BGMはがんばれカブトガニ です。

「カブトガニを愛する会」の活動

笠岡湾干拓の誕生にともない、カブトガニの絶滅を防ぐために集まった有志たちの会。(平成元年春結成)

平成4年から5年間、微力ながら会長をさせていただきました。

笠岡にカブトガニ博物館の提唱。
笠岡湾干拓のオープンセレモニーにカブトガニを愛する会オリジナルTシャツを持って、博物館オープンのPRをしました。


平成元年7月 カブトガニの歌を提唱。12月、上田康弘氏作詞・作曲の「がんばれカブトガニ」の歌ができる。 

「がんばれカブトガニ」
          作詞・作曲 上田康弘

               編曲  酔太
一、人間もマンモスもいなかった
    2億年前のおおむかし
     地球に住んでいたカブトガニ
      今でも笠岡で生きている
   がんばれがんばれカブトガニ
    命をいつまでも伝えておくれ
      強くて大きな恐竜よりも
       立派に長生きしているのだから

二、自分からけんかすることはない
    つらくてもじっとがまんする
     平和が大好きなカブトガニ
      今でも笠岡で生きている
   がんばれがんばれカブトガニ
     命をいつまでも伝えておくれ
      小さな命を見守りながら
       みんなで応援しているからね

三、がんばれがんばれカブトガニ
    命をいつまでも伝えておくれ
     これから生まれる子供たちにも
      お前の姿を見せてあげたい

  これから生まれる子供たちにも
   お前の姿を見せてあげたい































平成2年6月  カブトガニ保護少年団に、会のオリジナルTシャツを寄贈。
          鳥取県砂白にある博物館友好見学。
         三城自然史博物館見学。
 
平成5年 つばくろ保育園児とカブトガニの餌(ゴカイ) を放流


平成6年5月  NKK福山フェスティバルに参加。
          恐竜のぬいぐるみを着てかさおかダイノプラサ(大恐竜展)PR

平成6年6月   昨年に引き続きつばくろ保育園児と餌の放流

しかし食べてくれるカブトガニが見当たらない.これでは絶滅だ.
何とかしなくてはと、話し合った結果、漁師さんの網に引っかかって
傷ついたカブトガニがいると耳にしたので
早速そのカブトガニを笠岡の海に放流することを話し合った.

平成6年7月  「がんばれカブトガニ」の踊りを公開。
この踊りは愛する会の特別会員であるヒサ・クニヒコ先生が振付けをして下さった貴重な作品です。
カブトガニの一生を表現したとても素敵な踊りです.
各地の盆踊りや神島の神内小学校の運動会で全校生徒の踊りとして踊ってくださってます。
カブトガニとともにいつまでも踊り続いて欲しいものです.

平成11年9月5日にNHK衛星第二TVで
「お〜いニッポン今日はとことん岡山県」でこの踊りが放映されました。

平成7年6月 カブトガニの成体(大人)50匹放流
翌日6月11日の朝日新聞の1面にカラー写真付きで掲載されました。

1匹づつすべてのカブトガニの写真と個体測定表(全長、体重、各部の長さ、傷のヶ所等)をつくりました。
各漁協に協力を依頼してもし網にかかったときは、連絡してくれるようにお願いしました.


産卵数は、とても嬉しい結果が出ております.
カブトガニ博物館の、惣路主任学芸員と森信学芸員が
その後の追跡調査の結果を博物館の研究報告書に詳しく書いてくださってます

平成7年6月  カブトガニ成体放流 50匹。            【・・写真はこちら・・】
      7月       〃      68匹           
平成8年6月       〃      30匹

以上が私が会長をしていた時の報告です.

現在の活動は、
1、放流したカブトガニの行動調査。
  網にかかった場所による行動調査。
  カブトガニの背中に発信器をつけての行動調査。


2、夜中の産卵に来るカブトガニの確認。
  滅多に見れませんが、これを見るとわくわくします。

3、環境問題の研究をしていらっしゃる先生方のお話を
  聞く会を開催。

産卵数は気になりますが砂浜を掘ることは、害があるので
学芸員以外は掘り返さない様呼びかけてますが、なかなか聞いてもらえません