法は、基本前提で物語を見る前後のよい意図の差が、分かりやすいように工夫して行いました。

 2グループでワイワイとワークシートを書いて行くことで、
最初についたタイトル「母のイライラ、娘のイライラの違い」が、
ワークの終わりでは、「I love 母。I love 娘」と、とても素敵な物語に変化したのが感動的でした。

 ワークの中では、母の立場での気づきがあった人、娘の立場での気づきがあった人もあり、
ワークのねらい以上にお土産を持って帰られた方もおられたようです。

 あるふぁの会では、事例を扱うことが多いのですが、今回は創作エピソードということで、
いつもより意見が出しやすかった様で、今後も機会を作ってワーク形式の時間も持って行きたいと思います。

次回は9月15日(日)10:00~12:30の予定で、浅口市鴨方公民館でお待ちしております。
その時には、涼しくなっていますように!




第58回 13年7月14日

7月のあるふぁの会は、5周年記念行事として、日本アドラー心理学会の中島弘徳指導者をお迎えし、
「ライフスタイルをざっくりつかもう」と題したワークを一日、行って頂きました。


 「皆が知っているヒーロー・ヒロインからつかもう」と題した午前の部は、
 ライフスタイルを具体的な例をまじえて、分かりやすく説明等をして頂きました。
 それから、誰もが知っている歴史上の人物についてライフスタイルを話し合った
 り、ある条件下だとどんな行動をするだろうかと色々と意見を出し合うことで、
 学びを深められたと思います。





午後からは「子どもの頃のエピソードをつかってつかもう」で、
参加メンバーの早期回想について、
手順に沿ってライフスタイルをざっくりつかむ練習を行いました。
手順に沿って整理していくことで、その人らしさというか癖が見えてきて、
とてもエキサイティングでした。自分のくせに気がつくと、
自分が扱いやすくなるだろうと、改めて感じたワークでした。

今回、楽しく、学びの深いワークをしてくださいました中島指導者、
そして行事に参加してくださった28名の方に、改めて感謝いたします。ありがとうございました。

      


次回は8月18日(日)10:00~12:30の予定で、
浅口市鴨方公民館でお待ちしております。



第57回 13年6月23日

6月のあるふぁの会は、8名の参加で行いました。

最初に、7月14日予定の5周年記念企画の連絡と当日のお手伝いのお願いをさせて頂きました。

次に、今回は5月に福山であった中国地方会の午後のワークを出来るように準備しているので、
ワークを模擬のエピソードで行うか、実際のエピソードで行うか、もしくは話題についていつものやり方で行う
かの3つの提案をさせて頂きました。結果としては、事例をいつものような形でみんなで考えました。

まず最初に話題を伺って、メンバー全員で開いた質問を使い全体の理解を深めました。そして、エピソードの一番気になるところを白板に書き出し、感情について質問をしたりして、
話題提供者にとって、どんなことが起こっていて、どんな感情で、どんなことを考えていて、
どうしたいのかの理解を深めていきました。

その後、相手役と話題提供者の適切な所を探し、代替案を考え、出来そうな代替案についてロールプレイで確認をしていきました。ロールプレイの中では、相手役に「ありがとう」の一言を加えると、
その後のセリフの言い方や、内容が協力的なものになったと思います。
これは、相手役の「よい意図」に感謝を伝えることによる、変化ではないかと改めて思いました。
現場ですぐに対応できるかは、これからの課題だと思いますが、
相手のよい意図に気づければ多くの問題は、解決の方向に行くのではないでしょうか。

今回も、アドラー心理学を学ぶことに協力して頂いた、話題提供者に感謝いたしますと共に、
一緒に考えてくださった参加者全員にお礼を申し上げます。ありがとうございました。

次回は、5周年記念行事を7月14日10時から、浅口市健康福祉センターで行います。
いつもと場所が違いますので、気をつけてお越し下さい。





第56回 13年5月19日  
今月は雨模様で、少し肌寒い日でしたが、9名の方が参加して下さり、
あるふぁの会を開催することができました。

まず、今後の予定を色々と連絡をさせて頂きました。

5月26日:アドラー心理学会 中国地方会 (福山市)
6月 4日:山口育子さん 子育て講演    (倉敷市)
6月 9日:自助グループ交流ワイワイ祭り (尼崎市)
6月16日:アドラー心理学グループカウンセリング (岡山市)
7月14日:あるふぁの会 5周年記念行事 (浅口市)
5周年記念行事は、中島指導者にお越し頂いて、
「ライフスタイルをざっくりつかもう」を行う予定です。

続いて、最近の気になる出来事の事例提供を頂いて、参加者全員で考えて行きました。
今回は、子どもさんとの出来事を、パセージの第一章を使って、1ページの子育ての目標を確認し、
次に今回、提供者さんが不適切と思う行動は、どんな場合に分類されるかを確認したところ、
不適切な行動で注目や関心を得ているのではないかとなりました。

そして、不適切な行動と思うことへの提供者さんの行動が、負の注目になっていること、
加えて権力争いに陥りかけていることの気づきがありました。
次に文脈を観察すると、事例提供者さんからのメッセージを受けて、
子どもさんが行動をされていること等が見えてきました。

その後、子どもさんの適切な行動、適切な側面を探した後に、みんなで4つの代替案を考え、
できそうなところとして、不適切な行動に注目を与えないこととなったので、
適切な行動に正の注目をすることとセットで行ってもらうことを確認して、まとめとなりました。

今回は、パセージのテキストに沿って、出来事を見なおしてみると、
その中で、事例提供者の方が自分で気がつかれたことが、多かったようですし、
参加者全員がパセージのテキストに沿って、事例を考えて行くことができることを、
改めて、体験して頂けたのではないかと思います。

次回は、6月23日(日)10:00~12:30に、
いつもの鴨方公民館でお待ちしています。
     
    
       
       
  

第55回 13年4月21日  

今月のあるふぁの会は、4月としては寒い日でしたが、参加者8名で行うことができました。

最初に、7月14日に中島指導者をお迎えして、あるふぁの会の5周年記念企画。
5月18日から清野さんのパセージ(浅口市)、5月26日の中国地方会(福山市)、
6月9日のわいわい祭り(尼崎市)の各予定について連絡をしました。

そして、講習会等の参加報告として、3月24日の四国地方会(徳島市)、
3月31日の公開親子カウンセリング(今治市)について行いました。

次に、先月、話題提供をして下さった方よりその後の状況を伺ったところ、
前回の会で気づいた相手の不適切な行動は、自分の行動が関係しているのかなと思い、
まず、朝の挨拶から見直されて、その後、お互いの都合のいい時に大切な話をされたとのことです。
話をする時に、今までのように自分の思う結論に持って行こうと考えるのではなく、
相手の話が納得できるならそれもOKと思って臨まれたとのこと。
そして、大きな目標の一致をした上で、具体的な話をできたこと等でとても有意義な話し合いができ、
その後の関係もとても良好であるとの嬉しい話を伺うことができました。

そこで、今回伺った話を事例に、無意識的であるかもしれないですが、
よかったお話しなので必ずパセージのテキストの内容が使われていると考え、
参加者全員でパセージのテキストにどの辺が使われているかを探しました。
すると、「頼み方のこつ」をはじめとして、20項目近くの内容が見つかり、
改めてテキストの内容は大切だと実感しました。
そして、何かうまくいかない時は、パセージのテキストのできてないところを見つけることで、
うまくいく可能性が広がるのではないかと思います。

休憩後、新たな話題提供を頂きました。内容は仕事の休みの取り方について、
責任者とのやり取りが気になるとのことでした。気にされていることを共有するために、
他のメンバーから開いた質問を意識して質問をしていきました。
その後、エピソードを白板に書き、感情の動きや考えを伺って、
パセージのテキストの使えそうなところを探して、代替案を考えました。
結果として、話題提供者さんが、こんな風にやってみたいと思いますとはっきり言って下さったことが、
メンバー全員への大きな勇気づけになったのではないかと思います。
お話しをして下さった話題提供者さん、そして一緒に考えて下さった他のメンバーさん、
本当に有りがとうございました。

次回は、5月19日(日)10:00~12:30に、いつもの鴨方公民館でお待ちしています。






第54回 13年3月17日  

今月のあるふぁの会は、参加者9名で行いました。

最初に5月18日から予定されている清野さんのパセージを紹介していただきました。
多くの方に参加していただければと思います。
次に、あるふぁの会の5周年記念企画を7月に行う計画で、具体的な内容等について
次回のあるふぁの会までには整理する予定です。
そして、先週あった特殊講義と演習のカウンセリングについて、参加者より報告をいただき、
質疑応答を少し行いました。12月に岡山でも開講される予定なので、
そのことを意識してそれぞれに準備ができるといいのではないかと思います。

休憩を挟んで、子どもへの対応について夫さんと意見が若干異なることの話題を提供いただけたので、
参加者全員で考えて行きました。最初に周辺状況を開いた質問を使って伺い、続いてエピソードを
お話し頂いて感情の動きを確認していきました。ご本人としては、±0の感情で終わられたようですが、
ロールプレイで確認すると相手役さんは結構マイナスになっているのではとか、そうでもないとか、
人によって受け止め方は異なるようでした。次にご本人が相手役さんでロールプレイを行うと、
相手役はちょっとマイナスですねと感じられたようです。その後、相手役の適切なところを探して、
納得できる項目を大切に代替案を3つほど考えることができました。
今回はロールプレイで相手役さんの疑似体験をしていただいたことで、
出来事の見方が少し変わられたのではないかと思います。

今回も参加者全員で事例について考えることで、多くの学びがあったのではないかと思います。
事例を提供して下さった方、そして、一緒に考えて下さった方々、
大切な学びの時間をありがとうございました。

次回は、4月21日(日)10:00~12:30に、いつもの鴨方
公民館でお待ちしています。






第53回 13年2月17日  

今月のあるふぁの会は、8名の参加を頂きました。

最初に「質問ワーク」「パセージ@浅口」「特殊講義」等の連絡とともに、
7月の5周年記念行事についてお話しをさせて頂きました。

次に2月2,3日の基礎講座応用編の報告をして頂き、勇気づけにおける「行為と人格を区別する」
ことの目的とか意味について色々と話し合いました。行為と人格(ライフスタイル)を区別した方
が、相手を勇気づけられることを、一人一人が深められたのではないかと思います。

休憩の後、自分で決められない子どもの話になり、パセージでは「子ども自身に考えてもらおう」という項目が大切ですねと言ったり 、他にも色々な話をパセージに関連づけてゆったりと話をしました。
今までのあるふぁの会ではあまりなかった、
ゆっくりとした自由に話せる時間が心地よかったように思います。

そんな話の中から、子どもの勉強、塾に対しての対応をどうしたらいいのかとの話題を提供頂きました。
具体的には今の塾をどのようにするかの子どもさんとのやりとりを伺って、
参加者全員で子どもさんの適切なところを探しました。
すると子どもが自己管理できていることに気がつき、そのことを踏まえると親としての対応も変わり、
子どもも自分は能力があり、お母さんは仲間だと思えてくるのではないかと
話題提供者さんが気づかれました。
子どもとのやりとりはあまり変わっていませんが、母親の子どもに対する意味づけが変わると、
母親にとっての出来事が変わっていく様になったと思います。
人は私的な意味づけの世界に生きていることを、改めて思った事例でした。

事例を提供して下さった方、事例を一緒に考えて下さった参加者のみなさん、
本当にありがとうございました。

次回は、3月17日(日)10:00~12:30に鴨方公民館でお待ちしています。

**** 参加者の感想です *****

Aさん:一日、とても有意義で楽しい時間でした。(*^_^*)
学ばれた事をシェアしてくださることで、アドラー心理学を深めることになり嬉しかったです。
いつものようにきちんとした流れの中ではなく、今日のような、ふと疑問に思ったことを話し、
聴き合い、それぞれがアドラー心理学で考えられるのは素敵だなぁと私は思いました。
まだまだ聞くので精一杯の私ですが、会の終わりの「今日は何を学ばれましたか?」の問いかけや、
感想を言うことで私自身の人前で話す苦手意識が少しづつ克服出来てきていると思えます。
一進一退しながらの成長と言えるでしょうか?f(^ー^;
いつも新鮮なアドラー心理学デス。







第52回 13年1月20日  

今年、最初のあるふぁの会は、初めての方をお一人お迎えして15名で行いました。
寒い中、多くの方にお集まり頂きありがとうございます。

まず、年始めであり、みなさんにお年玉代わりの勇気づけカードをお願いしてスタートしました。

次に、今年中にパセージ・プラスができるといいなとの思いから、コースの紹介を行い、
参加希望を伺ったところ多くの方が手を上げて下さいました。
何らかの形で、パセージ・プラスができるように考えて行きたいと思います。

そして今回は話題提供がなかったので、特殊講義の勇気づけのテキストを読み合わせて、
二人ずつのペアーを中心にロールプレイや話し合いを行っていきました。
ロールプレイをすることで気づいたことや、テキストに書かれていることに対することと
自分の事例をつなげてみたりと、一人一人が違った受け止め方、考えをされているのが現れて、
とても楽しい時間を共有できたのではないかと思います。

これも参加者一人一人が、アドラー心理学を学んでいこうとされる意志を持って、
集まっているからこその結果だと思います。
今年も、アドラー心理学を仲間と一緒に楽しく学んで行ける時間を、
みんなで作れればと思っていますので、どうぞよろしくお願い致します。

次回は、2月17日(日)10:00~12:30に、鴨方公民館でお待ちしております。


**** 参加者の感想です *****

Aさん:会の最初に配られた「お年玉カード」は、参加されていた方みなさんに書きたいと思ったのですが、
時間があまりなくて(自分の書くスピードが遅い~)4枚しか書けず、残念でした。
私がいただいたカードには、自分でも気がついていなかったことを丁寧な言葉で書いて下さっていて、
ちょっと照れくさかったのですが、とても嬉しかったです。
また機会があれば、是非書きたいなと思いました。

勇気づけのテキスト2章「人間の価値や能力に関連した勇気づけ」をペアでロールプレイして、
後からグループみんなでシェアリングしましたが、
思いがけない感じ方や考え方がシェアされて、本当に面白かったです。
毎日の生活の中に、学んだことを生かして、穏やかに暮らしたいなと思いました。






第51回 12年12月16日  
今年最後のあるふぁの会は、16名もの参加を頂き、師走の大切な時間を一緒に過ごさせて頂きました。

最初に、12月2日に広島であった中島指導者のワークに参加した方から、報告を頂きました。内容は、アドラー心理学の基本前提と最優先目標に関係するワークであったようです。個人的には、最優先目標を踏まえての建設的な暮らし方について興味を持ちました。

次に、12月1、8、15日にあった、パセージ・プラスの参加報告を頂きました。パセージ・プラスはパセージを受講された方対象のアドバンスコースで、やさしくきっぱりとした育児を学ぶ内容でした。

休憩後に、子どもさんとの関わり方での事例をみんなで考えていきました。
最初にお話し頂いたことに対して、メンバーの共通理解のために色々と質問をさせて頂きました。
このとき、メンバーさんからの提案を受けて、パセージのテキストの聴き方を意識して、
内容もテキストを踏まえながら行いました。質問をさせて頂く中で、きょうだい関係にも配慮された対応は、
子どもさんへの勇気づけにもなっているのではないかと思いました。
その後、お子さんのパーソナルストレンクスをみんなで探したところ、
とても多くの項目が上がり、メンバーもびっくりするほどではなかったかと思います。
そして、今後の提案として、不適切なところへ注目をせず、不適切な行動の文脈をよく観察して、適切な行動や不適切な行動の中にある適切な側面に正の注目をすることと、子どもの話を聴くことの意見がありました。子どもさんとの接し方の助けになればと思います。

会を終わって、今回は特別に手作りのクリスマスプレゼントがあり、パセージカードを使った抽選で盛り上がりました。プレゼントがお一人お一人の来年へのエネルギーになったのではないかと思います。
そして、プレゼントを持った足で、年忘れの昼食会になだれ込み、楽しい時間を過ごしました。
色々と準備をしてくださったみなさん、会に参加してくださったみなさん、
本当にありがとうございました。



次回は、1月20日(日)10:00~12:30に、いつもの
鴨方公民館でお待ちしております。

それでは、みなさん良いお年を迎えられますように!!!

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第50回 12年11月18日  

11月は抜けるような青空の下、14名の参加で学びの熱気にあふれる会でした。

最初に、前回のアンケートの報告と今後の活動への繋がりを話させて頂きました。

次に、11月11日にあったアドラーギルドでの「勉強する子に育てる」講演に参加したお二人から、
講演内容や感想をお話し頂きました。学ばない3つの理由のお話と、人はそもそも期待通りに動か
ないといったようなお話は、とても印象的でした。そして、お二人のお話を乾いた大地が水を吸い込むように、参加者が吸収していくように感じたのは、私だけではなかったのではないでしょうか。

休憩の後は、少し困ったことなどのお話しがありませんでしたので、特殊講義「勇気づけ」の第一章をみんなで読み合わせた後に、問いを考えていきました。このときも、お一人お一人の学びのオーラが出ていたのではないでしょうか。進め方で参加された方にご迷惑をおかけしましたが、皆様の協力で学びを深められたように思います。本当にありがとうございました。

最後のシェアでは、「勉強する子に育てる」講演の参加報告でお話し頂いた
「放っておいても学ぶ」を体験した一日であったように思いました。

次回は、12月16日(日)10:00~12:30の予定で、
いつもの鴨方公民館でお待ちしています。
尚、次回は忘年会を兼ねた昼食会を企画していますので、
そちらもお楽しみに!!!
 

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参加者の感想です。

Aさん:野田先生の講演会の報告から始まった、今回の学習会ですが、
皆さんがいればいるほど、学びの質が二倍にも三倍にもなるのだなぁということがよく分かりました。

今回の参加で特に特に思ったのは、アドラー心理学は数学(科学)のようなものだなぁということです。
日常生活では、さまざまなパターンが考えられますが、「この方式、計算式をしっていれば、
解くことができる。」というものでした。
だから、常に原理原則に返ればよい。計算式をあてはめて考えてみるとよい。
「これは、横の関係かなぁ・・・」(王さまにもならないし、奴隷にもならない)
「これは、勇気づけになるかなぁ・・・」、と。

そこで、やっぱり気になるのが、「何が勇気づけ?」「何が勇気くじきか?」でした。
どうしても、聞きなれない言葉ですので。自分の行動がどうなのか?出来てるのか迷っていました。
その疑問についても、野田先生の特殊講義「勇気づけ」の資料は分かりやすく方式を提示して下さっているなぁと感動しました。
あとは、この方式を実践してみることによって、数字に慣れることかなと思います。
実生活で、「感情的にならない」、「感情を利用しない」、「支配されない」ということかなと思います。
「実学」ですね。せっかくの学びですから、実生活で活用されないと「知識だけでは、何も使えません」ので。
まずは、今回の学びを一つずつ実際に使ってみたいと思いました。感謝感謝です。


Bさん:11月の活動は、一言で言うと「熱気にあふれていた」でしょうか。講演会に行かれたお二人のシェアには、その内容の深さに驚きつつ、実生活を振り返ってみると、納得することばかりでした。

後半の特殊講義「勇気づけ」の資料を使った演習は、一人で考える時間と、
ペアを組んでロールプレイまで実験してみる時間の両方あったことで、より理解が深まったように感じました。
それぞれのペアから、いろいろな案が出され、いつも感じることではありますが、
「やっぱり、みんな違う!その違いで勇気づけられるんだなぁ。」と思いました。
仲間と一緒に学ぶことの幸せを味わいました。

岡山で開催される来年の講座のお知らせもあり、今からワクワクして来ました。

第49回 12年10月28日  

 夕立のような雨に降られたり、太陽が顔をのぞかせたり、何とも忙しいお天気の10月の定例会でしたが、新しく参加して下さった方お二人を含め13人の参加で、今回は一日コースの充実した活動ができました。

最初に簡単な自己紹介をし、その後いくつか報告や連絡をしました。

・10月19~21日に、浜松で行われた日本アドラー心理学会総会の参加報告をしました。
例年になく少ない総会参加人数の中、岡山からは9人が参加し一割以上を占めたこと、すごいです!
学会自体の仕組みや機能の大きな改革として、まず人事面では、心理学会の運営に携わる会長と理事が会わせて4名に減員になり、非常任理事は廃止、変わりに地方区のお世話人さんを新しく選出することになりました。また、教育機能の充実ということで、これまでアドラーギルド社が販売していた「パセージ」は、心理学会が代わって販売することになる等、まだハッキリしない部分もあるものの、かなり大きな変更になるようです。

・あるふぁ文庫に新しく購入した本をご披露しました。
初めて、ドライカースの著作を入れましたので、沢山の方に読んでいただきたいです。

・「子どもの権利条約フォーラム2012inあいち」への賛同金のお願いをしました。
アドラー心理学を少しでも多くの方に知ってもらうための活動と位置づけ、皆さんからお志をいただいたものを「あるふぁの会」として集約し、お届けすることになりました。

この後いつものように、事例を一つみんなで考えて行きました。

 ご家族の健康を心配されているお話で、参加者全員に身近な内容でした。
事例提供者さんにまずは一通りお話していただいた後、他のメンバーさんからお話の内容について理解を深めるために質問をして行きました。その後、最近の出来事として気になっていること(エピソード)をあげていただき、ホワイトボードに書き上げて行きました。
 

 事例提供者さんに内容の確認をしていただいた後、リーダーが文章の左側に私的感覚を見つけ出すための図を書いて、対処行動、ライフタスク(現状)、陰性感情、私的感覚を提供者さんと一緒に探して行きました。その上で、その私的感覚は、協力的なものか、競合的なものか考えて、代替案を考えました。かなり時間がかかって、結局休憩は取らないまま、時間の終わりまで頑張りました。
皆さん、お疲れになったことと思います。

 最後に「今日学ばれたこと」をお一人ずつお話しいただき、総会でも話題になった学会員獲得のアイデアなどあるふぁの会の活動についてのアンケートをお願いして、午前の部を終了としました。

 昼食後、先月提案したカウンセリングについての学習会を開き、まず参加者にカウンセリングについてのアンケートをしていただきました。次に野田先生の講演のテープをみんなで聞きました。その後、カウンセリングの学習は、大変慎重に行うべきものであることから、次回からの参加者は、養成講座受講予定の方などに絞って行くことを提案し、了承していただきました。

次回は、秋も深まった11月18日(日)、いつもの鴨方公民館でお待ちしております。

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参加者の感想です。

Aさん:先日はありがとうございました。おふたりが大切に育まれた場で、みなさんと温かい一日を過ごすことができました。初参加にもかかわらず、わたしの日常の事例を取り上げていただき、みなさんにわたしたち家族のパーソナルストレンクスをたくさん見つけていただきました。おかげさまで、毎日、父母の愛情と夫婦善哉を再発見しながら、味わっています。日々を丁寧に暮らしていく勇気をたくさんいただいて帰ることができました。本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。
  
Bさん:あるふぁの会に参加して、学ぶ意欲のある自助グループだなあと思いました。
そして、それが共同体感覚に繋がっているように感じました。リーダーさんがいろいろな講座に出かけられて学び、それを自助グループにシェアーされていました。教育講演会も何度かされているということです。また、メンバーさんもたくさんの方が学会や基礎講座に参加されているし、午後からの カウンセリングの勉強会を希望される方も多かったです。

今日は、まず事例提供者さんの話を聞きました。それから、開いた質問で事例提供者さんの家族の様子を聞きました。すると、事例提供者さんの温かい家族の様子が浮かび上がりました。その後、パセージプラスの、対処行動を見つけ出し、そこからライフタスクを探し、仮想的目標を探すという方法を使いました。その目標が競合的であるか協力的であるかを確かめて、 より協力的な目標と代替案を見つけました。新しい方法を使って解決するのは勉強になりました。

温かくみんなで事例提供者さんのパーソナルストレンクスを見つけつつ解決しているところは自助グループの特徴だと思いますが、それにプラスあるふぁの会は学ぶ意欲があり、それが共同体感覚に繋がっているように思いました。次回も参加したいと思いました。

第48回 12年9月23日  

やっと昼間もしのぎやすい「秋」が感じられるようになった9月の定例会は、
新しく参加して下さった方お一人を含め11人の参加で、非常に濃密な活動ができました。

最初にいくつか会の運営に関わる提案や連絡をしました。

・5月の中国地方会の発表で、必要経費として地方会事務局からいただいた1万円を、
あるふぁ文庫の購入費にあてる、ということで賛同していただきました。
・浅口アドラー心理学研究会の中に「にこにこの会」を新たに作り、
内容は、パセージ・フォローアップを基本として行くことにしました。  
・あるふぁの会の午後を2時間くらい取って、10月からカウンセリングの学習会を企画することについて
提案し、参加の希望をお聞きしたところ、6人の方が手を挙げられました。

この後、事例を1つみんなで考えて行きました。
内容はお仕事でのお話で、ルールを守る上で困っておられるということでした。
事例提供者さんが、相手の方との関係を良好に保つために、大変努力をしておられることを踏まえ、みんなで代替案を考えて行きました。パセージで使える所を探してみると、13L「子どもの課題と親の課題」、
35L「言ったことは実行する」、12L「失敗した場合も勇気づけよう」などが考えられそうでした。

パセージでは、「勇気づけ」をいつも考えていると言っても過言でないほど、その視点は重要なものですが、私達が気をつけて行くべきことは、「勇気づけとは、相手を気持ち良くさせることではなく、共同体のために相手が貢献できるように援助すること」である点です。 そのためには、まず自分が「勇気づけ」を充分に意識した上で、働きかけをしていく必要があります。そして、困っていることが、「仕事」「交友」「愛」のどの「人生の課題」に入ることなのか?と整理して考えることも大切です。

今回のお話は、基本的には「仕事」であるということで整理すると、代替案も考えやすくなったように思えました。最後に、事例提供者さんに考えをお聞きしたところ、この課題にどう対処するかという決心をお話し下さいました。その表情にはもう迷いがなく、明るく感じられました。

休憩の後は、特殊講義「勇気づけ」の1章を、ペアに分かれてワークをし、感想をみんなでシェアしました。 書かれたものを読むだけと、ペアでワークをするのとでは、同じ内容なのに全然見えてくるものが
違っていて、みんなで驚きました。とても充実した面白いワークになりました。
来月以降も、機会があればこの続きをする予定です。

*************

参加者の感想です。

Aさん:今日はお世話になり、ありがとうございました。あるふぁの会は初めてでしたが、皆さんが自然に温かく受け入れてくださいまして、人見知りの私でも緊張せず、すんなり参加させていただくことができましたことはとても有り難かったです。あるふぁの会はTご夫妻を中心に、よりよく生きようとされている、それでいて気負いが感じられず自然体の方たちの集まりという印象で、とても居心地のよい空間でした。
ご縁に感謝です!

今回は『勇気づけ』の理論とワークでしたが・・・
いかに自分がこどもの話に耳を傾けず、こちらからの一方的な話ばかりをしてきたことかと反省しきりでした。今日はそれに気づけて、よかったです。
これからは、こどもの自発的な言葉を促せるような声掛けや応え方を心掛けたいと思います。

アドラー心理学に出会ってからは本当に目から鱗の新鮮な気づきの連続です。
私が特に共鳴するのは次の様な要素です。
・シンプルである
・実践的である
・即効性がある
・強制的ではなく、選択の自由がある
・マイナスに思える状況にもよい側面があるという考え方

このような新たな発見の度に、アドラー心理学の限りない可能性を感じて、わくわくします。
これからも、楽しみながら少しずつ学び、少しずつ実践していきたいと思っています。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします 


Bさん:日頃、問題をすっきり整理することが苦手で、すぐに感情の問題とごちゃごちゃになってしまい、
結局、私の解決したいことはなんだろう?となってしまうことが多いので、身についてしまっている考え方のくせが、問題をよりよく解決できる考え方に変わるといいなと思いました。

いろいろな方のご意見をお聞きすることで、自分では気づかなかった考え方に気づくので、
勉強になりました。でも、一朝一夕に身に付くものではないので、お話を聞いて気づきの得られる環境に身を置くことが大切だなと感じています。


       
 プチ・パセージ 活動の風景  

9月16日(日) 2012パセージ@浅口が終了した直後でしたが、8月のあるふぁの会に新しくお越し下さった方のために、パセージの紹介コースであるプチ・パセージを開くことにしました。


当日は、新しい方4人、あるふぁから応援のメンバー1人、夫と私がリーダーという形で、7人でプチ・パセージを体験していただきました。


1章だけのコースなので、どうしてもあれもこれも…と欲張りたくなるのを、メンバーさん達に特にお届けしたい内容に絞って進めていきました。


参加して下さった皆さん、とても協力的に発言やワークをして下さり、
充実した内容になったと思います。

そして、たくさんの気づきをシェアすることが出来ました。


日々の暮らしの中で、アドラー心理学の具体的なアイデアを使い工夫して行くと、周囲の人と温かい信頼関係を築いて行けるようになります。


プチ・パセージを通して、アドラー心理学のすばらしさを体験していただけたことに、感謝します。







       
2012 パセージ@浅口 活動の風景  

7月29日からスタートした 2012パセージ@浅口、9月9日に終了しました。

メンバーさん6人の小さなコースでしたが、回を重ねるごとに、お二人のリーダーさんを中心に、メンバーさんみんなが強い絆でむすばれた「仲間」になっていくのを実感できました。


このコースが始まって間もない8月2日に、あるふぁの会の大切な仲間であったHさんが、私たちより一足先に光の世界へ旅立っていかれました。あまりに突然のことで言葉もありませんでした。穏やかなお人柄で、いつもあるふぁの会の活動を温かくしっかり支えてくださっていた、とてもお元気な方だったのです。このコースも、3日目にはお休みの予定の方があったので、Hさんに単発参加の協力をお願いしたところ、快く受けてくださっていたのです。


Hさんからのメッセージ…はっきりと分かっていることだけれど、私たちが日々の暮らしの中では意識できずにいること…過ぎていく時間は戻ってこないこと。一日一日を丁寧に生きることの大切さ。そして、自分のまわりにいてくれる人への感謝。Hさんは、そういうことを、私たちに改めて教えてくださったと思います。


コースの終わり近くに、Kリーダーから、「このコースが始まった頃に問題だったことは、解決の方向に

向かっていますか?相手の方との関係は改善しましたか?」と問われて、メンバー全員が明るい表情で、「はい!」と答えました。素敵な瞬間でした。
Hさんもきっと、この光景を空の上から見ていてくださっていると思いました。


伊丹から浅口までお越し下さったKリーダー、リーダー卵の私がこんなことを言うのは失礼だとは思うのですが、メンバーさんへの勇気づけの温かさ、コースの進め方の鮮やかさに、感動して少しぼぅっとしてしまうことが度々ありました。すごく勉強になりました。本当にありがとうございました。

高松から参加して下さったFさん、Fさんが参加を決めて下さったので、このコースは開くことが出来ました。そして、毎回貴重なエピソードをお話して下さり、本当にありがとうございました。

SAさん、MUさん、MIさん、Aさん、コースは終わりましたが、これからも一緒に学んで行きましょう。
宜しくお願いいたします。

最後に、Sリーダー(夫)、コースの広報活動から、入念な準備、メンバーさんへの気配り、目配り、本当にお疲れさまでした。Kリーダーから最後に、「Sさん、どんどんうまくなって来たよね。」というお言葉をいただき、私は自分のことのように嬉しかったです。

今回のコースで学んだことを是非次のコースに生かして、また素敵なパセージを開けるように、一緒に頑張って行きたいと思います。


** 受講者の感想です **


Aさん:パセージを受講して、親の好みによるマイナスの先入観で子どもを苦しめていたことに気付けました。今では、子どもの適切な側面をたくさん見つけられるようになり、日々子どもに感謝を伝えられています。
つい感情的になって炎上していた親子喧嘩も、体をリラックスさせることで避ける術も身についてきたように思います。肉体的にも精神的にもドン詰りだった子育てから、子どもと自分を信頼した希望ある子育てに変わってきました。
ここからが私達親子のスタート、力を合わせて歩んで行きます。
本当にありがとうございました。

Bさん:3人の子供達を同じような愛情で育てているつもりなのに、なぜか、一番上の女の子だけは、いつも距離を感じていました。パセージを受講して、距離を全く感じなくなりました。
子育てって大変と思っていた部分もあったけど、ちょっと考え方や、着目点を変えるだけで、気持ちがとても楽になる事に気付きました。また、それによって、子供の反応も変わるし、周りの空気も変わり、他の家族にも連鎖反応が起きているように感じます。
どんどん、この連鎖が広がって行くように、毎日、自己点検しながら過ごしていきたいです。
一緒に学んだ方の言葉にも、沢山勇気づけられ、みんなで学ぶ事の大切さも強く感じました。






       
第47回 12年8月19日  

 8月の定例会は、連日の猛暑の中、新しく参加して下さった方、久しぶりの方を含め、
10人での活動になりました。

最初に、私たちの大切な仲間だったHさんのご冥福を祈り、黙祷をしました。

次に、簡単な自己紹介をして、新しい方に会の雰囲気を感じていただいた後、
カウンセラー養成講座に見学で参加した感想などを含め、報告がありました。

その後、あるふぁの会の活動内容について、提案をしました。
「にこにこ子育ての会」を、パセージ・フォローの会として、浅口アドラー心理学研究会の中に入れることにし、子育ての話題を中心に活動して行くこと、あるふぁの会では従来通り、メンバーさんが困っておられることについてのお話やアドラー心理学の理論などの学習、講座に参加した方からの報告など幅広い活動をしていくことを提案しました。皆さんから、ご賛同をいただいたので、10月から「にこにこ子育ての会」は名称を改めて、パセージ・フォローの会として活動を始めることになりました。

それから、いつものように困っておられることについてのお話を挙げていただきました。お話はお子さんとの関係についてでしたが、かなり込み入った内容だったので、メンバーさんから質問をしていくことで整理し、話題提供者さんを勇気づけながら、どんなことが出来そうか目標の一致をして行きました。

その後、パセージの3章くらいまでで、使えそうなところを挙げていきました。 1L「子育ての二種類の目標」、3L「正の注目と負の注目」、5L「勇気づけをはじめよう」、8R「賞と勇気づけはどこが違うの?」、4L「子どもの不適切な行動にどう対処するか」などを中心に学んで行きました。みんなで話し合って行く中で、話題提供者さんの表情が少し和らいで、笑顔も見えるようになっていきました。
最後に、みなさんに、今日の活動で気が付いたことなど感想をお話いただいて、会を締めくくりました。

日々の暮らしの中では、つい目の前の困った事象にとらわれてしまいがちですが、仲間と一緒にアドラー心理学の学びを深めて行くことで、自分の対応を点検して行くことが大切だなと感じた、8月の活動でした。

次回は、9月23日(日)10時~12時半、いつもの鴨方公民館でお待ちしております。
その頃には、きっとさわやかな秋空を楽しむことできるようになっているのではないでしょうか…
早く涼しくなって欲しいです~ 


       
第46回 12年7月22日  

 7月の活動は、あるふぁの会発足4周年記念行事として、
伊丹市から北風リーダーをお迎えし、お絵かきのワーク&名付けのワーク
を企画しました。20人の方が参加して下さり、充実した一日を過ごすことが出来ました。

 実を言うと、私「絵を描く」というのがあまり得意ではありません。(^_^;)
ワーク自体はとても楽しみにしていたのですが、同時にドキドキもしていました。

 最初に、参加者一人一人がパセージのテキストから好きな部分をカードに抜き書きして、自己紹介もかねて読み上げました。

 そして、いよいよお絵かきのワークです。まず、10枚の紙が配られて、そこに自分の好きな色で番号を10まで書き込みます。その紙に、北風リーダーが読み上げる「感情」から自分がイメージするものを描いて行きます。抽象的なものでも何でもいい、ということで、私は少しほっとしました。

 描き終わったら、その紙を全員分縦に並べて、どんな特徴があるかをみんなで見ていきました。プラスの感情には暖色・柔らかい曲線、マイナスの感情には寒色・ギザギザの折れ線…など、多くの人にいろいろな共通点もあったり、人によって同じ言葉からの連想でも全く異なる表現になっていることもあったり、同じ人の絵の中にも共通点や異なる点が見えてきたり、思いがけない発見が沢山ありました。

 その後、最近気になったことを色画用紙に描きました。
それから、その絵の説明をみんなにして、その中に含まれている自分の欠点を挙げて、
それに自分で名前を付けました。

 次に全体を4人と3人のグループに分けて、 お互いのエピソードをもう一度確認した後、その中に含まれる描いた人のパーソナルストレンクスを出来るだけ沢山挙げて、紙に書き上げて行きました。
そして、ここからがとても面白かったのですが、気になったことを描いた絵に使われている色や形について、最初に描いた10枚の感情の絵と比べて行くと、沢山の共通点がみつかって、みんなびっくりしました。

 そして、グループで、最初に自分で付けた欠点の名前を、パーソナルストレンクスを参考にしながら、プラスに捉えられるような楽しい名前に変えて行きました。すると、なんだか気持ちが軽くなって、欠点だと思っていたことも、自分の力になっていることに気づくことができるようになったのです。
本当に不思議な体験でした。

 グループでいろいろ考えている時に、楽しそうな笑い声でいっぱいだったことが、
とても有り難いことだと思いました。

 最後に、パセージの抜き書きのカードを配ってもらい、
他の方が選んだ文章に勇気づけをしていただき、会をしめくくりました。

 あるふぁの会を立ち上げて、もう4年も経ったことに感慨も深く、
参加して下さる方があってこそのあるふぁの会だと、本当に有り難く思いました。
これからも、仲間と一緒にアドラー心理学の学びを深め、
共同体に貢献的な生き方を目指して行きたいと強く思った一日でした。


     

追記:この日のワークが、私たちの大切な仲間であったHさんとの最後の活動になってしまいました。ご家族にとっては勿論ですが、私たちアドラー仲間にとっても本当に悲しいことで、今もまだ信じられない気持ちでいっぱいです。残された私たちあるふぁの会のメンバーに出来ることは、Hさんが私たちの大切な仲間であったこと、穏やかで温かなお人柄であったこと、アドラー心理学を熱心に学び実践されていたこと、その中で仲間をたくさんたくさん勇気づけしてくださったこと、Hさんからいただいたメッセージを心に記して、これからもアドラー心理学の活動を続けていくことだと思っています。

Hさん、本当にありがとうございました… ご冥福を、心からお祈りします。


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参加者の感想です。

Aさん:
 お絵描きワーク。一つの画面に色、形、位置と色々な要素がある中、私は、位置を大切に
しているな~と気がついて、おもしろかった。名づけのワークでは、エピソードで裁いているのだが、裁く為に全体の位置でどうなるかとか、自分の持っているストーリーというか、画面の位置との関係も有る様に思った。以上の様なことに気がついて、これから少し気に掛けて、暮して行こうと思いました。楽しく気づけるワークをありがとうございました。


Bさん:
お絵かきは、苦手なのですが、リラックスして楽しめました。皆さんのあたたかさが身にしみて、泣けそうになった瞬間もありました。あまり器用でない自分と、心地いいなちゃんの気持ちでつき合っていこうと思いました。ありがとうございました。

 

       
第45回 12年6月24日  

6月のあるふぁの会は、新しくお越し下さった2人の方を含め、9人での活動となりました。

仲間が増えるというのは、本当にワクワクする出来事です。


活動内容は、最初に7月の行事の準備や参加希望の状況をみなさんにお知らせし、

ちらしを配れるところがもしあれば…ということでまず協力をお願いしました。


次に、新しい方が参加して下さったので、久々に自己紹介をしました。アドラー心理学を学び始めたきっかけや今考えていることなど、思い思いに話された内容が、とても深く印象的でした。


それから、いつものように、今困っておられることをということで、事例を挙げていただきました。子供との関係の中で、不安を持っておられるという内容でした。そのお話をみんなで丁寧にお聞きし、パセージのテキストの中から、手がかりになりそうなページを探していきました。
そして、今出来そうなことを考えて行きました。最後に、事例を提供してくださった方のパーソナルストレンクスをみんなで挙げていきプレゼントしました。その方の表情が徐々に和らいで行ったように見え、グループで学ぶ力を感じました。


パセージのテキスト38Rの「わがままのままで他の人の役に立つ」が、

印象的な学びだった6月のあるふぁの会でした。


来月は、いよいよあるふぁの会4周年記念行事、

北風洋子さんをお迎えして 「お絵かきと名付けのワーク」です!

まだまだ、定員に余裕がありますので、

どうぞ参加のご検討をお願いします。


 

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参加者の感想です。
 
Aさん:
自分の安心を得る為に子どもに『普通』を押し付けていることに気づきました。
ありのままの子どもを受け止めようと決めていたのに、なんという有様でしょう。
愛用してきた不安に押しつぶされ、勝手に自爆して動けなくなっていました。
しかし、仲間のあたたかい意見でこわばった心がほぐれました。
初めてご参加下さった方からも、新しい視線の意見を頂いてとても新鮮でした。

自己点検を兼ねた自己分析も、これからはプロセスに注目してやっていこうと思います。
『良いこと日誌』も早速始めました。 3つ見つけることがこんなに大変だとは…。
また伸びシロを見つけてやる気満々になっています。

自分がクリアに見えてくるとキツイと感じますが、モヤモヤが晴れると清々しいです。
現実とも、子どもとも、しっかり向き合って丁寧に生きていきます。
本日もありがとうございました。 エネルギーチャージ完了です('-^*)/
 
Bさん:
今回、娘から“私達の関係は『いびつ』だ”と言われ、過去はともかく最近は良好と楽天的に捉えていた私は、少なからぬ衝撃を抱えて参加しました。

 事例を提供された方の話を皆さんで考えていくうちに…、混乱されてる中にも、親として一生懸命頑張っておられる姿や、親を気遣ってかけてくれるお子さんの言葉等々、素敵な親子関係が見えてきて、“互いを思い合って、何て素敵な親子でしょう!”と、またまた胸が熱くなっていました。
ご自身が出来る事として、お子さんへの感謝を伝える、自分自身への勇気づけ等々。またパセージテキスト38-R“わがままのままで他の人の役に立つ”というメッセージの指摘では、困った時にはこのテキストに戻ることを再確認しました。
 そして、事例提供者の方のPSをあげていきながら、参加者全員が参加者一人ひとりの応援団だなと、改めて感じたあるふぁの会でした。

 気が付くと、私自身もまた勇気づけられて、娘が使った『武器』にうろたえるのは止めて、“わがままのままで相手の役に立つ”関係を作って行こうと思いました。

7月の講演会や記念行事にも参加し、レベルアップを目指して行こうと思います。

Cさん:
身近な人が自分のしている事に興味深く関心を示してもらうととってもうれしかったです。( 〃▽〃)
帰ってからもDさんといろんな自分たちの目標や、今している事の意味や、ものごとの根本的なことやなぜそういう気持ちになるかなど、お互いの考えを言い合い話が出来たので、私はとっても充実感を感じました☆
久しぶりに頭をフルに使ったわあと言い合いながら~いろんな人と話はしますが、何がそんなにいつもの話と充実感が違ったのかと考えたら、お互いに対等=横の関係にあり、お互いを信じて認めあっているし、尊重しあってると感じたからだと思いました。
興味のある方向性が似ている話だからというのもあるのかもしれません。反対をかえせば、私は自分があまり興味をもたない話は聞いているつもりでもあんまり聞いてないし、なんか違うと思っているように思います( TДT)例えばムスコとの会話でも知らず知らずのうちに自分の興味のあることに反応し、違う話には興味を示してないです。
映画や本でも食べ物でも偏りがあり、取りあえず観てみようとか読んでみよう、食べてみようとはしないなぁ~と改めて感じました。
好き嫌い激しいし(苦笑)こだわりを無くすのって難しいですが、全てなくさなくても、まずは受け入れること~それから選択する事が出来たらいいなあと思います。
 


 





       
第44回 12年5月13日  

 五月晴れの空のもと、10名の参加であるふぁの会を一日コースで行いました。

まず、連絡事項として、7月15日に山口育子さんによる”アドラー心理学に学ぶいっこさんの「にこにこ+仲良し子育て」”講演会の案内とご協力のお願いを行いました。
続いて、7月22日にあるふぁの会4周年記念行事として、北風さんにどのようなワークをお願いするかについて話し合いました。第一候補は、自分の欠点と上手に付き合うワークで進めていくことになりました。最終的に決まりましたら、5月20日の中国地方会から宣伝をしていきます。

続いて、子どもさんのことについて事例提供があり、エピソードを詳しく伺った後、今まで行ってきた対応とその結果について整理しました。そして、今後の代替案について話し合いました。

昼食後は、5月20日の中国地方会に向けた打ち合わせで、当日の予定、設営・後片付け、役割の変更等の話し合いを行いました。

そして、最後は待ちに待った人形劇の練習を行い、細かいところの変更と発表前後のナレーションの追加を行いました。みなさんが建設的な意見発言と協力的な対応をして頂き、劇としてのレベルアップが図れたのではないかと思います。
発表当日が今から楽しみです。

次回は、6月24日(日)10:00~12:30です。
梅雨の最中だと思いますが、気持ちは青空でいつもの鴨方公民館でお待ちしております。

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参加者の感想です。
 
Aさん:
午前中はこれからの予定と確認、そして事例提供者さんとの時間。
午後からは、中国地方会で発表する劇の練習と、今回も充実した一日のあるふぁの会^^でした。
 
事例をお話しされるのをみなさんじっくりとお聴きされていました。
パセージテキストの9-L
最後まで話を聴いた後、さらにお話を開いた質問で聴いていきました。
事例提供者さんに関心を持って、自分のこととして真剣に聴いていきます。
 
白板にやりとりを書き出して出来事と感情を分けて、出来事のみで読み上げます。
事実がはっきりとしました。
 
そして、今までの対応を聴き、新たに出来そうな事をみんなで考えていきました。
質問者の「○○したら、どんなことが起こりそうですか?」
「○○さんは、どう思われますか?」
「相手が」ではなく、「自分は」で考える事でこれからが見えてくるのではないか、
そうすることで、ステキなモデルとして、相手の気づきや勇気付けに繫がっていくといいなぁと私は思いました。15-L
 
参加されていたみなさんの真剣な眼差し、実践されてきた経験を話し、
これからを一緒に考えていった濃い時間でした。
 
Bさん:
『事実から考える』
主観に惑わされて相手の反応に鈍くなっている自分に気づきました。
先回りの心配でトラブルを回避することに力をいれていましたが、
子どもを信じて任せ体験してもらうことが大切だと思いました。
子ども自身が考えて行動する。
そこに責任感や達成感がうまれ、自信に繋がっていくと思います。

愛用してきた『先回り心配性主観』を切り替えます。
子どもが自立していくのは嬉しい反面、寂しいものですね。
私も子離れしなくては!

学習会も、劇の練習も、会の皆さんが一丸となっている空気が心地よい一日でした。
ありがとうございました。

地方会の発表、いっこさんの講演会、北風さんのワーク、
お楽しみが盛りだくさんでワクワクしています。


 


 





       
第43回 12年4月15日  

 春の空と桜が出迎えてくれた、いつもの公民館で
11名の参加を頂きあるふぁの会を行いました。

最初に5月20日の中国地方会で発表予定の劇の準備状況を確認しました。
準備は順調に進んでおり、練習を踏まえての変更等もあり、
次回までには準備を完成できるものと考えます。
それぞれの役割でのご協力に感謝致します。

次に、先週あった基礎講座応用編に7名の方が参加していたので、
学ばれたこと等を全員にシェアして頂きました。
同じ講座を受けているのですが、参加者はそれぞれに違った受け止め方をしており、
それぞれの意味づけの世界に住んでいるのだなと改めて思いました。
その後、私的感覚を探すワークのデモを、話し役聴き役を決め行い、
全員の理解が深まったものと思います。

なお、今回は中国地方会発表の準備と練習のため、
午後からもほとんどの方が残って下さりました。
楽しく人形を作ったり、わいわいと発表練習をしたりと
有意義に時間を楽しむことができたのではないかと思います。
本番に向けて、さらなるレベルアップが楽しみです。

次回は、5月13日(日)10:00~12:30で、いつもの
鴨方公民館でお待ちしております。


 



 キャラファクトリーゆ~さん&その母作 

 あるふぁフレンズ:
 まねっこマロンくん
 みかんくん、おにぎりくん、シロクマ先生
 食パンくん、ごましおくん、なすびくん、
 ブロッコリーくん

少し分かりにくいですが、力作の背景も季節感たっぷりで、素敵です~

 


 


 あるふぁ座のマスコット☆
ナレーターの
あるくんとふぁちゃんも左端に登場♪
モデルは何とアスランとる~さんです~


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参加者の感想です。

Aさん:今月も参加させていただきありがとうございました。
地元開催の応用編前半への参加者が7名もいて、お互いの感想を紹介し合ったり
私的感覚探しのデモをしたりして復習ができ、後半へ向けて宿題をする意欲が湧きました。
また、自分が印象に残ったことをみなさんに話すことで、後半に向けて課題を意識して
日々を暮らすことができ、後半の「勇気づけ」の章での学びにつながりました。
来月の地方会も、みんなと一緒に作り上げていくのが楽しみです。
ありがとうございました。


Bさん:いつも、あるふぁの会では、アドラー心理学について、
深くふか~く学ばせていただいています。ありがとうございます。
 先日は、応用編についてのみなさんの感想を言う時間、大変ありがたかったです。
「あっ!忘れてた!」とまた新たに野田先生の言葉を思い出したり、「あ~、こんな風にも考えられるんだ。」とひらめきがあったり・・・。 大変有意義な時間でした。
 地方会の練習も、楽しかった~。みんなで、あんなにワイワイできるなんて。
それに、みなさんの力を合わせてできあがっている感じが、とても素敵です!
パソコンを使ってのかわいいイラスト、素敵な背景、迫力のある演技力、台や音響など前準備のよさ、的確な指揮・・・
 当日参加のみなさんにも、楽しんでいただけそうですね~。
  また、来月どうぞよろしくお願いいたします。

Cさん:基礎講座応用編に興味があったので、参加された方の感想はとても勉強になりました。
「人はその時々に所属に向けてベストだと思う行動をとっている」
「みんな違って みんないい」
心からそう思えるようにアドラー心理学の学びを深めたいと思いました。
私的感覚を見つけるワークでは日常生活に引用できる工夫を見せて頂きました。
感情のグラフは視覚型の私にとってわかりやすいツールなので活用しやすいです。
午後からの地方会の準備では「あーでもない、こーでもない」と
意見を出し合いながら、一生懸命すぎて大笑いしながら楽しい時間を過ごせました。
皆で力を合わせて一つのことを作り上げる喜びは格別ですね。







       
第42回 12年3月25日  

 春の日差しと冬の空気が混じり合う、今日の日に11名の参加で、
あるふぁの会を行うことが出来ました。

最初に先週、神戸で有ったパセージプラスに参加された方からの報告を頂きました。
今回はなんと5名もの方が参加されて、それぞれの視点から内容や感想などを頂き、
参加者以外からの質問もあり、これからのパセージプラスが楽しみです。

次に、先月に引き続いて4月の応用編に向けて私的感覚、
私的論理の学習を資料に基づいて、2班に分かれて行いました。
今回は、この学習が初めての方とそうでない方とのグループに分かれて、
時間を切って行いました。一人ひとりがそれぞれの気づきがあれば幸いです。

最後に、5月20日の中国地方会の発表に向けて、
日程とシナリオ、そして配役を決めることが出来ました。次回からの練習が楽しみです。

今回はすぐ後に公民館を使う次のグループがあったので、
最後にみなさんからの一言を伺えなかったのが、ひとつ残念でした。

次回は、4月15日(日)10:00~12:30で、
いつもの鴨方公民館でお待ちしております。

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参加者の感想です。

Aさん:今日の内容は浅口アドラ-心理学研究会という名にあった学習の深まりが感じられました。
ただ私はパセ-ジの段階から進んでおらず、私的感覚も自分の物の見方、こだわりととらえられ、
それを自覚し、相手にもあるのだと認め、自分も相手も尊重される協同的な社会を作り上げていく。
常にそういうことに向かってその時々で判断していくことと感覚的にしか理解できていません。
学習を深めるのには半日では短い、1日はいるように思えました。

Bさん:聞きなれない『私的感覚、私的論理』…理解力に欠ける私でも、学習会に参加する度に呑み込めてきました。まず対処行動から考え、「どうなりたかった?」と自分に問う。
この方法がまだ日常生活に落とし込めていませんが、メンバーさんが「自転車に乗るのと同じで繰り返し練習すると、自然と出来るようになりますよ」と勇気づけてくださいました。
「なるほどそういうものか」と毎日練習を積み重ねています。メンバーさんの中には私的論理ノートを携帯されている方もおられました。前向きな発想と実践力に感心しました。
キラキラ輝いている仲間と会うと元気になれます。「まだまだ頑張れるどー!」とファイティングポーズで帰路につくことができました。ありがとうございました。

Cさん:1月2月のあるふぁの会で、「私的感覚」を予習していたので、パセージプラスでは、割とスムースにワークに入ることができたと思いました。有り難かったです。また、今日の会では「私的感覚」を初めて学ばれる方とご一緒させていただいたので、みっちり復習になりました。言葉の意味を確認できたら、事例にそってワークをするのがトレーニングになると思いますが、時間が足りず残念でした。
マイナスの感情がわいた時に起こす対処行動の目標を自覚すると、それが協力的なものでなかった場合の修正が、落ち着いてできるようになると思いました。私的感覚をさらにしっかり学ぶことのできる4月の応用編がとても楽しみです。


       
第41回 12年2月19日  

 最低気温がマイナス5度という寒い中、11名の参加を頂いて、2月のあるふぁの会を行いました。

はじめに、地方会の発表の内容検討・練習については次回から行うこと、
アメーバブログに掲示板機能を持たせたグルっぽを作ったこと、
あるふぁだよりの配信の件、3月・4月の日程変更、4月の応用編の件を確認しました。

次に、少し困られてたことの話題提供をお願いしましたが、今回はありませんでしたので、
4月の応用編に向けて私的感覚、私的論理の学習を資料に基づいて、2班に分かれて行いました。
資料を読んで、分からないところを確認したり、実際のエピソードと照らし合わしたりして、
グループで色々なことを学び気づくことができたのではないかと思います。
具体的なところについては、参加メンバーから多くの感想を頂いておりますので、
そちらをご参照ください。

次回は、3月25日(日)10:00~12:30で、いつもの鴨方公民館でお待ちしております。
春の日差しの中で、新たな気づきがあると良いなと思います。

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参加者の感想です。

Aさん:前回から《私的感覚》について学習していますが、私にとってはマイナスの現実~プラスの理想に向けその間に対処行動を示した構図が分かりやすく、今日の事例を参考に不快感《劣等感》を感じた事を書き出してみようと思いました。次回、《私的感覚》をさらに深めてワークが出来ることを楽しみにしています。
 あるふぁの会に参加をして2年になりました。多くの方とめぐり会う事ができアドラー心理学を学ぶことが出来る事に感謝をしています。ありがとうございます。

Bさん:今日は私的感覚という一般的にはなじみのない言葉について、野田先生の説明をテキストとして勉強しました。こういう説明をしてくださっていること、そしてあるふぁの会でそれを取り上げて勉強の機会を設けて下さっていることに感謝します。全体の中の位置付けも分かりやすく感じました。
今回の会を受けてスピリチュアリティについてもっと詳しく知りたいと思いましたので、勉強してみようと思います。

Cさん:いつもの会とは、がらっと変わった雰囲気の会で、ちょっとびっくりしましたが、グループに分かれて少人数での話し合いだったため、質問もし易く、楽しく過ごす事が出来ました。
しかし、いきなり『劣等感』の話題でびっくり&納得でしたf^_^;
読み進めていくと、かなり難易度が高く感じましたが、勉強した充実感がありましたし、みなさんが言われてたように、自分(又は人)を分析出来る事で、感情的にならずに済む事がわかりますね。
もっともっと、いろいろ勉強したいと思いました。

Dさん:前回の復習も兼ねて「私的感覚」「私的論理」を学べたので、実生活に落とし込むことが少し出来そうな気がしています。
『相手の私的感覚も、自分の私的感覚も変えずに、両者が折り合えるような自分の行動を探す』
ここに大きなヒントを得ました。常識(共通感覚)が通用しない相手に大きく感情が動いていたので、
早速、実践したいと思います。
リーダーさんの『感情がどんな目標(私的感覚)を達成するために起きたのか、そこを分析することで冷静になれるかもしれませんね』という意見は、感情に支配されがちな私にピッタリでした。
会に参加する度に理解が深まり、とても楽しく学ばせて頂いています。
焦らず、ゆっくり じっくり じっくり歩んでいきます。
本日もパワーを充電させて頂きました!ありがとうございます(-^□^-)

Eさん:基礎講座応用編に向けての学習会、やっぱりわくわく時間でした。対人関係の中で、引っかかることも相手がいてこそですよね。グループで話していくうちに、私は大抵「不安」という感情を愛用していることに気づきました。「愛用」う~~~ん、これって情けないなぁと思っていましたが、そうではなく、対処行動をおこすには必要な私の不安だと思えば、そうでもなく観察できるのでいいかなと今は思えます。
 「陰性感情」「対処行動」「それらの引き金になったできごと(ライフタスク)」の3つは観察できる。
できないのは「私的感覚」だけ。なかなか見つけられないかもしれませんが、キラキラした私の理想を探し出していくことで何が見えてくるのか楽しみです。頭で考え話すよりも、書く(書いてもらう)ことでそれに集中できてあれやこれやの考えがまとめられました。
 応用編の前段階の学びがゆっくりとできることは良いですね!^^
一人では進まないことも仲間と一緒に違いも含めて話し、聴く。それは違うのでは?と思うことも、あくまで私的なもの。ふむふむ・・・苦はずいぶん減ってきた私の次なるステップは「相手との話し合い」につなげていくこと。
「まっ、いいか~」で終えることもOKですが、一歩踏み込んだ私意見を言えることも大事だと思った今日の学びでした。ありがとうございました。^^


       
第40回 12年1月22日  

 今年最初のあるふぁの会は、10名の参加で行いました。
久々の参加の方や都合で遅れてこられる方もおられましたが、色々な気づきの時間になってもらえていれば嬉しいです。

 最初にあるふぁの会のHPに外部リンクで掲示板を開設したことの報告をしました。
そして、アドラー心理学の中国地方会の発表についての打合せでは、目的論に手を上げることと、
大まかな役割を決めることができました。
発表の準備を進める中で、楽しみながら基本前提の理解が深められれば良いなと思います。

 続いて、困っていることの話題を提供いただけたので、参加者全員で一緒に考えていきました。
まず、困っていることをお話しいただき、他の参加者から色々な角度で質問を頂きながら、
話題に関する理解を深めていきました。
そして、話題提供者、相手役と環境のパーソナルストレングスを探し、
次に向けた方向付けを行って終わりました。
その話題に関して詳しい参加者がおられたり、今までに同じようなことの経験をされた方もおられたりで、色々なやり取りの中、話題提供者さんも落ち着かれて良かったのではないかと思います。

 休憩を挟んで、4月の基礎講座応用編に向けて私的感覚と私的論理の学習を、
2グループに分かれて資料を読みながら話し合いを行いました。
残り時間が短かったので、予定のところまでは行きませんでしたが、
面白かったとか分かりやすかったと言ってくださる方がおられて、
来月以降も継続的に学んで行ければと思っています。

 最後に皆さんから一言ずつ感想などをお話しいただいた中で、
あるふぁの会の場を大切にしてくださっていることや、
一人ひとりが学んで行かれようとされていることを強く感じて、
お世話をさせて頂く側として、とても勇気づけられました。
参加してくださった皆さま、本当にありがとうございます。

 次回は、2月19日(日)10:00~12:30にいつもの
鴨方公民館でお待ちしています。
困ったことを一緒に考えたり、アドラー心理学の理解を深めたりして、
日々の生活にプラスあるふぁしてみませんか。
  
********************
参加者の感想です。

Aさん:地方会の発表、楽しみです。高学年向けという事は、アドラー心理学を全く知らない人にも、理解して貰い易いと、考えられますよね。尋ねられた時に、チラッと紹介出来るツールにならないかな、などと期待していますが…。
今回の事例も、お互いをとっても思い遣ってるご家族の事例でした。
お話を聞きながら、よく思うのですが、似たような事は何処にでも起きてる、ちょっとした気持ちの行き違い、若しくは、それの積み重なり…?その様にも、私には感じられます。
その次の質問タイム。聞いてる側の人達が色々と質問しながら、事例を出された方との距離を近付けていって、関心・理解を深めていく。そしてパーソナルストレンクスを挙げていくうちにいつも必ず思うんです。“何て素敵な人達だろう”って!アドラー心理学の理論や技術を使って、その思いを、皆さんが幸せな方向に舵取りして行かれるといいなと、いつも思います。
応用編に向けての学習会でも、一般的に認識されてるのとは違う“劣等感”の定義、私的感覚という倫理観等々、自分が理解出来るかはさておき、何だか面白そうで、次回がとっても楽しみです。


Bさん:今回、私的感覚について学習しました。
劣等感やライフタスク、対処行動…読むだけではぼんやりだった私も会のディスカッションでわかりやすく理解できました。私的目標が明確で一貫していれば対処行動も具体的になりますね。

アドラー心理学の無理なく理想に近づこうとする姿勢がとても好きです。
シガラミだらけの思考回路がオープンになり、生きやすく=活きやすくなります。
一人ではいくら考えても方向が定まらないことも、あるふぁの会で意見を頂くと全く違う視点から考えられます。本当に目指していることを思い出せたり、新たな対応も見えてきます。
解釈が偏り焦っていることにも気づけて冷静に考えることができました。
問題を複雑にしていたのは自分で、実際はシンプルなのですね。
自分の中の不要な物をそぎ落として頂いた気がします。ありがとうございました。
早くも次回がとても楽しみです。


       
第39回 11年12月18日  

  12月のあるふぁの会は9名の参加で行いました。
会が始まる前の駐車場の冷え込んだ空気が、終わって外に出た時には柔らかく
暖かく感じたのは、私だけだったでしょうか。
とても、大切な時間を仲間と過ごさせて頂いた、今年最後のあるふぁの会でした。

 最初に、あるふぁの会のホームページの工夫についてお話し、次に来年の予定を確認しながら、あるふぁの会としての活動内容の話し合い、4月の基礎講座応用編に向けて、私的論理などについて話し
合える時間をとること、そして、中国地方会に向けての取り組みも行っていくことになりました。

 休憩時間にメンバーさんから近況報告があり、子どもさんとの関係が良くなった具体的な事例を2つもお話し頂き、参加者一同がご本人の努力とアドラー心理学の力と自助グループの素晴らしさを、感
じることができたのではないかと思います。
自助グループ全体へのステキな勇気づけをありがとうございました。

 休憩の後、少し困ったこととしてお母さんとの事例を頂きました。
お話し頂いた中から一番気になるところのエピソードを書き出して、参加者からの質問の後にパーソナルストレングスを探しました。すると、事例提供者もお母さんも課題を自分で解決されようとしていることや、考えを言葉で伝える力や、相手の幸せを願っていることなどが見えてきました。その上で代替案として、一人でできない時の協力の仕方を工夫することになりました。
しかし、代替案を実施するためには、感情的になっていないことが必要であるとのことから、感情的になった時の対応についてパセージのテキストから二カ所を確認して、まず、できそうな相手から意識してやってみようということになりました。
事例提供者からはパーソナルストレングスを見て、そのような見方もできるのですねという感想もあり、できそうな相手から練習することで少し安心されたようにも見えました。




終わりに参加者より、事例を一緒に考えることで自分の親との関係を考える上で参考になったとか、パセージのテキストに戻ることで学び直しができて良かったなどのコメントを頂き、
今年の会を締めくくることができました。

次回は、1月22日(日)10:00~12:30に
いつもの鴨方公民館でお待ちしています。
私的論理の勉強もできたらと思っていますので、お楽しみに!!!

*****************
参加者の感想です。

Aさん:
今回の事例は『お互いに相手を想い合っているのに、つい衝突してしまう』というものでした。
 「ああ ウチもそうだなぁ」
母と自分、息子と自分、両方の立場から考える良い機会になりました。
事例を提供してくださったメンバーさんは責任感が強く一人で頑張ろうとするのに、すぐにまわりの力を借りようとする自分。相手を動かそうとすると摩擦が起きたり、思うとおりに動いてくれないとストレスがたまったり…それよりも自分がどうしたら出来るかを考えた方がいいと思いました。
家族は一緒に乗り越えていくかけがえのない仲間!
今回も大切なことに気付くことが出来ました。

今年最後のあるふぁの会ということで、いつも以上に感慨深いものでした。
会に参加させて頂くようになってまだ半年ですが、ここに来ると心が開放されてホッとします。そして、メンバーさんが全員、心の姿勢がよくて「私もこんなふうになるんだ!」と励みになります。
あんなに苦しみ悩んでいたことも違う捉え方が出来るようになりました。
アドラー心理学と、あるふぁの会に本当に救われました。
ありがとうございます。

Bさん:
あるふぁHPのこと、来年1月からの予定のお知らせから始まった今年最後のあるふぁの会、興味深いものが沢山あり今からわくわくします。
中国地方会の提案・工夫の話の中で出た基本前提が頭にある中、事例を話してくださるCさんの表情やしぐさ声のトーン、その場面を思い描きながら興味関心をもって聴きました。
メンバーさんが、Cさんとお母様のPSを出していくと沢山のPSがありました。^^
パセージのテキストの30-L「感情的になったとき」を順を追って聴いてくと、あれあれ~ご本人の気づきが、書き出した事例の一部の箇所を「相談・協力」の言葉へと変えられていきました。
そこにはマイナスの感情はなくなっていて冷静に頼まれています。Cさんのパーソナルストレングスがプラスに活かされて行きました。
不思議でも何でもなく、これがアドラー心理学。
 事例を出してくださる事で、私自身も同感したり、苦笑したり、違いを見つけたりと学ぶ事が沢山あ
りました。アドラー心理学でしあわせに暮らしていくことは、信頼・尊敬して感謝の気持ちを伝えていく
ことが大切だと改めて思いました。
 
会の最後に引いたパセージカード
     い 「いつでも」子どもの味方でいよう」と心の中で決心してくだい。(略)  
     次に機会があるときに「私はあなたの味方です。」と子どもに言ってあげてください。
とっても温かい言葉にぐっときました。
メンバーさんそれぞれが引かれたカードも、偶然ではなく必然の言葉だと思った私です!
  
一年間有意義なアドラー時間を過ごさせていただき、ありがとうございました。
2012年もあるふぁの会で学んで行きますので、どうぞよろしくお願い致します。



       
第38回 11年11月20日  

11月のあるふぁの会は6名の参加で、
「一人ひとりが違う」ということについて意識した時間でした。

最初にアドラー心理学を多くの人に知ってもらうために、
今のホームページを充実させるための話し合いをしました。

次に、皆さんからの話題をお願いしたところ、
「アドラー心理学を学ぶことで親子関係が良くなり、
子どもの貢献がとても嬉しかった」とのお話を頂きました。
話題提供者が、今できることを一生懸命にされているお話に、
参加者全員が勇気づけられたように思います。ステキなお話をありがとうございました。

他にお話が出なかったので、残りの時間で、適切な行動、
不適切な行動の中の適切な側面を探すワークを行いました。
パセージのテキストを読んだ後、グループに分かれて、
相手役の適切な行動を5つずつ出し合ってもらい、 
その適切な行動への正の注目について確認をしていきました。
適切な行動だと今まで意識できていなかったことでも、考えてみると色々と見つけられたようです。
そして、正の注目を自然にできている方も、「あ~正の注目をしていたんだ」と改めて意識されて、
相手役の行動に対する見方が少し変わった方もおられたようです。
また、適切な行動に対してどんな正の注目をしたらいいのかと、少し迷われている方もおられたようですが、プラスの感情との関係を考えて頂けたのではないでしょうか。

その後、不適切な行動の事例を頂いて、みんなで9つの適切な側面を白板に書き出しました。
色々な見方ができること、その人その人の違いが出ているように改めて思いました。

最後に皆さんから、今まで気づかなかった適切な行動に気づくことができて良かったとか、
適切な行動探しは少しできるようになったので、
次は不適切な行動の適切な側面探しを意識して行きたいと等のコメントを頂きました。

今回、学ばれたことや気づかれたことを意識して、
適切探しの練習を続けていくと違った世界が見えてくるかもしれないと思いました。

****************

参加者の感想です。

Aさん:『適切な行動への正の注目』、『不適切な行動の中の適切な側面』
    分かってはいても、かなり意識していないとなかなか気付けませんね…。
    特に『不適切な行動の中の適切な側面』を見つけるのは、
    主観をかなぐり捨てて第三者的な視点からやっと探し当てる感じです。
    当たり前のことが実はとても幸せなこと。
    そこに気づき感謝していきたいと思います。
    今まで眠らせていた幸せを察知するセンサーをやっとスイッチオンしたというところでしょうか。
    あるふぁの会のメンバーの、似ているけどそれぞれ違う捉え方に
    毎回目から鱗を落としています。
    具体的に実践できることが見えてくるし、意見発表の為に自分の考えも整理できるので、
    モヤモヤが解消されます。
    何より心のうちを安心して打ち明けられて、
    一緒に喜んだり打開案を考えたりする仲間がいてくれるのは、本当に心強いです。
    今回も心に栄養をたっぷり頂きました。ありがとうございます。

Bさん:適切な行動に、正の注目をするように訓練だなああ~と思います。
    ある方がいつも本当に素直に子供さんと向き合い、
    自分から変化されてる姿を見るたびに感心させられますし、
    私もしてみようという気にさせてもらうのですが、自分がかわいいので口を出してしまいます。
    訓練ですね。どうにかきっかけを作って・・・工夫してやってみます。

ありがとうございました。

次回は、12月18日(日)10:00~12:30で、
いつもの鴨方公民館でお待ちしています。
今年最後のあるふぁの会を皆さんと楽しめれば嬉しいです。




       
第37回 11年10月23日  
10月のあるふぁの会は、9名の参加でした。

最初に、いっこさんの講演会アンケート等の報告と、総社総会のお礼をお伝えしました。
皆さんにご協力を頂き無事終わることが出来たと、改めて思います。ありがとうございました。

次に来年の予定をお話ししている中で、岡山市で予定されている講演会、ワーク、基礎講座に、ほとんどの方が参加を希望されており、アドラー心理学を学ぼうとされる姿勢に、勇気づけられました。
今までは、一部の方が講座や合宿に行って学んできたことをみんなにシェアするパターンが多かったのですが、最近はたくさんのメンバーさんがあるふぁの会以外のところへ積極的に学びに行く機会が増えて、みんなでアドラー心理学を深めていけることが実感でき、とても嬉しく思います。

休憩の後に、7月のプラサードで経験した「大阪の水」というゲームを行いました。
一人ひとりに困っていることを出してもらって、
その一つ一つをどのように扱うか個人の主体性で決めていきました。
同じような困っている内容でも、人によって受け止め方、扱い方は違うのが見えたように思います。
ライフスタイルが現れているのですね。
ゲーム後の感想では、
「現時点での扱い方は整理できたが、将来的には変わっていくかもしれない」とか、
「自己解決をあきらめて不平を言いながら暮らすといいながらも、
自分の出来ることをしていくだろう。」というような意見が聞かれました。
それぞれのことを自分で決めていると意識すること、
そして行動に移していけることが大切かなと改めて思います。

次回は、11月20日(日)10:00~12:30に
いつもの鴨方公民館で開催予定です。
秋の日のステキな時間をみんなで過ごしませんか。

     

                

      
第36回 11年9月11日  
9月のあるふぁの会は、急な日程の変更にもかかわらず、
11名の参加で行うことが出来ました。

最初に今後の予定の連絡と、行事に対する協力をお願いしました。
続いて8月7日の3周年特別行事の感想を伺いましたところ、
自分の感覚型が分かり、子どもとの違いを意識することで、
子どもへの対応が落ち着いてできるようになったとか、
最優先目標の分類がとても分かりやすく、すっきりしたという意見を頂きました。
これからの暮らしの中で、色々と便利に使われればいいなと思います。

次に、少し困られていることのお話しを頂き、参加者全員で考えていきました。
進め方は、いつも通りレポートと周辺状況を聴き、エピソードを取り出して、白板に書きだし、
その中での感情、思考等を伺い、パーソナルストレングスを探した後、代替案を考えました。
代替案は5件目が話題提供者にヒットしたようで、これなら私も出来そうということで、
次の機会には試していただけるようお願いして終わりました。

最後に参加者全員に学んだことや気づいたことを伺うと、
相手の言葉は同じでも話を整理していくことで、
受け止め方が変わっていくことを改めて学んだ、
自分に否定的な気持ちがあることは、
自分を良くしようと思っていることと思う という意見を頂きました。

会が終わってから、7名で地元のそうめん定食を頂きながら、
色々な話をして元気を取り戻しって下さった方もおられたようです。

次回は、10月23日(日)10:00~12:30に
いつもの鴨方公民館でお待ちしています。

     

        
第35回 11年8月7日  三周年記念行事 「自己理解の旅」
 8月はあるふぁの会の3周年記念行事として、アドラー心理学指導者の中島弘徳さんをお迎えして、「自己理解の旅」と題してワークを行って頂きました。
参加者は21名で、東は京都市、西は広島市からと遠くからも来ていただき、ありがとうございました。

内容は最初に感覚型と最優先目標がアドラー心理学の考え方の中で、どのように関係するかの説明を頂きました。4年前にプラサードを受けたときも何らかの形で説明をされたと思いますが、今回は全体
の図があったので視覚型の私にはとても分かりやすかったです。

午前中は感覚型のワークで聴覚型、視覚型、触覚型の特徴に沿ってグループに分かれて話し合ったりし、グループ間の違いにビックリした人も多かったのではないかと思います。
違いを知ることで、相手とのコミュニケーションをどのようにとるかの工夫に繋がるように説明いただいたのも、とても分かりやすかったです。

午後からは、最優先目標の説明を聞き、それぞれのグループに分かれて出来事にどのように対応するかを考えたり、努力していることを話し合ったりすることで、グループ内の人の共通点とかグループ
ごとの相違点とかを知ることが出来たと思います。
こちらも違いを知ることで、これからのコミュニケーション能力の向上に繋げていけることを示していただけたことが印象的でした。

全体として和やかな雰囲気の中、中島指導者の巧みな進行で参加者は多くの学びと気づきがあったのではないかと思います。

改めて中島指導者をはじめ、参加いただいたみなさまに感謝いたします。ありがとうございました。
これからも浅口の地で、こつこつと自助グループを続けて行こうと考えていますので、よろしくお願いいたします。

次回は、9月18日(日)10:00~12:30に
いつもの浅口市鴨方公民館でお待ちしています。


     

        
第34回 11年7月10日  
 7月の定例会は、初めての方1名を含めて8名の参加でした。
梅雨明けの暑い中をたくさんの方が集まってくださりありがとうございました。

最初に30秒の自己紹介からスタートし、前回の参加者より実践結果をお話しいただきました。とてもすばらしい内容で、参加者一同がアドラー心理学の力を再認識したように思います。よかったこと
の報告だけで終わってはもったいないので、パセージの中に出てくるどんな方法を使ったのかを全員で探すと、本当に沢山使われており日々の工夫の積み重ねであることが分かりました。
とてもすてきな実践結果を聞かせていただき、参加者全員が勇気づけられたと思います。
ありがとうございました。

次に、学校の先生と保護者の関係について意見交換を行い、先生側からの意見を考えてみることで、保護者側からの見方だけでないところに気づくことができたのではないかと思います。色々な意見を
出していただける雰囲気が横の関係を感じて、すてきだったと思います。これも直接の利害関係が少ない、自助グループの力かなと思います。

続いて、学校の先生との懇談会において、感情的にならないでお話しができないかとの問いかけがありました。周辺状況などを伺った後、三つの代替案を考えて時間切れとなり、最後のまとめをして終
わりとなりました。

色々なことでどうしようかと一人で頭で考えるより、言葉にして仲間と一緒に考えることで、気づくことが多いのではないかと改めて感じた一日でした。

次回は、8月7日(日)10:00~16:15で、
いつもと違う浅口市健康福祉センターで、アドラー心理学指導者の中島弘徳さんをお迎えしての、
三周年記念行事として”自己理解の旅”を予定しています。

もしかしたら、少しだけの知らないが見えるかも・・・
浅口の地で、みなさまのお越しをお待ちしています。   

     
        
第33回 11年6月19日  
 6月の定例会は初めての方、1名を含めて6名で行いました。
前回に続いて少人数でしたが、充実した時間が過ごせたかなと思います。

初めての方もおられるので最初に自己紹介を行いました。するとなんと6名中5名が不登校でアドラー心理学に出会ったとのことで、今日は不登校児の親の会ですかねということでスタートしました。

その後、8月7日の3周年記念企画の再打合せを行い、自分探しの内容で講師の方にお願いしていくこととなりました。詳細が決まりましたら、また、アップしますので参加を検討してもらえると嬉し
いです。

次に、少し困っていることの話題提供をお願いしたところ、子どもとの接し方でどうすればいいでしょうかとのお話しを頂きました。その周辺状況を伺った後、最近のエピソードとして、子どもさんとのやりとりをお話しくださったので、それを白板に書き出しました。その後、子どもさんとお母さんのパーソナルストレンクスをみんなで探して、白板に書き出していきました。
続けてみんなで代替案を考えたところ、3つの提案がだされ、話題提供者にやってみたいものを伺うと3つともやってみたいが、先ず第1案からやってみたいとのお話しでした。

いつもの例会だとこの辺で時間切れのため、やってみたいことの内容を確認してまとめに進むのですが、今回は少し時間もあり代替案のロールプレイを提案したところ、やってみたいとのことでしたの
で、第1案をやってみました。そうしたところ子ども役さんがもう一つという感想で、声をかける位置とセリフを少し変えてみて、再度やったところだいぶいい感じになりました。

その後、普通はしないのですが、話題提供者さんに子ども役をやってみられますかと尋ねたところ、やってみたいとのことでしたので、エピソード内容と代替案のロールプレイを体験していただきました。
すると、代替案の方がとてもいい感じがするとのことで、実際にやってみますと言っていただきました。代替案をロールプレイでやってみて更に工夫することができ、代替案を話題提供者に体験頂き、実際にやってみられる勇気を強く持っていただけたのは、とても嬉しいことでした。

また、話題提供者の感想を伺ったところ、パーソナルストレンクスが嬉しかったこと、具体的な対応案が見えて良かったことなどを言っていただき、とても嬉しく感じました。

次回は、7月10日(日)10:00~12:30にいつもの鴨方公民館です。
人生に「プラスあるふぁ」しに来られませんか?
                                          





        
第32回 11年5月15日  
 5月の定例会は6名の参加でした。
前回に初めて参加して下さった方が連続で来て下さり、
興味を持っていただけたかなと嬉しく思います。

 最初に連休にあったかささぎ座の報告を私の方からしました。昨年までのかささぎ座と異なり、今年は初めて監督を行う方を野田先生が指導しながら、全員で心理劇を行ったこと。カウンセリングは言葉を使って治療をするが、心理劇では役者(相談者)の行為を変えることで治療をすること。行為を変えると役者の表情が劇的に変化することがあり、びっくりしたし楽しいかったこと。そして、合宿形式なので同じ部屋の方とも色々と話が出来て良かったことをお伝えしました。みなさん興味を持って聞いて下さり、とても話しやすかったです。

 次に、前日の岡山でのパセージに参加された方より、"頼み方のこつ"のページの平等と対等の違いについて、みなさんの意見を伺いたいとのお話があり、何人かが意見を出されました。漢字の意味として、対等とは対になったものが等しいことで、平等とは面として広い意味で等しいのではないかとか、平等で対等と使われたり、対等で平等と使われているので、基本的に同じような意味ではないかと言った意見が出ました。また、アドラー心理学の中では、対等・平等と同等は違うことが大切な内容ではないかとの意見も出ました。

 休憩の後、"頼み方のこつ"のページから思い出された子どもさんとのことを、話題提供していただきました。内容は子どもさんの頼み方に自分が感情的になることがよくあるので、頼み方について知りたいとのお話からスタートしました。先に周辺状況を伺い、続いて最近の出来事を伺いました。それから、再現のロールプレイ、役割交代のロールプレイ、子どもさんの受け止め方を研究した後、子育ての心理面の目標について確認しました。子どもさんは、自分は能力があると思わない、お母さんは仲間だと思わないとの話になりました。
 その後、子どもさんとお母さんのパーソナルストレングスを探してから、代替案を考えました。しかし、時間的な制約のため色々な代替案を十分にいただかないまま、感情的になったときにはその場を離れるやり方と、理性的な時にお勧めのセリフで代替案をロールプレイで確認して終わりとなりました。
またの機会に、試してもらえると嬉しいなと思います。

次回は、6月19日(日)10:00~12:30に同じ会場で行います。
みなさんのお越しをお待ちしております。





        
第31回 11年4月24日  
 4月24日の定例会は、初めての方が1名参加してくださり、11名で行いました。

 初めての方がおられたので、簡単な自己紹介から始めました。そして、あるふぁの会の3周年記念行事の8月7日に、アドラー心理学の中島指導者をお迎えできることとなりましたので、当日のプログ
ラムについて話し合いました。現状ではオープンカウンセリングと自分の理解を深めるような内容で、調整していくこととなりました。当日がアドラー心理学の理解を深める機会になればうれしく思います。内容が決まれば、ホームページ等にもアップしていきますので、多くの方の参加をお待ちしています。

 続いて、3月、4月にあった基礎講座応用編に参加された2名の方から、シェアをしていただきました。お一人からは、コミュニケーションの方法のお話しをしていただき、もうお一人からはどんな人も今のベストを尽くしていると言うお話が、とても印象的であったことをお伝えいただきました。学ばれたことをこの会で伝えていただけることで、一人一人のアドラー心理学に対する理解が深まればうれしいです。話をしてくださる方も聞かれている方も、学んでいこうとされている姿にプラスのエネルギーをとても感じました。ありがとうございます。

 休憩の後は、初めての方よりお話を頂き、このような場合にアドラー心理学ではどのように考えるかとのお話となりました。最初にお話しいただいた時は、相手からの反応にマイナスの感情を強く持たれておられるようでしたが、お話の周辺状況や、マイナス感情の前後状況を丁寧に尋ねていく中で、こちらからの言動によって相手からの反応があったのではないかと気がつかれました。
 それから、アドラー心理学では相手を変えることではなく、自分にできることを考えていくことが基本です。そして、その結果として相手が変わることもありますが、変わらないこともあります。変わるか変わらないかは相手が決めることで、こちらが決められることではないと考えます。また、色々なことに対して、誰の課題であるかを考えて整理して、その課題に対して一緒に協力して行くという方法をとることもあります。さらに、同じ出来事でも相手のマイナス面ばかりに目を向けるのではなくプラス面に目を向けていくようなこともお勧めです。・・・と言うような話となりました。
 そのような話をとても素直に受け止められて、学んだことを整理して、これからの行動につなげたいと言われたことに、参加者全員が勇気づけられたのではないかと思います。

 今回のお話は親子関係のことでしたが、参加者全員が親であったり子どもであったりとそれぞれの立場で、色々なことに気づかれたことを最後に言っていただきました。あるふぁの会が気づきの場になっていることがとても嬉しく、改めてこれからも会を続けていければと思いました。

 また、話し合いの進め方については、すっきりとはいきませんでしたが、参加者みなさんの協力で無事に終わることができ本当にありがとうございました。

 そして今回は3名の方が心理学会の申し込みをしてくださり、これからも一緒に学んでいけることに感謝いたします。

次回は、5月15日10:00~12:30です。
みなさまのお越しをお待ちしています。





       
第30回 11年3月13日  
3月13日は新しい方2名を含めて、11名で行いました。

初めての方も含めて、簡単な自己紹介から始め、2件の事例について参加者全員で話し合いました。

初めの事例は、子どもさんが、不適切な行動で注目を得ようとしているようで、お母さんは色々と工夫をされているのですが、対応に困っていますとのお話でした。そこで最近のエピソードを伺って、ロールプレイでお母さんに子どもさん役を体験して頂きました。子ども役としてはいやな感じがされたとのことですが、子どもの気持ちは分からないときっぱりと言われました。
それでも、どのように対応したらいいのかと考えて事例を出してくださっていることと、
ご本人が会の途中で帰られるので時間が無いため、パセージでのお勧めをみんなで話し合いました。まず、”罰の好ましくない副作用”をみた上で”子育ての二種類の目標”を確認して、
実際の対応としては、”不適切な行動に注目を与えない”と”適切な行動をしたときに、正の注目を与える”を同時にされることを提案しました。
他に、”ルールを決める”、”課題の分離”等の提案も有りましたが、パセージのテキストの初めの方からまず実践されることをお勧めしました。事例提供者さんは熱心にメモを取っておられましたので、
また、状況をお話頂けるとうれしいなと思います。

次の事例もエピソードを伺うと、他の人の課題に良い意図を持って介入したのに、
自分の意図とは違う反応があり、「何故そうなるの!?」というお話でした。
パーソナルストレンクスを探していくと、みんなが仲良くしようと思われているし、動く力はお持ちなの
ですが、使い方がうまくいっていないように見えてきました。
ご本人の気づきを伺った後、みんなから4件の提案がありました。
こちらも、また、その後の状況をお話頂ければうれしく思います。

今回も2つの事例を扱わせて頂きましたが、時間的な制約で早くすすめようとの思いがあり、しゃべりすぎました。しゃべっているときも意識はしているのですが、進め方(問いかけ)の工夫をしていこうと思います。特に、時間の制約がある中で、それぞれの方に気づいて頂けるようにするにはどうしたらいいかを考えていきたいと思います。

今回はネットを見て初めて参加くださった方が、続けてご参加くださるようで、とてもうれしく思います。

次回は日程の変更をして4月24日(日)10:00~12:30です。

色々なお話をしてみなさんの笑顔が増えればと思います。
それでは暖かな春の日差しの中でお待ちしております。


第29回 11年2月20日  



2月の定例会は、大人9名と7ヶ月の子どもさんの参加でした。
7 ヶ月の子どもさんはとても笑顔が素敵で、多くのおばあちゃんが出現したようです。
ちなみに私もおじいちゃんをさせてもらいました。

今回は二つの話題を提供頂き、それに対してパセージのテキストを使いながら、
色々な学びと復習が出来たように思います。

最初は良かったことのお話しで、今までの見方、対応の仕方を変えられた内容で、
その行動の中でのパーソナルストレンクスを探しました。そして変えた内容について
パセージのテキストを参照してみると、課題の分離、積極的タイムアウト、権力闘争を降りる、
問題を取り除くのではなくて解決を作り出す等が使われているのではないかと話し合いました。
特に、対応を変えられたことで、色々なことが前に進んで行くように感じられているとのお話しは
印象的でした。認知論について改めて、考えさせて頂きました。

次のお話しは、小学生の子どもさんの上級生との付き合い方について、お母さんとしてどのように
対応するのが良かったのか後味が悪かったことのお話しでした。
最初からエピソードをお話しして下さったので周辺状況を伺って、もう一度エピソードをお話し頂いて
白板に書き取りました。その後エピソードの内容について前後の出来事、一番印象的な所、
その時の感情等を伺った後、登場人物のパーソナルストレングスを探しました。
それからお母さんの願いを伺うと、自分のお子さんが上級生を含めた友だちと一緒に遊ぶことで、
色々なことを学んで成長して欲しいとお話しされました。
その後、友だちと遊ぶのは子どもの課題であることを確認して、お母さんの願いをふまえながら
パセージのテキストで使えそうな所と具体的にどのように対応するかの代替案をみんなで考えました。
子どもの課題を共同の課題にする所を使うとか、子どもの話をエピソードとは別の時に丁寧に聴くなどの
4案が出されて、できそうな所から対応されることとなりました。話題提供者のお母さんがお話しをされ
ている中で、色々な気づきもあったようでした。
また、実践された結果をお話し頂けると嬉しいなと思います。

今回も話題を提供頂いたので、色々と具体的に考えられて多くのことが学べたのではないかと思います。
話題を提供して下さった方、一緒に考えて下さったメンバーの方々ありがとございました。

会の内容ではありませんが、今回の参加者の内から3名の方が3月、4月に大阪であるアドラー心理学
基礎講座応用編の受講を考えられていることを伺い、アドラー心理学を更に学ぼうとされている姿を
とても心強く感じたとともに、自分もできることをしていこうと改めて思いました。
今回は野田先生が講師のニューバージョン講座なので、参加された方からのシェアが楽しみです。

次回は、3月13日(日)10:00~12:30に、今回と同じ浅口市鴨方公民館です。
春の日差しの中で、みなさまのお越しをお待ちしております。


第28回 11年1月23日  

今年、最初のあるふぁの会は大人13名と子供2名の参加で、1月
23日に行いました。
昨年の11月からのパセージが終了した後でもあり、今年は当面、
パセージのフォローを中心にやっていく予定です。そんな中、小さ
なお子さんを連れて、お二人のお母さんが参加して下さったのは、
とても嬉しいことです。
そして、今回は、劇団ともしびの方が4名も参加して下さいまし
た。遠く、奈良、大阪からこの浅口のあるふぁの会に参加下さりあ
りがとうございます。会の終わりには、アドラー心理学会に関する
寸劇を笑いとともに楽しませて頂き、劇団ともしびの思いも伝わり
2名の方が学会に入会して下さいました。
会の内容は、高校生の息子さんの行動で困ったことの話題提供を頂
きましたので、そのことについて参加者全員でパセージ的な対応は
どうしたらいいか考えました。まず、日頃の子どもさんとの状況を
伺い、困った出来事についてお話し頂いたことを白板に書き出しま
した。そして、その時の状況をロールプレーで再現してみて息子さ
んの感情について考え、それからお母さんにも息子役を演じてもら
うと、何故、息子さんが今回のような行動をしたかを少し分かって
もらえたようです。それから、息子さんとお母さんのパーソナルス
トレンクスをみんなで探し、白板に書き出しました。その後、パー
ソナルストレンクスとパセージのテキストで使えそうな所を探しな
がら、5件ぐらいの代替案が出ました。その中から、出来そうな代
替案を実験して、話題提供者に感想を伺うと、息子さんの不適切だ
と思われた行動の中の適切な側面が分かって良かったこと。そし
て、今回の出来事の流れの中で、何カ所も取り返しが出来ることに
気がついたとのことです。特に、息子さんの適切な側面は印象的
だったようです。
以上のことを通して参加者からは、自分の子供も同じような不適切
な行動をするが、適切な側面を知ることができてとても参考になっ
たとか、自分の困ったことをみんなの前で話せる勇気とそれが出来
る場の雰囲気がとても素敵だと思った等の感想を頂きました。
今回は、子育ての現場で実際に困った話題を提供頂いたことによ
り、参加者みんなでとても具体的に考えることが出来て良かったと
思います。やはり、事例について話し合うのがいいです。今回、話
題提供をして下さった方に感謝致しますとともに、一緒に考えて下
さったみなさんにお礼を申し上げます。ありがとございました。
次回は、2月20日(日)10:00~12:30に、今回と同じ
浅口市鴨方公民館で、みなさまのお越しをお待ちしております。




2010年の活動(平成22年)


第27回 10年12月5日  
12月5日は、先月と同じ全員常連のメンバーの5名で行いました。

今回は、まず2011年のあるふぁの会の計画について、①パセージのフォローアップ中心、②特殊講義の勇気づけ、③特殊講義の共同体感覚とナラティブなどについて話し合った結果、12月でパセージが終わることも考えて、当面はパセージのフォローを中心にしていくことになりました。当然事例も扱いながら、パセージのテキストに戻って考えて行こうと思います。

次に、短い時間でしたが話題提供を頂いて、パセージのテキストで復習も出来ました。

来年は、12月のパセージに初めて参加して下さった方、いっこさんの講演会のフォロー学習会に参加して下さった方を一人でも多くお迎えして、新たなメンバーと一緒にアドラー心理学を学んでいけるといいなと思っています。

次回の予定は、1月23日(日)10:00~12:30です。
(当初から予定変更となっていますので、ご注意下さい。)


それでは、みなさま、ちょっと早いですがよいお年を!!!

第26回 10年11月21日  
11月21日のあるふぁの会は、5名で行いました。
全員常連の方で、午後からのいっこさんの子育てフォローの学習会にも
引き続き参加して下さいました。

内容は、提供された話題について、白板にどんな課題があるかを整理していき、誰の課題かを確認しました。すると話題提供者が一番重要だと思っていることが、ご自身の課題であることが分かり、納
得されたようです。
次に、課題に関係するエピソードを伺って、パーソナルストレンクスを探した後に話題提供者の願いを聴くと、エピソードより前からの動きが必要であることが分かりました。そこで、エピソードの前 に今まで行ってきた対応を確認したうえで、「私は能力がある」 「人々は私の仲間だ」の方向へを意識して、他の方法を考えて、出来そうなことを試して頂くこととなりました。

今回は、課題を白板に書き出すことで、2次元的にそれぞれの関係が分かりやすく成り、加えてメンバーみんなが同じ部分について考えることが出来たので、分かりやすかったのではないかと思います。昔、数学の文章問題を、図とか式にしないと解けないことに気付いたことを思い出しました。
目に見えると安心して取り組めたりするのかも・・・

次回は、12月5日(日)10:00~12:30です。参加をお待ちしています。


第25回 10年10月24日  

14名の参加で、10月24日のあるふぁの会を行いました。
はじめての方も3名おられ、それぞれにいっこさんの講演会からの方、メンバーさんから紹介の方、
ホームページを見てこられた方と、色々な形であるふぁの会を知って参加下さいました。

内容は、はじめての方がおられるので、簡単な自己紹介を行い、その後9月の練成講座であった
ピンポン効果について、私たち夫婦の事例を持って説明をしましたところ、
多くの方が興味を持って下さったようです。
機会があれば、もう少し詳しくお伝えできればと思います。

休憩の後、事例を提供して頂けたので、残りの時間を掛けてみんなで話し合いました。
最初にレポートを聴き、周辺状況を尋ねて、エピソードを伺ったところで、
事例提供者さんからこんな風になれたらと願いをお話し頂けたので、
そのことに関係しそうなパセージのテキスト4-Lに戻って確認したところ、
「相手役さんが『仲間でなかった』と感じたかもしれない。」と気がつかれました。
そこで、相手役さんが仲間になれる工夫をみんなで考え、3件の代替案が出て、
事例提供者さんが出来そうなことから試して頂くことになりました。
そして事例提供者さんのパーソナルストレングスを、みんなで探してというか確認して終わりました。
その時の事例提供者さんの笑顔がとても印象的で、グループの力だなと感じた瞬間です。

2ヶ月続けての事例を話し合い、進行役としてまだまだ工夫をしなければと思う点は多くありますが、事例提供者の課題をみんなで考える能力は、だんだんと高くなってきたのではないかと思います。

ひとりひとりが、その時出来ることで貢献されようとされる姿に、本当に感謝です。

次回は、11月21日(日)10:00~12:30の予定です。
事例提供がありましたら事例を中心に、無ければ特殊講義の勇気づけを学びたい
と思っていますので、参加をお待ちしています。





第24回 10年9月12日  

9月は、11名の参加をいただきました。
今回初めての方もおられましたが、いつも通り参加者全員の力で、
勇気づけの会になったのではないかと思います。

最初に、アドラー関係の講演会、ワークのシェアとして、カウンセラー養成講座と
アプローチワークの話を簡単にしました。

続いて、半年ぶりに事例を提供して頂きました。
常連のメンバーさんがレポート、周辺状況、エピソードを手際よく聴かれ、
エピソードを書き取った後にパーソナルストレンクスを探しました。
この辺で、時間が迫ってきましたが、出来そうな代替案が2,3件直ぐに提案されて、
事例提供者の方へお土産になったかなと思います。
常連のメンバーさんが、事例提供者を勇気づけようと意識されていたことが、
とても印象的でした。ありがとうございました。

定例の会で事例を扱うのに初めて参加された方からは、
とても温かくみんなで考えて行かれるのが印象的だったと、
会の終わりに感想を頂きました。
この雰囲気を大切に、これからも会を進めて行ければと思っています。

会に参加して下さいました皆さま、本当にありがとうございました。

次回は、10月24日(日)10:00~12:30の予定です。
参加をお待ちしています。

第23回 10年8月1日  2周年記念行事 教育講演「子どもの話を聴く」・プチパ・桃太郎ワーク

午前中は、教育講演「子どもの話を聴く」と、その内容に関連するワークで、
過去最高の22名の参加を頂き、
午後からは、北風洋子さんをお迎えして、桃太郎ワークを18名で楽しみました。

教育講演は、あるふぁの会の有志の方で新たにあるふぁ座を作って、初めての講演でした。
発表者はとても緊張されたとのことですが、
受講者からは、”スライドと話しと劇がシンプルで、すっと入ってきた。ビデオに撮って何度でも見たい””NHKの教育テレビを見ているようでした”などの感想を頂いて、とても好評でした。

その後のワークは、パセージの「子どもの話を聴く」を中心にプチパセージ風に行いました。
こちらでは、”自分が質問をしすぎて、話を最後まで聴いていなかったと気づいた”
”ペアを組んで、実際にやってみると、とても分かりやすかった”などの感想を頂きました。

午後からの桃太郎ワークでは、実生活で気になる事、困っていることを
桃太郎の物語に出てくる役柄を使って、代替案を探していく内容でした。
参加者からは、”自分を変えないようにしていることに気がついた”、
”物語の役柄を思い浮かべることで、対応の仕方が変えられそう”などの感想を頂きました。

真夏の一番暑い時期に、東は大阪から、西は福山からと多くの方がご参加下さり、
お昼の素麺セットも美味しくいただくことが出来、本当に充実した一日となりました。

また、アドラー心理学に全くふれたことのない地元の方にも、3人ほど来ていただくことができたので、
種々の機会を設けて、西備地区にアドラーを広めて行きたいという願いが、
徐々に実を結びつつあるかなと思いました。

*参加して下さった方からの感想です*

Aさん:1.教育講演 子供とのよくある日常の一こまを再現されていて、具体的でわかり易かったと思います。閉じた質問をしない、子供に考えさせるというところは忘れないようにしようと思いました。

2.プチパセージ
  初めての参加だったので、唐突な質問から始まった感じがしました。質問の意図が読めなくて少々戸惑いました。子供を朝起こさなかったら?と考えていきましたが最後どう締めたのか聞き逃してしまったので、教えてください。(Sリーダー曰く:締めてません…)

3.全体について
  大変おもしろい体験をしたと思っています。ただ、何をどう掴んでいいのかよくわからない感じもします。藁をもすがる思いで参加したならば、ゴールは遠い遠い道程…と思うんじゃないかなという印象です。アドラー心理学に興味があるので(この程度の気持ちですが…)また参加したいと思います。

Bさん:教育講演 スライドと話と劇がシンプルですっと入ってきた。ビデオに撮って何回もみたい。

Cさん:教育講演 「聴く=耳+目と心」改めて子どもに心を向けて話を聴きたいと思います。心得について今までぼんやりとしか考えていませんでした。今日でまたしっかりと頭に入りました。

プチパセージ 姪っ子に対して、可愛さあまって、話を聴きたくて質問を沢山していたことに気付きました。最後まで聴くということを改めて実践してみようと思います。また、姪っ子が嫌な気持ちになっていたかも、ということにも気付きました。

Dさん:とても分かりやすく実際に家でも子どもを理解してやろうと思いました。
テキストだけ読んでいると難しく感じましたが、ペアを組んで実際にやってみると、とても分かりやすかったです。

ありがとうございました。

次回は、9月12日(当初より変更)10:00~12:30です。
みなさまの参加をお待ちしております。

第22回 10年7月4日

岡山県内のアドラー関係行事はなんと5週間連続となります中、
今回も14名と多くの方に参加頂き大変有りがとございました。

今回は、予定通り勇気づけの特殊講義の資料をもとに、第一章の勉強を2~3人のグループに分かれて行いました。アドラー心理学はほとんど初めてという方もおられたので、グループ分けを工夫して
特殊講義に出た方との組み合わせでフォロー頂きました。

予定していたより時間は掛かりましたが、それぞれのグループの状況に合わせて、学ぶことが出来たのではないかと思います。
進め方については、まだまだ工夫が出来そうなので、次回は少し変えてみようかな。

今回は、あるふぁの会が終わってから、9月26日のいっこさんの楽しい子育てのチラシ仕分けについて、皆さんの協力を頂きました。
当初予定の30分を大幅に超えて、ご迷惑をおかけしましたが、無事に12,000枚余りを仕分けすることができ、5日と6日で配布を完了しました。ご協力、本当にありがとうございました。

第21回 10年6月20日

今回は岡山での基礎講座理論編の間でしたが、11名の方が参加して下さいました。
また、今回は妻が仕事の都合で初めてお休みでしたが、
皆さんのご協力で無事に終えることができ、ありがとうございました。

内容は最初に8月1日のあるふぁの会2周年の行事予定、
9月26日のいっこさんの講演会について宣伝とご協力をお願いしました。
一人でも多くの方にアドラー心理学を知って頂ける機会をつくれればと思います。

次に、みんなで話し合いたい話題提供がありませんでしたので、
エピソードを語るお稽古をペア-に分かれて行いました。
これはあるふぁの会を立ち上げた直後に用意していたもので、
2年近く経って出番が来たのです!

エピソードを書くことで気づきがあった方、
事実と意見を分ける時に意見の多さに気づかれた方、
自分のパーソナルストレンクスに改めて気づかれた方等と
色々な学びにつながったようです。

次回は7月4日(日)10:00~12:30で、
「勇気づけ」について、学んで行きたいと思っています。


第20回 10年5月16日

 今回は12名の方に参加いただき、初めての方がおられましたので、
短い自己紹介からスタートしました。

次に、アドラー心理学基礎講座応用編に参加された方から、学ばれたことや感想などをお話しいただき、他のメンバーさんも参考になったのではないかと思います。Aさんには発表を急にお願いしたにもかかわらず、ポイントを整理してお話しいただきありがとうございました。

続けて、かささぎ座について全体の紹介と印象に残ったことをお話ししました。
興味を持って下さった方もありましたので、百聞は一見に如かずで参加されることがお勧めです。

そして、1月から始めたアドラー心理学の基本前提の最終回として、認知論を前回と同様に全員で資料を読み合わせて、小さなグループに分かれて話し合った後、全体でシェアしました。今回はライフスタイルとの関係の話が出たり、同じ出来事でも色々な認知の仕方があるのだと気がつかれたりと、認知論の理解が深まったのではないかと思います。これは私の認知による意見です。

また、認知論とは少し違うかもしれませんが、自分が怒っていることに気づいていないという話から、パセージのテキストの15-Rを読み合わせて、今の感情に気がつくことも大切だということを確認しました。

最後に、初めて参加下さった方のパーソナルストレングスを探して、終わることが出来たのは、よかったかなと思います。

今回も多くの方が参加下さり、また、
初めての方を温かく迎えることの出来る場のパーソナルストレングスに感謝します。


第19回 10年4月18日

 今回は17名(内1名は子どもさん)もの方にご参加いただき、 ありがとうございました。初めての方はおられませんでしたが、2回目の方が5名おられたのが今回の特徴ではないかと思います。exclamation ×2

 最初にあるふぁ座(アドラー心理学の教育講演を行うグループ)の基本的な進め方を提案して、参加者を募りました。

 次に、遅れ遅れになっている基本前提の目的論と全体論について、 全体で資料の読み合わせの後小さなグループに分かれて話し合いを行いました。そして、各グループで話し合った内容を、全体に
シェアしてもらいました。今回は目的論と全体論でしたが、個人の主体性と関係して目的論の理解が深まった方もおられたり、感情の目的について話し合ったグループもあったりと、色々な見方が紹介さ
れて新たな学びになったように思います。

 休憩後は、人数が大人16名と多いため2月の反省も踏まえて、初めて2グループに分かれて、「最近気になること」の話し合いを行いました。2グループに分かれられるのは、会場が広くて尚且つ、2部屋に分けられるように仕切りがあるという大変ありがたい環境のお陰です。

 話した内容は、一つのグループでは”価値”とか”一般的に”という言葉に対して、気になるとのお話があり、個人的な意見が出た後にパセージのテキストに戻って、21-Rなどを読み合わせたりして考えていきました。気になることがその後も出ましたが、それに対してもパセージのテキストには関係することが書かれており、なんとすばらしいテキストかと再認識しました。

 違うグループでは、子どもさんの携帯電話の使い方のお話があり、心配されている内容をお聴きして子どもさんと話題提供いた方のパーソナルストレンクスを探しました。

 今回は、人数が多いため初めての試みとして、後半は2グループに分かれて行ってみました。色々と課題はあると思いますが、2月に16名が1グループで行ったときよりは、メンバーの方が意見を出
しやすかったようですし、リーダーもみなさんの動きを見やすくて良かったのではないかと思います。今後も、色々と工夫をしながら進めていければと思っています。

 又、今回の会にはクッキーの差し入れと、金柑とお醤油のお土産付きで笑顔が更に増えたかなと思いました。みなさん、本当にありがとうございました。わーい(嬉しい顔)

*参加者の感想です*

Aさん:4月から仕事内容が少し変わり、3年のブランクもあり残業続きの毎日です。が、なにかしら心
    穏やかに過ごせているのはアドラー心理学に出会えたお陰かもしれません。
    今日も皆さんのアドラー論に一生懸命聞き入って少しずつですが言葉や内容、皆さんの思い
    を知ることができました。ありがとうございました。

Bさん:少人数には少人数の、大人数には大人数のメリットがあると思いますが、今回は運営の仕方
     に工夫がされていて、両方を味わうことができたように思いました。
    メンバーさんの中にお子さん連れの方がおられ、その様子を微笑ましく見せていただきながら、
    正にパセージ実践の場という印象を持ちました。
    もう一つ、少々辛口の感想を申しますと…
    「可哀想な私、悪いあなた」を続けていると、その人自身の内側に本当の幸せはあるのに、
    その幸せからどんどん遠ざかっていくような気がしました。
    
Cさん:今回もとても楽しく有意義な時間を過ごさせていただき、ありがとうございました。
    グループに分かれての話し合いをすることでより多くの方に発言の機会がありよかったです。
    ほかの方の発言からの学びもとても大きいです。さらに今回は、新しくボードを用意くださって、
    発言された意見をまとめてくださいました。そのことで参加者の意見を大事にしていると感じられ
    より話し合いに参加する気持ちが高まったように感じます。
    お子さんのかわいいイラストもあり、最高でした。  

Dさん:ついて来られていたお子さんにも、能力に応じて参加してもらえるように、配慮されてて、
     パセージにそった
生きた学びが出来ました。
     親子で参加すると、頭で理解した内容を、即実践できますね。

 
    会そのものが、パセージの実践の場、にもなってるなあと思い、
 
    アドラー心理学は、仲間と学び、点検しあって身につくというのも、改めて実感しました。

第18回 10年3月28日

今回は参加者9名で、2名の方がはじめて参加してくださいました。
今年に入ってから、毎回、初めての方をお迎えしての会で、参加してくださった方々、
本当にありがとうございました。わーい(嬉しい顔)

内容は、全員が簡単な自己紹介(夫婦漫才あせあせを含む)で、
少しウォーミングアップしてのスタートと成りました。

その後、初めての方より子どもさんの不適切な行動を心配しているとのレポートをいただきました。
そして、色々と尋ねた後にエピソードをいただこうとしたのですが、
最近は昔と環境が変わっているので、実際のエピソードは無いのですが、
今後、また環境が変わると心配ですと先のことを心配されてのお話でした。
続けて少しお話を伺っている中で、プチパセをしてはどうかとの提案をいただき、
パセージの1-Lと4-Lを中心に行いました。

特に1-Lでは、どんな大人になってほしいかを考えることで、
パセージとして提案している子育ての目標を理解していただけたようです。
そして、具体的にどのように対応するかを4-Lで考えて見ました。
ここでも色々な意見をいただき、パセージの提案の理解を深めることが出来たと思います。

話題提供者の方への直接的な課題解決ではありませんでしたが、パセージの提案を踏まえて、
現在の心配を見直していただけるような方向付けに成っていればと思います。

アドラー心理学の基本前提の目的論と全体論は、
今回も時間がないため資料を読んで終わりとなりました。カチンコ

初めての方には、パセージに興味を持っていただけたので、次のパセージを開催できるときに
是非参加いただければ、ありがたいなと思います。

*参加者の感想です*

Aさん:新しい人に参加していただいて、あるふぁの会が、どんどん広がっているように感じます。
    これからも、ここに来れば、仲間がいるんだという場所になっていくといいですね~。

Bさん:パセージ1-Lという、基本にもどる機会をいただけたおかげで、息子との時間をゆったり
    過ごせました。
    やっぱり定期的に復習しなくっちゃと思ったことでした(^^;。
    初めての方に「エピソード」を出していただくのはやっぱり難しいんだなあとあらためて思いまし
    た。もしかすると、「気になること」ではなくて、例えば、「今朝、どんなお話をされましたか?」
    「その時のやりとりをちょっとおしえていただけますか?」など、何気ない(とご本人が思われ
    る)一場面から考えていくという方法もあったかなと、思ったりしてます。
 
Cさん:今回も、アドラー心理学を学んで実践する「自助グループ」という場の力を、しみじみと感じた
    2時間半でした。思想を持たない技法は、容易に他者の支配を実現してしまいます。
    私たちは、他者への働きかけをする時、それが相手にとってどのような意味を持つのか、
    パセージの1-Lに示される目標に向かう動きになっているかどうか、
    いつも謙虚に自分を点検する姿勢を持たなければならないと思いました。

第17回 10年2月28日

2月のあるふぁの会が今日ありました。
参加者は16名と、昨年の1周年記念と同じ過去最多で、
初めての方が2名、2回目の方が4名も参加して下さいました。
本当にありがとうございます。わーい(嬉しい顔)

内容は、初めての方が話題提供をしてくださって、それについてみんな で丁寧に話を聴き、代替案を考えました。そして、ロールプレイを行いま したが、提案は今ひとつヒットしなかったかな・・・。
それでも、パーソナルストレングスを探すところでは、多くの方がいろい ろな見方で意見を言ってくださり、沢山見つけることが出来たと思います。
2回目参加の方も積極的に発言してくださり嬉しかったです。
また、代替案を小グループで考えて発表してもらいましたが、一つとして同じものがなかったのは、
ビックリでした。 それ以外にも、それぞれのメンバーさんが、それぞれの役割で
場に貢献してくださり、とてもありがたかったです。
私と妻の夫婦漫才も有りましたし・・・。あせあせ

それから、講演会手ほどき講座の報告とあるふぁ座の提案もありました。

時間的には予定を15分ぐらいオーバーしてしまい、後の予定がある方 には
ご迷惑をかけてしまい申し訳なかったと思います。

次回は、今日の積み残しの目的論と全体論となりますが、次回はパ セージと重なるため
出来る範囲でYさん宜しくお願いします



…世話人Sから、次回を依頼されていささか顔色が悪くなっているYです…
2時間半で、目的論と全体論はムリですって~!
3月の例会、どうなりますことやら。(-_-;)

さて、今回もご参加下さった方から感想をいただきましたので、ご紹介します。

スペシャルメンバーのKさん:あるふぁの会の皆さんへ
あるふぁの会に参加させていただき、皆さんに歓迎していただき、とても嬉しかったです。
ひとつの事例について、皆さんと一緒に代替案を考えていく過程はとてもおもしろかったし、
初めて参加されたメンバーさんがロールプレイまでしてくださって、
実際にどんな感じか確かめられて良かったと思いました。

今回出してくださった事例は、私にも思いあたる部分がありました。
恐らく、皆さんの中にも、「そうそう、そういうことってあるよね」という気持ちがおありだったのではないかと思います。熱心に真剣に、でも深刻ではなく、この事例について考えていらっしゃる皆さんの姿から、グループの力を改めて感じ、素敵だなぁと思いました。

また、参加できる日があればいいなと思っています。ありがとうございました。 

Aさん:あるふぁの会に参加して、みなさんで輪になって顔を見ながら話を進めてくださるので、受け入れてもらっているという安心感を感じました。
また、参加者の方からの事例をもとに、質問をしたり、みなさんでパーソナルストレングスを見出したりする作業を通して、一人では見つからない視点を得られたり、自分の課題への解決策への
ヒントが見つかったりしました。
身近な場所での、勉強会情報なども多数紹介くださるのでとても感謝しています。

Bさん:最初は、どんどん広がっていくおはなしに、どうなっていくのだろうと思っていたのですが…、
あれよあれよと、絞り込まれ整理されていき、エピソードとして出てきました。
その上、パーソナルストレンクスまで、伝えることができて、もう、圧巻でした\(◎o◎)/
メンバーさんたちは、それぞれの場面で、自分のできる力を発揮されたように思います。


久々に、エピソードを一つだけに絞ってのじっくり濃密ワークとなりました。
参加して下さった皆様、お疲れさまでした。<(_ _)>
 

第16回 10年1月24日

1月の例会を無事に終わることが出来ました。 無事ってなにっ?!て突っ込まれそうですが・・・

今回は参加者が14名と多くの方に来ていただいて、とても 充実した時間を過ごすことが出来ました。 ありがとうございます。

前半は、会へ初めて参加される方が3名おられたので、 簡単な自己紹介と今年の抱負をお願いしました。 色々な形で、アドラー心理学に出会われて、今ここに これだけの方が集まってるってすごいなと、ひとり 納得していました。

次に、12月のアドラー心理学特殊講義「勇気づけ」に 参加された方の報告をいただきました。
その中で、短所も見方を変えることでパーソナル・ストレンクス になり、明るくなったとのお話は印象的でした。 勇気づけのテキストについて、会の中でも扱えるように考えていこうと思います。

後半は、あるふぁの会初めての試み「お勉強モード」です!
これは、6月に岡山で開催予定のアドラー心理学基礎講座-理論編 へ向けて、みんなで基本前提を学んで意識していこうという5月までの連続企画で、今月は「個人の主体性」でした。

進め方は、勉強資料として5つの基本前提ごとに 野田先生、中島先生、岡田先生の文献、講座等で説明されている ポイントを、出来るだけそのままに一覧表にまとめて配布し、 それについて小グループで話し合った後、全員でシェアする方法をとろうとしました。
”とろうとしました”というのは、全員でのシェアにおいて、 パセージ的に(疑問点についてみんなで話し合いましょう) と言っておきながら、自分の中で時間が押しているのと、 疑問の発言に対して資料を作った者として仕事モードで、 ついつい答えてしまって、説明者をしてしまいました。
(”ついつい答えて”は、自分で決めている・・・個人の主体性。)

これには、きちんとパートナーさんから指摘してもらい、 皆さんの協力もいただき、無事に修正することが出来ました。ぴかぴか(新しい) そして、日々の暮らしにおける個人の主体性の話も出て、大変 ありがたかったです。

今回はアドラー心理学の基本前提を扱うという初めての試みで、 改善点は色々ありますが、皆さんの建設的な対応で充実した 時間になったのではないかと思います。
本当にありがとうございました。

2月は「目的論」です。乞うご期待をexclamation ×2



ここまでの文責は、あるふぁ世話人Sです。
会の後、毎度御礼のメール送信に多忙な広報部長Yといたしましては、
活動記録を彼が初めてまとめてくれたので、
分業!協力!と、有り難く使わせていただくこととしました。

新企画のため、今回は参加者のコメントの中から、いくつかをご紹介します。

Aさん:理論ですね…最初(去年)、Sさんが理論をやっていこうと思ってると言われたときは正直ピンとこなかったんです。だけど中島先生の講義(?)を受けて、面白くて、もっと知りたいと思いました。そして今日のあるふぁの会だったので、タイミングバッチリでした。とは言え、今日、グループで分かれた時に何を話していいのやら、最初は固まってました(^^;;  Kさんが身近なところから話してくださったので、理論とは言っても、難しく考えるばかりではないと理解しました。同じことをするにも、個人の主体性で"やろう"と思ってすると、気分も全く違うものなんですね。

Bさん:お正月をはさんだためか、私はアドラーから随分遠ざかっていたような感じがしました。今日は帰ってから野田先生の勇気付けの資料を読んだり他の資料を読み直したりしていました。(中略) アドラ-の考え方は、以前会社で一緒に推進室をしていたTPM活動(会社の体質改善活動です)と似たところがあると感じました。ただ進め方は全く違います。Passegeの雰囲気はとても貴重なものだと思います。

Cさん:基本前提はアドラー心理学の理論という事をゆっくりと学んで行きたいとの思いをしっかりと持ちました。良いとか悪いとかで考えるのではなく、仮(仮説)にそう考えてみませんか… と言ってもらえたり言えたり出来るのは素敵ですね。あるふぁの会に来てくださった方のお話を聞いていると、忘れていた事や、私の上手く言葉に出来なかったことが頷けたり、少しちがってたりとか、確認出来たり感心したりと…気づきがありすぎ~!皆さんの学びの姿勢に自然に勇気づけられていました。
♪「個人の主体性」は、私という個人が~~~…で私が決めている、逆に、「アナタが決めたのですよ」と言われてしんどいなぁと感じ思える時は、中島先生が言われた、他人にアドラー心理学の理論を使うと傷つけてしまうことがあるという言葉が、今日のYさんの「まず自分に使いましょう。」で私なりに理解できてとても納得で嬉しかったデス。(*^o^*)これは久々の大きな喜びでした。。ありがとうございました。言葉が変かも知れませんが、私の使い方を学んで行くなかで共同体感覚を体験(?)したいです。

みなさん、それぞれの思いで、基本前提を噛みしめてお帰りになったようです。
有り難うございました!
 


2009年の活動(平成21年)
2009年12月20日
第15回 09年12月06日
 今年最後のあるふぁの会は、インフルエンザやお仕事の関係で急にお休みの方もあり、8人での活動になりました。
 
 前半は、まず、09年を振り返って「びっくりしたこと、良かったこと、嬉しかったこと」をみなさんにお話いただきました。家族がアドラーを学んでいることに理解を示してくれた、というようなお話もあり、パセージのリーダーお稽古で31Lを予定していたので、「わぁ~後でその事例を!!」とお願いしたりして、大変和やかな振り返りとなりました。その後、31L・37Lをお稽古させていただきましたが、時間の大幅超過で(次へ進む切り上げのまずさの結果です)冗長な流れになってしまいました。せっかく事例を出して下さったのに、その方への勇気づけが、十分とは言えず反省点がいっぱいありました。
 
 後半は、高知総会での北村さんの教育講演「思春期の子どもを勇気づける」について、先月質問をいただいていたので、夫が資料をまとめシェアをしました。あるふぁのメンバーさんは、お子さんが大きい方が多いので、この内容はとても実際的で、日々の実践の際に心にとめておくと、子どもを理解するのに役立つと思いました。
 
 最後に、最近気になっていることを出していただき、テキストのどこを使って対応しておられるか、さらに勇気づけを考えると、どこが使えるか、などについてみんなでお話しました。こうして事例を出していただき話し合いながら考えて行くと、グループみんなの学びが深まり、互いに勇気づけし合って、実践していく力になって行くと思います。そういう意味で、自助グループの持つ力って本当にすごいな、と有り難く思いました。

 会の終わりの挨拶の時、メンバーさんの笑顔が輝いていました!2010年も、グループみんなでアドラー心理学を学び続け、幸せいっぱいの年にしていきたいな、と思っています。

2009年11月21日
第14回 09年11月15日
 9~10月は、Passage@浅口を開講していたので、通常のあるふぁの会は、3ヶ月ぶりです。
会場に懐かしさを感じつつ、久しぶりのメンバーさんも来られて、7人での活動となりました。

午前中は、10月の高知総会の内容を紹介したり、総会初参加のAさんから感想をお聞きしたり、
来年からのあるふぁの活動内容を話し合ったりしました。
アドラー心理学の基本前提をみんなで学ぼうとか、
野田先生の勇気づけ特講のインデックスを見て興味津々、などなど、
あるふぁのメンバーさん達、みんな意欲的です!
夫が中島先生の弟子であるうちは、いっぱい質問して来てもらえそうなので楽しみです。
話し合いの後、21Lのお稽古をさせていただきました。
大阪では、到底許されない組み立てで、復習やロールプレイを入れてみました。
時間は、倍くらいかかりましたが、メンバーさんにはいろいろ気が付いてもらえることもあって、
私なりにやれるところまでやった!という気持ちをもてました。

午後は、Passage@浅口のおさらい会です。
Fちゃん(幼なじみの友達)がお休みした5・6章を中心に企画したのですが、
肝心のFちゃんはこの日もお休みでした~ ちょっとガックリ。
勿論、彼女だけをターゲットにしていたわけではないので、
みんなで濃密なおさらい会をしたのでありました。
課題シートを書いて、その中から事例を出していただき、
5・6章を中心にテキストを見直しながら、
点検して行きました。ホワイトボードにまとめていくと、分かりやすいです。
午前に続いて、ロールプレイもやりました。
課題の分離、目標の一致、共同の課題という辺りは、
何度やってもやっぱり山ですね~。

あるふぁの会としては、初めての一日通しの企画でしたが、
みんなの気力・体力・アドラー力は始めの頃に比べて、
格段の向上を見せていると実感した一日でした。(*^_^*)


2009年10月28日
Passage@浅口 第4回 09年10月25日
 Passage@浅口第4回、メンバー9名、見学1名で最終回を迎えました。
グループの力を実感できる、温かいコースとなったことに感謝します。

 この浅口の地に4度も足を運んで、
メンバーさん達や私たち夫婦をいっぱい勇気づけして下さった
北風リーダーさんに、心から感謝します。
そして、Passage@浅口に縁あって集ってくださったメンバーの皆様、
共に学んだこの期間、離れていてもふとした時に、
仲間のことを思っている自分がありました。
まるで、Passageを通じて、一つの家族になったような…
な~んて、ちょっとカッコ良すぎますか。
でも、一人っ子で根っこは寂しい人である私としては、
お姉さんや妹や弟や従姉妹達に囲まれたらこんな感じなのかな?というような、
一緒に学んでいく中での温かい安心感がありました。
(コースが終わってしまった今は、ちょっと切ない気持ちです…)
Passage家族として繋がって下さった皆様に、心から感謝します。

メンバーとしては、本当にあっと言う間の1ヶ月半でしたが、
サブリーダーさんは、準備期間からの思いもあり、永~い1ヶ月半だったそうです。
お疲れさまでした。

 Passage@浅口 み~んな素敵なアドレリアン♪

2009年10月13日
Passage@浅口 第3回 09年10月11日
 第3回は、ご都合の悪い方に代わり、単発参加の方2名が入ってくださったので、メンバー10名、見学2名、1回目とも2回目ともまた違う雰囲気のコースになりました。

 休み時間などに皆さんのお話を伺っていると、以前にお会いしたことがあったとか、共通の知り合いがいたとか、メンバーさん同士の間に、何かしら「縁」の糸が結ばれていることに気がつきました。私自身は、「偶然というものはない」と思っているので、こうした再会や縁の場作りをする役目を果たせたかな、と嬉しくなりました。

 メンバーの一人としての私の感想です。
長男を対象にしていた前回までのコースに比して、今回は課題シートに苦戦しています。
関係がスムーズに動いている場面の点検も、とても大切だと思うのですが、その場面をすぐに忘れてしまうのです。困り感の有無が真剣さに直結するのだ…と反省です。
第2回の宿題では、長女の結婚式に行った時、実家の母に対して強烈に「勇気くじき」してしまったことを書きました。子どもに対してと、親に対してとは、どうしてこんなにも自分の対応が違ってしまうのか、自分が決めているのだと思うと情けないですが、これも学びのチャンスと思い頑張ることにします。
 他の方のお話も聞きながら、自分より年齢が上の方を対象にして、パセージに挑戦する難しさも感じた第3回でした。 

2009年09月27日
Passage@浅口 第2回 09年9月27日
 第2回は、今回から参加の方1名を含むメンバー10名、体験1名、見学2名で、
難関?の「課題の分離」と「共同の課題」をじっくり学びました。 

 メンバーさん同志の連携というか、チームワークも徐々に出来つつあるように思います。
サブリーダーさんも、少し肩の力が抜けてきたか?と思ったら、
今度は「あれもこれもメンバーさんに体験していただきたい」
という欲が出てきてしまったようです。
時間、見事に延びましたね~ (-_-;)
参加して下さった皆さん、本当に申し訳ありませんでした!

その上、深い学びと反省を、ANにアップしようとしたところで、
サブリーダーのPCが突然壊れてしまい、
現在新しいPCが中国から運ばれている途中です。
コースの詳細は、後日ANのガッセにアップしますので、もうしばらくご容赦下さいませ… <(_ _)>
2009年09月20日
Passage@浅口 第1回 09年9月13日
 Passage@浅口が始まりました。
第1回の9月13日は、初めての方2名、再受講7名、見学3名、というメンバー構成でした。
あるふぁのメンバーさんは、倉橋パセージ育ちの人が多いので、
違うリーダーさんのパセージにワクワクどきどき状態です。
しかも!サブリーダー付き!(^_^;)
…ということで、お楽しみいっぱいのスタートとなりました。

 体験参加のMさんが、コース参加を決心してくださったことに、
他のメンバーさんも、リーダーさんもサブリーダーさんもお世話役も、
みんなみんな大きな勇気をいただきました。有り難うございました。
どんなコースになったかは、ANのドライカースガッセにアップしています。
そちらを御覧ください。

 次回、9月27日(日)は、メンバー9名、体験参加2名、見学2名の予定で、
北風リーダーさんを中心に、仲間の和から素敵な化学反応が起きそうな予感です。
楽しみですね~ (*^_^*) 
2009年08月09日
第13回 09年8月9日  1周年記念 ミニシンポジウム「暮らしの中のアドラー心理学」
 あるふぁの会1周年記念の8月は、参加者数何と16名!
新記録です!
前回までに何度か参加して下さった方がほとんどでしたが、新たな参加もありました。7月には、パセージ紹介のために不登校の親会を6カ所ほど訪問しましたが、その中からお二人の方が「どんな会なのか見せてもらいに来ました。」と言って来て下さったのです。勿論、アドラー心理学のことはご存知ありません。内容よりも、会の雰囲気を知っていただくことが大切だと思いました。

 さて、今回の目玉は勿論!ベテランアドレリアン北風洋子さんをお迎えしてのミニシンポジウム「暮らしの中のアドラー心理学」です。いつもと違う座り方、いつもより多い参加者…等々ちょっと緊張しながらのスタートとなりました。まず、シンポジストの三人の方に、自己紹介にアドラー心理学との出会いや魅力を織り込んでお話いただきました。三人三様の個性に、ジョークも交えながら温かな雰囲気でお話が進み、参加メンバーも緊張がほぐれて来ました。

 当面の課題がいくらか落ち着いたところで、ついつい元の習慣に戻ってしまいそうになる、自分の生活を振り返って、自然な形でアドラー心理学と共に暮らしていらっしゃる先輩アドレリアンのお話から、沢山の気づきをいただきました。

 休憩をはさんで、3~4人のグループに分かれ、簡単なアドラー歴にシンポジウムの感想や質問を交えてお話いただく時間を取りました。豪雨で会の始まりが遅れていたので、グループの時間は30分しか取ることが出来ず、また、全体でのシェアも十分に出来なかったのがとても残念でした。

 いただいた感想からいくつかご紹介します。
 ・アドラー心理学というものを全く知らずに参加しました。
 ・会の皆さんが、とても明るく良い皺ですね~
 (明るい笑顔と笑い皺が素敵、と解釈させていただきました。
  アリガトウゴザイマス!)
 ・シンポジストさんは、よく知っている方だったが、改めてどんな
  風にアドラーと出会ったのか、どんな思いで歩んで来られたの
  かお聞きしたことはなかったので、とても親しみを感じた。
 ・さらに、アドラー心理学を学んで行きたいと思った。

 参加して下さった方のアドラー歴は様々ですが、みなさんのおかげで、とても温かい場になりました。シンポジストのみなさん、参加して下さったみなさん、本当に有り難うございました。

 2年目に入ったあるふぁの会、初心を忘れず、参加して下さる人みんなの人生に「ぷらすあるふぁ」の場作りを目指して行きたいと思っています。


いきいきキラキラ 
素敵なアドレリアン
お二人



あるふぁの会を支える
ミューズ(?)たち~♪



ミニシンポジウム風景
真剣に、そして楽しく!



あるふぁの会1周年
 記念撮影(*^_^*)
哲ちゃんがみんなを素敵な皺の美男美女に撮ってくれました!!



2009年07月05日
第12回 09年7月5日
あるふぁの会第12回は、アドラー心理学全く初めてという方2名を含め、これまでの最高11人の参加で、充実した2時間半の活動となりました。

 活動内容は…まず最初に、6月末の四国地方会に参加したので、私が内容を簡単に報告しました。「老いる力」というテーマは、子育ての課題で集まっている方が多いあるふぁのメンバーには、今一つピンと来にくい内容だったかもしれません。(私個人は、とても身近な課題なのですが!) 
次に、先月の続きでPassageのリーダーお稽古は、3Lをさせていただきました。新人お二人のために、簡単に1L・2Lの説明をして入りました。どんな感情を持って子供の行動を見ているか、自分の感情と身体の感じを点検しますが、これがなかなか難しいです。意識出来るようになると、不適切への負の注目にブレーキをかけるタイミングが早くなるので、とても有効なのですが。誘導空想の苦手な仮免Sリーダー、前の晩の練習の成果、これまででは一番ゆっくり出来ました!(*^_^*)
  
 後半は、前半に上げていただいた事例で、エピソードを聞き取り、ホワイトボードに書き上げてから、みんなでPSを探し、最後に代替案を出して行きました。固定のメンバーさんであれば、目標の一致にそれほど意識がなくても進められますが、今回は初めて来られた方だったので、そこを丁寧に確認する必要がありました。メンバーのAさんがきっちり押さえて援助して下さいました。基本は丁寧に押さえていくべし!ということですね。
 
 参加して下さる皆さんのおかげで、あるふぁの活動も1年を迎えようとしています。有り難うございます。 



夫が暑さ対策で育てている
アサガオ
可愛い小さな花です。


2009年06月23日
第11回 09年6月7日
 あるふぁの会第11回は、アドラー心理学全く初めてという方を含め、7人の参加でした。
 活動内容は…初めての方のことを念頭に置き、passageへようこそ、から1L、2Lのお稽古をさせていただきました。進行方法については、3月のひやひや体験を生かせたと思います。しかし、内容については、自分達も何回かpassageを受講し、さらにお稽古を重ねていると、段々妙な慣れが出てきていることも事実で、リーダーの指示が的確さに欠けていたと言うか、メンバーさんに意図が伝わっていないと思われる場面もありました。それぞれのページで、学んでいく内容を正確に把握しつつ、流れを作っていくのは、本当に難しいです。
  
 後半は、最近気になっていることを上げていただき、その中のPSを書き上げて行く、ここしばらく続けている形です。中国地方会の翌週だったので、エピソードを丁寧に聞くということを特に意識したわけではありませんでしたが、メンバーさんがそういう流れを作ってくださいました。これは、個人的に思うことですが、壮大な物語を全部聞かなくても、日々の暮らしの中にその人の「いつもの課題」がちゃんと含まれていて、そこを丁寧に切り出すと、それで十分出来ることが見えて来るって、本当に興味深いことだなと思います。今回は、課題の分離、共同の課題、その辺りだったように思います。
 
 相手を本当に大切にするとは、どういうことなのか、しみじみ考えさせられました。 






6月6日、瀬戸大橋クルーズ
むつみ丸 より
2009年05月26日
第10回 09年5月24日
 

緑の濃くなった鴨方公民館の桜を眺めながら、久しぶりの方もお見えになって、何だか懐かしい感じでスタートしたあるふぁの会第10回は、9人の参加でした。
 
 活動内容は…まず前半30分7-Lのリーダーお稽古をさせていただきました。パセージお稽古になってからは初めての方もおられたので、簡単に1章~2章6-Lまでの流れを見てから、7-Lに入りました。1節~5節までを朗読して、罰の副作用について考えてみました。「罰」と「負の注目」は、どんなイメージか?という質問も出て、みんなでそれまでのページを振り返りながら、これまでの事例から考えてみると…罰には、子供の不適切な行動を抑制するために、親の側には子供に不快な思いをさせようという意識があるだろうし、負の注目の一部になっていると思う、などが上がりました。
  
 後半は、最近気になっていることを上げていただき、その中のPSを書き上げて行きました。これまでは二者の場合が多かったので、ホワイトボードを二分割して対応するように書いていましたが、今回は登場人物が多く、さらに主要人物が三角の位置関係にあったので、その形にPSを書き上げて行くと、エピソードの中に見え隠れしていたモノが、輪郭を現したような感じがして新鮮でした。次に、そのPSを念頭に置いて事例を出して下さった方に出来ることをペアで話し合い、パセージから関連のあるページを開いて復習しながら、まとめて行きました。
 そして、たどり着いたのは…やっぱり「子供の話を聴く」です!
勇気づけの第1歩でした。

(余談ですが、この日は午後から私の実家の用事で、久しぶりに年上の従兄弟と話す機会がありました。まぁ、ホントにびっくりするほど見事、人の話を聞かずに、取って行く行く!
これまでの仕事上の習慣で、そういう話し方をしないと不利になると思っているのかもしれませんが、私は、話が全然前に進まない上、確認したいコトは何だかはぐらかされたような気がしてしまうし、気持ち良く話すことが出来なくて本当にイライラしました。パセージの中に「人の話を取る・取られる」というワークがありますが、かなり丁寧に体験させていただきました、アリガトウ!という感じでした。人の話は、最後までちゃんと聞こうと、しみじみ思いました。)

 毎回熱心に参加して下さる皆さんのおかげで、あるふぁの活動も段々安定して来ました。
 もう10回になったなんて、去年の今頃を振り返ると、ちょっとした「夢」の実現という感じがします。
本当に有り難いことです。

2009年04月12日 23時19分
第9回 09年4月12日
 

 満開の桜のはなびらが風に舞う鴨方公民館のお庭を眺めながら、参加者5人で、じっくりお話が出来た、とても贅沢な第9回4月12日の2時間半でした。

 活動内容は…まず前半30分6-Lのリーダーお稽古をさせていただきました。最近子供を叱った事例があれば、ということでしたが、出なかったので、架空の事例でロールプレイをしました。罰を使って子供を叱ると、親も子供も互いにイライラが増すばかりで、ちっとも心理面・行動面の目標には近づいて行きません。次に賞を使った場合を、誘導空想で体験しました。これも、心理面の目標から遠ざかると感じた方のほうが多く、自分はそうは感じなかったけれど、言われてみると子供は「自分は能力がない」と感じたかもしれないという意見もありました。
  
 後半は、参加者が少なかったので、ペアでのエピソードを語るパターンはやめて、最近気になっていることを上げていただき、その中のパーソナルストレンクスをみんなで探して行くことにしました。パセージから関連のあるページを開いて復習し、話し合いながら代替案を探して行く、いつもの流れです。毎回、感じることではありますが、エピソードを語ること自体が、実はかなり難しいことです。ARWでは、この辺りが独立したワークになっていたくらいで、実際にグループの運営に携わってみると、事例としてきっちりエピソードを語れるように、語る側も聴く側もトレーニングができていると、それだけで方向性はかなり明確になって来ると思います。

 少人数の時にどんな位置と間隔で座るか等、細かな配慮が足りなかったな、という反省をしつつ、午後からは福山のグループへ参加するため、私達夫婦とAさんの3人は、車の中でおにぎりを食べながら出発した充実の半日でした!


2009年03月16日 22時19分
第8回 09年3月15日
 

我が家の鉢植え
たいてい私が貰ってきて、
夫が育ててくれます。(^_^)v
 風にはまだ冷たさが残るものの、日差しは本当に春らしい暖かな第8回3月15日でした。

 今回は、今年1月TUさんが私をmixiに誘って下さったことからのご縁で、全く初めての方が参加して下さいました。ネットを介したトラブルの多い昨今、たった1人で知り合いもいない初めての場所に飛び込んで来て下さったMさんの行動力に、あるふぁのメンバーみんなが大きな勇気づけをしていただいたと思います。有り難うございました。
 
 活動内容は、初めての方がおられるので簡単な自己紹介の後、復習もかねてアドラー心理学が「思想をもつ心理学」であるということを確認しました。
 その後20分5-Lのリーダーお稽古をさせていただきました。
「不適切な行動の中の適切な側面」という部分に質問があり、
出していただいたお話の中に「適切な側面」を探していく流れで進めましたが、リーダーがエピソードをしっかり語ってもらえるように持って行けなかったことと、参加者みんなに適切・不適切の十分な理解がしてもらえてなかったことで、事例を出して下さった方に勇気くじきになりそうな流れが…。(>_<)
 仮免リーダーとしてはとても勇気がいりましたが、会の後半でもう一度事例として出していただくのはどうか、という提案をして話を切り上げました。
 
 後半は、その事例の中のパーソナルストレンクスをみんなで探して、パセージから22L、24L、など関連のあるページを開いて復習し、話し合いながら代替案を探して行きました。
 それぞれのPSを探し、代替案を出して行く過程で、みんなが自分のことのように一生懸命考えた結果、互いの勇気づけになったと思います。

 リーダーお稽古は、またまた今回も不十分で、会が終わってからメンバーさんの1人に「ハラハラしました~」と苦笑されてしまいました。(^_^;) 心配させて、ごめんなさい!
さらに、初めての方がおられる時の会のメニューについて、
早急に検討すべき課題も見えて来ました。
 それでも、お帰りの際にTさん、Mさんが笑顔で「来て良かったです。」と言って下さったので、「あぁ不完全でも少しは貢献できたかな!」と思いました。(自分に勇気づけ!)

 冷や汗ものの第8回でしたが……
皆さんのおかげで何とか終えることが出来ました。
有り難うございました。<(_ _)>

2009年02月9日 22時19分
第7回 09年2月8日
前回1月に会場を新しい場所に移したばかりで、またまた今回さらに新しい会場に移動するという、場所捜しに「意欲的」なあるふぁの会です。参加して下さったみなさんには概ね好評だったようです。有り難うございました。ゆったりした明るく静かな空間、手続きが便利に納得できる方法で行える会場、有り難いことです!…という訳で、交通の便が少し悪いというか、初めての方には分かり難い場所にあるという問題点もありますが、しばらくはここで、と思っています。
 さて活動内容は、最初の20分4-Lのリーダーお稽古…の予定でしたが、時間オーバーしてしまいました。不適切な行動の文脈を見る部分で、リーダーとして、エピソードが出るように問いかけをして行く難しさをしっかり体験したと言えます。また、出された質問にリーダーが答えるのではなく(仮免S、Y共に答えたがる傾向強し!)、メンバーみんなで考えて行けるように全体に振ることが出来たのは、進歩かなと思ったりしました。
 後半は、事例を一つ出していただきました。パーソナルストレンクスをみんなで探して、パセージから36L、9L、19Lなど関連のあるページを開いて復習しつつ、「子どもって、本当に深く親を愛してくれているねぇ。」と感慨深く、感謝したのでした。家族と温かい時間を共有するためには、まず自分がゆったりした構えでいられるような気持ちであることが大事だと思いました。それには、やっぱり「家族会議」で、家事の分担の提案ですかね~ (*^_^*)
 


 トップページの写真と同じ
 鴨方町阿部山 山頂より
 瀬戸内を臨む
2009年01月30日 22時19分
第6回 09年1月18日
 2009年「あるふぁ初め」の1月18日、会場をこれまでの中央公民館から、お隣の健康福祉センターに移しての第6回となりました。8月からスタートしてまだ半年…で、もう会場3つめ…いやいや何だか我慢の足りない我が儘モノって感じが濃厚にしますが、そこには重大かつ深刻かつ苦笑の理由があるのです!(ご参加下さった方はお分かりですよね~)今回からの会場福祉センターの和室は、少し手狭ではありますが、綺麗で静かでした。しっかり話し合うには、大切にしたい環境だと思っています。  
 さて活動内容は、今回も初めて参加の方がおられたので、会の約束や進め方などの概略を説明して進行について提案し、スタートしました。

 最初の35分、3-Lのリーダーお稽古をさせていただきました。何度か実習したページですが、当然毎回違う展開になります。仮免リーダーが、事例や意見を出してくれたメンバーさんと1対1の対応になりがちな傾向もあり、今回も反省点山盛りでした。
 後半は、事例を二つ出していただきました。パセージの第3章課題の分離、第4章共同の課題の中から関連のあるページを開いて復習し、メンバーみんなで確認して行きました。まとめに、事例を出してくださった方や、その事例に登場する相手の方の持っているパーソナルストレンクスをみんなで探してプレゼントしました。

 毎日の生活の中で、家族と温かい信頼の関係を築いていくには、やっぱり丁寧に「話を聴く」ことが一番だ!と今回も実感したのでした。


阿部山で栽培されているエニシダ
ピントが合ってません…(>_<)






2008年の活動(平成20年)

2009年01月16日
第1回 08年8月3日(日)
 皆さんのおかげで無事に8月3日第1回あるふぁの会を開くこ
とが出来ました。8人の方が御参加下さり、それぞれのアド
ラー心理学との出会いを含めた自己紹介の後、ペアになっ
て最近の気になった出来事からパーソナルストレングスを探
すワークをしました。少し時間が足りなくて、パーソナルストレ
ングスを探す所まで行けなかったペアもありましたが、いろい
ろな気づきがあって、みなさんの表情は概ね明るくなったよう
に思えました。シェアリングでは、このようなアドラーの会に
初めて参加してくださった方から「柔らかい雰囲気を感じまし
た。」という言葉があり、感動しました。

 会の後、鴨方の誇る(?)歴史公園100選「町家公園」へ
みんなでそうめんセットを食べに行きました。良く冷えたそう
めんの美味しさと、場を換えたシェアリングで、次回へのエネ
ルギーが湧いて来たのでした!
 御参加下さったみなさん、本当に有り難うございました。

 息子が教えてくれた生き方を変える人生のネクストステー
ジ、私達夫婦に出来ることをこれからもコツコツやって行きた
いと思っています。
2009年01月16日
第2回 08年9月28日
急な日程変更にもかかわらず、7人の方がお集まり下さいました。メンバーさんの中から、最近の気になる出来事を出していただき、そこからエピソードを抜き出して、一番気に掛かっている部分について見て行きました。ホワイトボードにエピソードを書き出すことで、出来事が見えやすくなり、適切な所を見つけたり、代替案を考えるのに整理しやすかったと思います。
 集まって下さる皆さんが、具体的にどんな活動を求めておられるのか、内容について、ご意見を伺いました。会の目的が、「アドラー心理学を日々実践していくため」という欲張ったものであるため、活動内容を絞りきれないのが現状です。大きくは、パセージフォローアップとアドラー心理学の学びの場を作りたいと思っていますが、試行錯誤の日々を重ねることになりそうです。
 会場も、前回の和室はお隣に別団体が入ってしまい声が聞こえたので、話し合うには「不適切」な場面がありましたが、今回は独立した部屋で集中することができました。椅子の良さもあったので、しばらくは今回のお部屋でやって行こうということになりました。
 第1回の会でも強く感じたことですが、あるふぁに集まって下さった皆さんのパワーで、素敵な「化学反応」が起き、そこから深い学びを得ることが出来ています。アドラーに出会って、こんな素敵な仲間と出会って、学んで行けることに心から感謝します。
2009年01月16日
第3回 08年10月5日
 今回も初めて参加して下さった方が3人おられたので、「アドラーを学ぶ目的」を入れた自己紹介をして、会を始めました。初参加のうちお二人は、アドラー心理学そのものが全く初めてということだったので、基礎講座で学んだことを、少しお話させていただきました。そして、最近困っていること、という事例を出していただく流れで行きました。前回は、エピソードを書き取りましたが、時間配分に難しい点があったので、今回はエピソードの中にあるその方のパーソナルストレングスを探すところで、ホワイトボードに書き上げて行きました。
 お話しいただいた内容について周辺事情など、丁寧に質問していき、そこで気づいたことを挙げる段階、その後、事例提供者の願いを聞き、そのために出来ることを考える、提案する、という流れです。
 今回も時間は不足気味になって、結局PSを探して書き上げた段階で、提供者の感想を聞きました。そこで、かなりの「自分の思い込みに対する気づき」があり、相手の方へどんな事をお話されるかについて、明るい表情で自分の考えを言ってまとめられました。
 グループの力を上げるには、まだまだ「聴く」トレーニングがいるね、という事後の反省がありました。
 メンバーさん全員の調和的な雰囲気に支えられて、初めての方が事例を出して下さり、とても有り難いことだと思いました。進行も少し慣れて来たこと、準備にかなりの時間をかけていることで、前回よりも落ち着いた流れになったと思います。
 
2009年01月16日
第4回 08年11月9日
前半では、10月のアドラー心理学会仙台総会の報告をしました。地域で開催されたパセージとその後のフォロー会中心に活動されているメンバーさんに、大きな動きをお伝えするのが目的です。
 次に、基礎講座応用編に参加されたメンバーさんがおられたので、その内容や感想をシェアしていただきました。要点をしぼってまとめた原稿も用意して下さり、学んだ内容について具体的で実感のこもった、大変親しみやすいお話をして下さいました。他のメンバーさんからは、「基礎講座を受けてみたくなった」という声がありました。
 後半では、3つくらいのメニューを準備していましたが、前半の報告内容に質問があります、という声があって、この「質問」という言葉に、報告した私が反応してしまい、ここから「迷走」してしまいました。結果的には、その「質問」を事例としてお聞きし、パーソナルストレンクスを探すという流れになりました。
 まだ、4回目で安定した運営とは言えませんが、お集まり下さるメンバーさん達皆さんが、互いに勇気づけして下さり、温かい場となっていることが、とても有り難いです。
 
2009年01月16日
第5回 08年12月7日
今年最後の12月は、初めての方1名を含め、8名参加で2時間半の活動となりました。
 簡単な自己紹介の後、この日の活動内容について、提案をしました。前半は、夫と私からパセージのリーダーお稽古を2頁分させていただければ有り難い、ということ、後半はいつものようにメンバーさんから気になっていることを上げていただき話し合う、という提案です。皆さんに賛同していただいたので、案に沿って進めて行きました。
 前半のリーダーお稽古では、初めて参加の方に、安心出来る場であることを実感していただけるよう考えながら進めたこともあり、(勿論主たる原因…おお~原因論!は、仮免リーダーYの進行の拙さのため。因みに仮免Sは、時間配分上々だったのです。みなさん、ごめんなさい。)予定よりも時間が延びてしまい、大変申し訳なかったのですが、後半は、事例を一つだけ出していただくという流れになりました。
 後半、出された事例を、メンバーさんからの質問で整理して行き、提供者の方が困っておられるポイントをパセージのあちこちを使って振り返り点検して見ました。すると!参加者みんなが、それぞれに自分の「事例」として気付くことが沢山あったのです。「聴いてみなけりゃ、分からない」「言葉できちんと伝える」「いつでも子どもの味方でいる」「人々は仲間だ!」ということを、みんなで点検したのでした!やっぱり、パセージは素敵だな、と実感しました。最後に、メンバーさんそれぞれから、事例を出してくださった方へ、適切な所をお伝えし勇気づけのメッセージを送って、終わりました。 
 
 2008年銀婚式記念事業(!?)として、意を決して立ち上げた「あるふぁの会」…
お忙しい中、また、遠くから、参加して下さるメンバーの皆さんのおかげで、何とか今年最後の会を終えることが出来ました。来年も、また、私達夫婦に出来ることを、コツコツ実践して行きたいと思っています。どうぞ、宜しくお願いいたします。<(_ _)>

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