四国八十八ヶ所霊場 遍路札結び付け行脚
    平成21年5月26日(火) 晴れ時々曇り 遍路札結付枚数7枚 四国1番札所霊山寺〜6番札所安楽寺遍路札結付行脚 1日目 (於)徳島県





午前6時、倉敷市船穂町宝満寺へ参加者メンバーが集合

野中師の見送りを受け、一同出発

野中師、早朝からの見送りに加え、お接待までいただき、有難うございました

いよいよ始まりました、四国へんろ道遍路札結び付け行脚

本日は、あまり日差しも強くなく、歩き遍路しやすいお天気となりました



瀬戸大橋を渡ると、讃岐富士が見えてくる



午前8時、予定通り第1番札所霊山寺へ到着

歩き遍路に備えた準備をする



中野師 『納経帳は、どこにありますかね?』

松枝師 『向こうの店にありますよ』

西崎 『今回、お参りの時に納経、御影等、必要な方は事前に言ってくださいね』

鏡原師 『僕は、御影をお願いします』



西崎 『あれっ?ゆのやん、何飲んでるの?』

柚木師 『バーム!脂肪燃焼♪』

松本師 『柚木さん、それ以上、どこを燃焼するんですか!』

一同 (笑)



西崎 『皆さん、そろそろ準備できましたか』

長谷川師 『できました』

西崎 『それでは、道中の注意事項だけ数点お伝えいたします。今回はアスファルト道が多いので絶対に無理しないように』

真西師 『無理かもしれませんね』 (笑)

柚木師 『シャ、シャ、シャと行くで。行ける♪行ける♪』



今回の四国へんろ道遍路札結付行脚、当初の予定では備中青年教師会会員同士が運転を交代して遍路する予定でした

しかし、参加する会員皆で歩きたかったので、知り合いの山本さんに御相談した所、運転手を快く引き受けて下さいました

本日、9名の会員が参加の為、車2台となり、山本さんのお友達、中里さんも運転に御協力下さいました

山本さん、中里さん共に、数年前、御主人様を亡くされ、供養のために協力したいと申し出てくださり、なによりの心強い同志となりました

これからの長い道程、会員一同宜しくお願い致します




四国88ヶ所霊場第1番札所 竺和山 霊山寺 高野山真言宗

本尊 釈迦如来 「ノウマク サンマンダ ボダナンバク」

御詠歌 「霊山(りょうぜん)の釈迦(しゃか)の御前(みまえ)に巡(めぐ)り来(き)て よろずの罪(つみ)も消(き)え失(う)せにけり」




本尊 釈迦如来 『ノウマク サンマンダ ボダナンバク』



御朱印

今回は、遍路札結び付け行脚で、御朱印をいただいていませんので10年前の御朱印

左は、西瀬戸自動車道(しまなみ街道)開通の年に出された御種字

右は、明石海峡大橋開通の年に出された御種字

このホームページにお参りされたお遍路さんへ

ページ各所でのお勤めの一助として、御影と御朱印を掲載させていただいています





出発前に霊山寺山門前にて



口を潅ぎ、手を洗い、本堂へと向かいます





松本師 『いよいよですね』

真西師 『頑張りましょう』



本堂にて

・開経偈 (一返)

・般若心経 (一巻)

・御本尊真言 (三返)

・光明真言 (三返)

・大師宝号 (三返)

・回向 (一返)

一同 『ありがとうございます』



本堂が終わり、大師堂へと向かう



大師堂





大師堂にて

・開経偈 (一返)

・般若心経 (一巻)

・光明真言 (三返)

・大師宝号 (三返)

・回向 (一返)

一同 『ありがとうございます』


一同無事に88ヶ所遍路道への遍路札結び付けができますように



世界が平和でありますように



自分の事を祈るより

他人の事を祈り

自分の事を願うより

他人の事を願い

1人1人の願いが全ての人の願いとなりますように

各自、様々な願いや想いを抱きながら四国遍路が始まりました

松枝師 『西崎さん、遍路札、準備しときますね』

西崎 『よろしく!』

桑野師 『柚木さん、こっちの道で本当にあってるんですか?』

柚木師 『多分、こっち♪』

西崎 『多分かよ!』

一同 (笑)



長谷川師 『今日は、歩きやすくていいですね』

松枝師 『ちょうどいい♪有難いですね』



西崎 『今日は、車道も多く歩くから、車に気をつけてね』

柚木師 『了解』

右手前に新しい「四国のみち」石碑があります

これも道標の役割となります



松枝師 『この辺りに結び付けましょうか?』

鏡原師 『この木がちょうど分かりやすいですね』

桑野師 『僕が結びます』

西崎 『市街地となると、なかなか結ぶ場所も限られてくるけど、各札所間に1枚は目標にして行きましょう』



「心の糧を得る遍路旅」

『南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛』

四国第1枚目の遍路札



桑野師 『なんか、手塩にかけて育てた子を出すような気分になりますね』

真西師 『ほんとですね』



道沿いには、綺麗な花も咲いています

松枝師 『神島と違って、なかなか遍路札を結べる場所がないですね』

西崎 『そうなんよ。今回は特に限られてくるから。次回は山中なので結びやすくなるよ』



1番から2番までは短い距離です




四国88ヶ所霊場第2番札所 日照山 極楽寺 高野山真言宗

本尊 阿弥陀如来 「オン アミリタ テイセイ カラウン」

御詠歌 「極楽(ごくらく)の弥陀(みだ)の浄土(じょうど)へ行(い)きたくば 南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)口(くち)ぐせにせよ」




本尊 阿弥陀如来 『オン アミリタ テイセイ カラウン』



御朱印



本堂、大師堂共に階段の上にあります





弘法大師お手植えの伝説が残る長命杉



本堂、大師堂巡拝も終え、下りてくる



山本さん 『お疲れさまです』

桑野師 『いや〜、歩いてたら暑くなってきますね』



西崎 『下の長命杉で、写真とりましょう』



真西師 『このブルーシイトが気になりますね』

柚木師 『ガッ!と外せ!』

松本師 『いやいや、外したらダメでしょ!』

一同 (笑)



すごく自然の息吹を感じさせる杉です



10年前、訪れた時も、この杉が静かに見守ってくれていました



今まで、どれほどの歩き遍路が、この杉を見て勇気付けられた事でしょう



極楽寺のベンチで一休み

松枝師 『西崎さん、最新式の遍路道地図は分かりにくいですね』

西崎 『俺もそう思う。10年前に使用した地図の方が分かりやすいね』



極楽寺を後に3番金泉寺へと向かう

松本師 『この辺り、遍路札がありますね』

真西師 『鯖大師さんのがあります』

松枝師 『じゃあこっちの方に結びますか。この枝いいですね』

鏡原師 『僕が結びましょう』

『南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛』



へんろ道沿いには、数多くのお堂やお地蔵様がおられます

この札は、へんろ道保存協力会さんが整備してくださっているものです



西崎 『皆さん、大丈夫ですか』

真西師 『大丈夫です』



「四国のみち」木製道標も市街地にあっては、大変便利です

右の電柱に矢印、遍路マークのシールがあります

これも、10年前と変わらぬ道標。1人で歩いてる時はシールを探して道の確認をします

へんろ道、とても懐かしいです

歩いてると古来からの信仰が肌身に感じて分かります



高架下を歩いて行きます



車道が多かった為、ほんの少しの旧へんろ道でも土道は、足の負担が軽減され有難いです

西崎 『この時期、土手のマムシには注意してよ』

桑野師 『えー!マムシ居るんっすか!』

柚木師 『おるで。おるで。ニョロニョロした奴が!!』

桑野師 『柚木さん、また変なこと言ってる』 (笑)

西崎 『1番先頭から3番目くらいまでが危ないな』

中野師 『えっ?!3番目って、俺じゃん。松本さん、場所変わりましょうよ』

一同 (笑)



ヘビに気をつけながら、錫杖突きつつ進みます




四国88ヶ所霊場第3番札所 亀光山 金泉寺 高野山真言宗

本尊 釈迦如来 「ノウマク サンマンダ ボダナンバク」

御詠歌 「極楽(ごくらく)の宝(たから)の池(いけ)を思(おも)えただ 黄金(こがね)の泉(いずみ)澄(す)みたたえる」




本尊 釈迦如来 『ノウマク サンマンダ ボダナンバク』



御朱印



本堂にてお勤め



立ち止まりお経を読んでますと汗がでてきます



日中になり、太陽も照り始めました



大師堂

5月の平日とあり、遍路する人も少ないです

こちらの、青・赤・黄色のリュックの方は同じく歩き遍路している人でした

僧侶9名で唱える心経が四国の地へ浸透していきます



松本師 『黄金地蔵尊たるものがありますよ』

桑野師 『何なんでしょうかね』

ここは、弘法大師巡錫の時、黄金井の霊水が湧出しているのを発見されてから金泉寺となり、その由来ある井戸がある場所



金泉寺は、へんろ道を抜けると境内に出る為、後から山門撮影となりました



中里さん 『冷たい飲物がありますので』

松本師 『有難うございます。助かります』

今回、山本さん、中里さんが事前に冷たい飲物やオシボリを準備してくださり、札所に着く度、会員一同息をしました。



鏡原師 『山本さんや中里さんから、おにぎりも戴きましたよ』

真西師 『うわぁ〜。ありがたい!いただきます』

桑野師 『いたれりつくせりで、本当、ありがたいですね』

松枝師 『ちょうど、小腹が空いてたから助かりますね』



松枝師 『柚木さん、何か変わった足袋履いてません?』

柚木師 『これ、メッシュで通気性もいいの♪中敷も入れてるから』

西崎 『ゆのやん、どっから見つけてくんねん?』 (笑)

柚木師 『職人のお店』 (笑)

今回は、普通の地下足袋では、完全に足を痛めてしまいますのでエアー地下足袋を揃えて遍路に挑んでいます



桑野師 『息をしましたね〜』

西崎 『さぁ!頑張りましょう』



松本師 『今日は、柚木さんからバームもらったんです』

中野師 『それは、何かのメッセージ?』

松本師 『脂肪を燃やせという指令です☆』

 (笑)



松本師 『松枝くん、元気やね』

松枝師 『頑張りましょう!』


歩き遍路

そこには、歩いてこそ得られる大自然がある



へんろ道途中、大きなクスの巨木前にて



巨木に出合うと大きな生命力を感じる



カメラに入りきらない大自然のスケール



中野師 『ちょっと、タオルを巻きなおします』

長谷川師 『まだ信号は赤だから大丈夫ですよ』



松枝師 『あっ!!何かいますよ』

松本師 『おっ!カブトエビじゃない?』

長谷川師 『ほんまですね』



真西師 『よく見てたらたくさんいますね』

柚木師 『こっちに、アメンボちゃんがおるで』

桑野師 『なんでチャン付けなんですか』

(笑)

田んぼの虫達も懸命に生きています



この花は、今回の遍路でよく見かけました

へんろ道各所で、草木花、虫達が一生懸命生きている姿に出逢えます



[毒ヘビに注意]

西崎 『電柱にデカデカと注意書きされたら、ある意味、怖いなぁ』

真西師 『やっぱり、今の時期は多いのかもしれませんね』



長谷川師 『中野さん、リュックに大きい鈴、付けてはりますね』

中野師 『音がいいんです』

桑野師 『それ・・・熊避けじゃん!』 (笑)



昔の石で出来た遍路道標と、最近の道標

今回、遍路させていただき、10年前と大きく違うのは、道標が各所にあり、ほぼ地図が無くとも歩けるように整備されている事でした



これからの時期、草も生茂ってきます



昔の道標には、様々なタイプがあります

これは「へんろ道」と記された石

四国には大小様々な石の道標があり、へんろ道を歩きながら昔の遍路に想いを馳せるのもいいかもしれません



遍路札を結べそうな場所を見つけては、大師法号をお唱えしながら結んでいく

「大自然と心を繋ぐ遍路道」

『南無大師遍照金剛・南無大師遍照金剛・南無大師遍照金剛』



途中、お堂で一息

桑野師 『暑くなってきましたね』

西崎 『水分補給は、小まめにお願いしますね』



中野師 『西崎さん、あとどれくらいで着きますかね?』

西崎 『あとちょっと』

中野師 『ホンマですか?西崎さんのちょっとは僕の3倍くらいですからね』

一同 (笑)



休憩も終わり、へんろ道を進む

柚木師 『あんらっ!誰かが掛けた遍路札が落ちてるで』

鏡原師 『風で落ちたのかもしれませんね』

松枝師 『紐、ありますよ』

真西師 『新たに紐付けて結んでおきましょう』

自分達が持ち歩いてる遍路札以外にも、落ちてたり、向きが変わってる遍路札を修正していく



西崎 『真西くん、足の痛みは大丈夫?』

真西師 『はい。今日は有難いことに大丈夫です』



アスファルトを歩いては、旧へんろ道へ入り、進んで行く



途中の寺院へも立ち寄り、お勤め

柚木師 『ワンコおるで。ワンコ』

松本師 『柚木さん、ウンコみたいに言わないでくださいよ〜』

 (笑)



昔、四国霊場を68回遍路された方が建立された道標

今でも多くの歩き遍路の道標となっています



西崎 『中野くん、あとすこしだからね』

中野師 『また簡単に言ってる』 (笑)



田植えを終えたばかりの水田を横に見ながら歩きます



次回、四国に来る頃は、この稲も大きくなってるだろなぁ



水田が広がる風景、歩いてても気持ちがいいです



松枝師 『あっ!!ここにも何かいますよ』

西崎 『カブトエビっぽいけど、緑色してるね』



昔の石造りの道標は、上に方向を表し、下にお大師様の御尊像を刻んでいるのが大半です



へんろ道保存協力会さんの道標も分かりやすいです





「へんろ道」

『南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛』



アスファルト道の長時間歩行は、足を痛めます

時々、へんろ道が山道になるとその有難さが一段と分かります

遍路を修行される方の目線で遍路札を結びます



山道には、遍路札が他にもありましたが、環境にも配慮した木製の遍路札・88種類の言葉というのは、初の試みでした



西崎 『梅がなってるね』

真西師 『今回も梅干を持ってきてますので』

西崎 『おぉ〜有難う!真西くんの梅干、疲労回復になるからまたいただきます』



この石造りの道標は、両方の方角を示しています

これから行く4番大日寺と、大日寺を打ち終えてから向かう地蔵寺の方角を表しています



松枝師 『皆さ〜ん、大日寺が見えてきましたよ』

桑野師 『やっと見えてきた』




四国88ヶ所霊場第4番札所 黒巌山 大日寺 東寺真言宗

本尊 大日如来 「オン アビラウンケン バザラダトバン」

御詠歌 「眺(なが)むれば月白妙(つきしろたえ)の夜半(よわ)なれや ただ黒谷(くろたに)に墨染(すみぞめ)の袖(そで)」




本尊 大日如来 『オン アビラウンケン バザラダトバン』



御朱印



睡蓮が一輪咲いてました



口を潅いで手を洗ったら、本堂へと向かいます





柚木師 『ふぅ〜』





西崎 『皆さん、揃ったらお勤めしますよ』



大師堂

四国霊場には、本堂と大師堂があります



桑野師 『ビンズルさんが奉ってあるから、痛い足をなでとこうっと』

柚木師 『どっちがビンズルさんか分からへんで!』

松本師 『柚木さん、なんちゅうこと言うんですか』

(笑)



大日寺には33観音も祀ってあります



中里さん 『冷たいおしぼりありますから使ってくださいね』

山本さん 『飲物もありますよ』


写真左より・・・


松本師 『いやぁ〜♪気持ちいい』

中野師 『冷たくていいっすね』

松枝師 『顔拭いたらいいですね〜』

鏡原師 『おしぼりを首にあてたら気持ちいい』

柚木師 『まぁ、それなりに気持ちいいね』

西崎 『ゆのやん!相変わらずコメント、冷めてますなぁ』

一同 (笑)



桑野師登場

桑野師 『あらっ?皆さん気持ちよさそうなおしぼり使ってますね』

西崎 『てっちゃんのもあるから使ってよ』

真西師 『てっちゃん、杖ひこずってるで。お大師さんをひこずったらあかんで』

桑野師 『杖をつく気力が薄れ始めてた』 (笑)



柚木師 『松本くん、俺があげたバーム飲みよ』

松本師 『エーッ!なんちゅう厳しいお言葉!今は、冷たい飲物がいいです♪』

柚木師 『あぁ〜あ、ダメね〜』

西崎 『ってか、ゆのやん、これだけ歩いてきて、リュックにある生温かいバーム飲めという方が鬼やで』

(笑)



大日寺を後に、地蔵寺へ向かいます





ひたすらアスファルト道を歩きます



真西師 『毛虫がいますから気をつけてくださいね』

長谷川師 『了解しました』

「苦しくなったら空を見上げて」

『南無大師遍照金剛・南無大師遍照金剛・南無大師遍照金剛』



1枚また1枚と『南無大師遍照金剛』をお唱えしながら結んでいく

自分達が製作した遍路札が、今度は私達を見守ってくれてるかのように優しく風にゆれています



西崎 『あれっ?皆、違う方向に行ってない?』

柚木師 『シーッ!黙って見てて、あそこの看板に何て書いてあるか確かめさせたらええ』

西崎 『あんた厳しいなぁ・・・』 (笑)


数分後・・・・


松枝師 『行き止まりになってますよ』

真西師 『あっ!西崎さんや柚木さんが居る方が遍路道じゃないですか?』

柚木師 『やはり違ったか♪』

松枝師 『柚木さん、早く言ってくださいよ』

一同 (笑)



地蔵寺到着

地蔵寺の遍路道は、五百羅漢側から入るようになります

真西師 『こんにちは。お参りご苦労様です』

お参りのお婆さん 『あらぁ。大変ですね。ご苦労様』



松枝師 『うわっ!すごい綺麗に描かれてますね』

絵を描くおばさん 『いえいえ、お参りご苦労さまです』

遍路は、見知らぬ人と人とを心で繋いでくれる修行旅でもあります



松枝師 『鏡原さん、ここの壁、何か変わってません?』

鏡原師 『ほんまやなぁ。何か珍しいで』



西崎 『松本くん、真西くん、お疲れ様です』

松本師 『地蔵寺、着きましたね』

真西師 『お疲れ様です』




四国88ヶ所霊場第5番札所 無尽山 地蔵寺 真言宗御室派

本尊 勝軍地蔵菩薩 「オン カカカビ サンマエイ ソワカ」

御詠歌 「六道(ろくどう)の能化(のうけ)の地蔵大菩薩(じぞうだいぼさつ) 導(みちび)き給(たま)えこの世(よ)後(のち)の世(よ)」




本尊 勝軍地蔵菩薩 『オン カカカビ サンマエイ ソワカ』



御朱印



本堂にてお勤め



大師堂



境内にある「大銀杏」

四国には、遍路の歴史を常に見守続けてきた巨木がたくさんあります



山本さん 『足はどんなですか?』

真西師 『御陰様で大丈夫です』

中里さん 『皆さん、本当によく歩かれてですね』

真西師 『これも、お2人のお力添えあってのことです』



樹齢800年

途方も無い時間、ここに鎮座している大銀杏

自然は本当に素晴らしい

西崎 『皆さん、午後2時を過ぎてるから昼にしましょう』

そば屋を探す


数分後・・・


西崎 『おっ!あそこの看板、キンコロしてるで』

中野師 『西崎さん、キンコロってなんですか』 (笑)

西崎 『えっ?黄色い回転灯見たらキンコロしてるって言わない?』

中野師 『聞いたことないっすよ』 (笑)

西崎 『おかしいなぁ。皆、使ってる言葉だと思ったけど』

柚木師 『使わねぇ!』

一同 (笑)


そばを食べて再度歩き始める




松枝師 『西崎さん、(お遍路さん、お休み下さい)って書いてますよ』

西崎 『今、御飯食べたばっかりだから行くで!』 (笑)



6番安楽寺へ向けて歩く



松本師 『自然の山水がポタポタ落ちてますね』

真西師 『風情があっていいですね〜』



西崎 『車道は、車に注意してくださいね』

柚木師 『車に注意。車に注意』

松本師 『柚木さん、何をブツブツ言ってるんですか』 (笑)



松枝師 『西崎さん、デカイ松ぼっくりがありました』

西崎 『でけぇ〜なぁ〜!』

松本師 『これで、松の元(松本)と松の枝(松枝)、に加えて松ボックリが揃いましたね』

(笑)



これも昔の石造りの道標「遍路みち」



町中を進む



「昨日は昨日 大事なのは 明日です」

『南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛』

四国には信仰が、遍路という生きた形として古来より継承されています



松枝師 『柚木さん、西崎さんが花を入れて撮影しようとしてますから、かわいく写らなきゃいけませんよ』

柚木師 『むふっ♪』



西崎 『てっちゃん、大丈夫?』

桑野師 『だいじょーぶ〜で〜〜〜す』

真西師 『大丈夫そうじゃねぇじゃん!』

西崎 (笑)



松本師 『こんにちは』

自転車の学生・・・ 携帯電話で話しながら・・・ 『ちは〜』

真西師 『こんにちは〜』

自転車の学生・・・携帯電話で話しながら・・・『ちは〜・・・あっ!!切られた!』

 (笑)





石の道標にも導かれ、安楽寺を目指す



安楽寺方面を示す道標



日も傾きかけてきましたが皆さん頑張っています



西崎 『あと少しだからね〜』

松本師・真西師 『は〜い』




四国88ヶ所霊場第6番札所 温泉山 安楽寺 高野山真言宗

本尊 薬師如来 「オン コロコロ センダリ マトウギ ソワカ」

御詠歌 「かりの世(よ)に知行(ちぎょう)争(あらそ)う無益(むやく)なり 安楽国(あんらくこく)の守護(しゅご)を望(のぞ)めよ」




本尊 薬師如来 『オン コロコロ センダリ マトウギ ソワカ』



御朱印



まずは本堂にてお勤め



今日、無事に歩かせていただけた事に感謝



大師堂



本日の遍路札結び付けは、安楽寺さんまで

安楽寺さんにて宿泊致します

遍路札結び付け枚数7枚

巡拝寺院6ヶ寺

皆さん、アスファルトの多い道をよく頑張って歩きました

お疲れ様です!

山本さん、中里さん、車での併走巡拝有難うございました

また、明日、10番までを目標に宜しくお願い致します


安楽寺さんは、朝勤が無く、夕勤のみとの事で、まずは自分達で夕勤を済まし、明日は朝六時から朝勤をさせていただく事にしました


安楽寺にて・・・夕飯後、皆で雑談してると・・・


桑野師 『聞いて下さいよ!この前ね、自転車買ったから嬉しくて(2ちゃんねる)に「自転車買いました♪」って書き込みしたら・・・』

桑野師 『返ってきた返事は・・・「死ね!」「よかったね。飾っとけば」・・・ですよ!!どうなってるんですか!この世の中!』

一同 (爆笑)


そんな雑談をしながら夜が更けていきました



5月26日(火)四国88ヶ所霊場1番〜6番遍路札結付行脚 1日目 協力者

長谷川師、野中師、柚木師、松本師
桑野師、真西師、中野師、鏡原師
松枝師、山本さん、中里さん、西崎


       平成21年5月27日(水) 曇り 遍路札結付枚数5枚 四国88ヶ所霊場6番札所安楽寺〜10番札所切幡寺遍路札結付行脚 2日目 (於)徳島県


午前5時起床

松枝師 『昨夜は、蚊にかまれて寝れなかったっすよ』

松本師 『あっ、俺もかまれた』

柚木師 『そこにべープがあるのに』

西崎 『それ、早く言えよ』 (笑)

午前6時から我々会員で朝勤


午前7時30分出発




出発前に安楽寺副住職畠田裕峰僧正とともに



安楽寺副住職畠田裕峰僧正に遍路札を1枚、どこか結ばせて下さいと御無理申しましたところ・・・



『今回は特別にということで』と言われながら、なんと畠田僧正自ら山門に遍路札を結んで下さいました



まさか札所のお寺の山門に我々の札を結ぶことが出来るとは思ってもいなかったので、一同感激致しました



四国霊場第6番札所 安楽寺 山門入ってすぐ左に結ばれています



「思いやり遍路」

畠田僧正とともに、『南無大師遍照金剛・南無大師遍照金剛・南無大師遍照金剛』



これから多くの遍路修行者を見守って下さいますようにとの願いを遍路札に託し



安楽寺さんには、宿泊段階から大変お世話になり、また、備中青年教師会の活動を御理解いただき、一同感謝致しております

今後とも宜しくお願い致します

安楽寺さんは、柚木僧正のお師匠様のお寺でもあり、有難い御縁を感じました



本日は、桑野師、法務の為、朝から電車にて帰る

桑野師、忙しい中を有難うございました



西崎 『てっちゃん、帰る前に1枚』

中里さん 『杖と笠も持って行かれますか?』

桑野師 『今、迷ってます』 (笑)



山本さん、中里さんが桑野師を駅まで送りに行って下さったので、我々は7番札所十楽寺を目指します



松枝師 『西崎さん、この看板、下に落ちてますから新たに紐で結びます』

西崎 『松枝くん、ありがとう』

松枝師 『出来ました!グー!』



松枝師 『今日は歩きやすくて気持ちいいですね』

柚木師 『そうね。気温が低い』

中野師 『日中になったら暑くなるかもしれませんね』



松枝師 『この幹、太いっすね〜』

鏡原師 『かなり太いね』



長谷川師 『本当に今日は歩きやすい気温ですね』

真西師 『これくらいが一番いい』




四国88ヶ所霊場第7番札所 光明山 十楽寺 高野山真言宗

本尊 阿弥陀如来 「オン アミリタ テイセイ カラウン」

御詠歌 「人間(にんげん)の八苦(はっく)を早(はや)く離(はな)れなば 至(いた)らん方(かた)は九品十楽(くぼんじゅうらく)」




本尊 阿弥陀如来 『オン アミリタ テイセイ カラウン』



御朱印

松枝師 『西崎さん、もう十楽寺に着いてしまいましたよ。遍路札結べれませんでしたね』

鏡原師 『なかなか住宅街は難しいね』

西崎 『この区間は、安楽寺さんの山門に結んでいただいたので良しとしましょう』



本堂に向かう



大師堂



松枝師 『西崎さん、僕が撮ります』

西崎 『宜しく』

あとから確認してみたら・・・自分撮ってるやん! (笑)



鏡原師 『西崎さん、松枝くんが木陰から狙ってますよ』 (笑)

松枝師 『しまった、気付かれた』 (笑)



松枝師 『皆さん、休憩してますね』

真西師 『柚木さんが、下にトイレあるとか言うから来たら無いし』

柚木師 『おかしいなァ〜。以前はあった記憶が・・・』

西崎 『記憶かよ』 (笑)



松枝師 『松本さん、いいアングルで撮れましたよ』

松本師 『この笠の紐をしっかり結んどかないと、風で飛ぶからね』



西崎 『真西くん、ぶどう畑があるで』

真西師 『何色のぶどうが実るんでしょうね』



松枝師 『これ、見てくださいよ!』

真西師 『アスファルトを突き抜けて生えてきてるね』

柚木師 『ニョー!!こりゃあすげぇ。ど根性草じゃ』



とうもろこし畑



ぶどう畑



高速道路の下を通過



真西師 『飴ちゃんのお接待で〜す』

鏡原師 『いただきます』

西崎 『ありがとう。これ、何飴?』

真西師 『スダチ飴です』

西崎 『あっ!美味しいね』

松枝師 『西崎さん、今、口に入れたばっかりじゃないですか。まだ分かりませんよ』 (笑)



西崎 『うんっ?・・・この飴、だんだんと濃い味になるね』

松枝師 『濃いっすね』

真西師 『濃いですよ』(笑)



水田にはオタマジャクシが泳いでます



保育園前を通過

中から園児が『バイバ〜ィ!』

鏡原師 『かわいらしいですね』

長谷川師 『このへんの子は、よく挨拶しますね』

中野師 『園児がまだ手を振ってますよ』

真西師 『バイバーィ』

柚木師 『ふんっ・・・』

西崎 『ゆのやん、鼻で笑うなっちゅねん!』

一同 (笑)



長い登り坂のアスファルト道

足が自然と重たくなります



松枝師 『ここの木が分かりやすいですね』

「一歩一歩」

 『南無大師遍照金剛・南無大師遍照金剛・南無大師遍照金剛』



そろそろアジサイの花芽が出始めています




四国88ヶ所霊場第8番札所 普明山 熊谷寺 高野山真言宗

本尊 千手観世音菩薩 「オン バザラ タラマ キリク」

御詠歌 「薪(たきぎ)とり水熊谷(みずくまたに)の寺(てら)に来て 難行(なんぎょう)するも後(のち)の世(よ)のため」




本尊 千手観世音菩薩 『オン バザラ タラマ キリク』



御朱印



熊谷寺の本堂へは、駐車場から少し階段を登っていきます



本堂



般若心経をお唱えします





大師堂は、更に階段の上にあります

同じく般若心経を唱える



大師堂でのお勤めが終わり、階段を下りる





ここのお寺は、もう少ししたら一面にアジサイが咲き誇るんだろなぁ



山本さん、中里さんからのお接待を戴き、一息する



今回、我々が使用しているエアー地下足袋

アスファルト道での足への負担は、普通の地下足袋と比べたら格段の差があります



真西師 『梅干、食べます?』

鏡原師 『これがいいんですよ』

中野師 『いただきます・・・うんっ?・・・』



中野師 『すっぱーっ!!』

(笑)



お接待を戴き、パワーを充電したので次の札所へ

西崎 『中野君、ここは毛虫が多いから結ぶ時に気をつけてね』

中野師 『けっこう多いっすね』



「今の苦しさが やがて大きな 実を結ぶ 種となる」

『南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛』

柚木師の書いた丸文字・・・かわいい? (笑)



先程の札所から、同じ歩き遍路をしてる人と同行

真西師 『どちらから来られたんですか?』

幸田さん 『東京です』

西崎 『東京ですか!なんでまた歩き遍路を・・・』

幸田さん 『会社の同僚が歩いてて、私も四国は来たことがなかったので歩いてみようと思いましてね』

真西師 『区切り打ちですか?』

幸田さん 『はい。10日間ほど休みをいただいてきました』



幸田さん 『皆さんは、どういったお遍路を・・・』

真西師 『私達は、高野山真言宗の若い僧侶の集まりで、遍路道に遍路札を結び付けてさせていただいているんです』

幸田さん 『大変ですね。でも同行させていただいて有難いです』



この付近は、とうもろこし畑が多いです



10年前は無かったニューバージョンのシール



これも新しい

外人さん用にかな?英語で書かれています



水田道を歩きます



黙々と歩く



真西師 『西崎さん、道路に札所が書かれてますよ』

西崎 『うわっ!ほんまや』

松枝師 『最近は、すごいですね』



のどかな田園風景



遠くに山々が広がっています



松枝師 『西崎さん、そろそろ僕が撮ります』

西崎 『じゃあ、お願い』

松枝師 『ちょっと、早いですよ。とまってください』 (笑)



西崎 『こぉ?』

松枝師 『あー!バッチリっす!今度はいいように撮れました』

柚木師 『ムフフ』



中野師 『いいように撮れた?』

松枝師 『バッチリっす』



中里さん 『皆さん、お疲れ様です』

山本さん 『あー、ダメダメ。カメラこっちに向けたらダメ』

松枝師 『大丈夫です』 (笑)



西崎 『あれっ?松枝くん、今、撮影してるのに』



松枝師 『このアングルがいいっすね』





松枝師 『西崎さん、いいのが撮れましたよ』

西崎 『松枝くん、近くない?』 (笑)




四国88ヶ所霊場第9番札所 正覚山 法輪寺 高野山真言宗

本尊 涅槃釈迦如来 「ノウマク サンマンダ ボダナンバク」

御詠歌 「大乗(だいじょう)のひぼうもとがもひるがえし 転法輪(てんぼうりん)の縁(えん)とこそきけ




本尊 涅槃釈迦如来 『ノウマク サンマンダ ボダナンバク』



御朱印



本堂





大師堂



西崎 『切幡寺を打ち終えたら、ゆのやんが言ったたうどん屋へ行こうか』

柚木師 『えっ?』

西崎 『えっ?じゃなくて、ゆのやん、知ってるうどん屋がある言うてたやん』

柚木師 『知らんで』

松枝師・真西師 『えーっ!柚木さん言ってたじゃないですか!!』

 (笑)



中里さん 『それじゃあ、また気をつけて歩いてくださいね』

真西師 『有難うございます。行ってきます』



鏡原師 『ここは何枚も遍路札がありますね』

真西師 『ここに一緒に結びましょう』

「お大師様と共に遍路道」

『南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛』



へんろ道にはお地蔵様、昔からのお堂などが点在しています



一同 『こんにちは』

逆打ちのおじさん 『こんにちは』

遍路は、順打ち (番号順)だけでは無く、逆打ち(逆さ番号順)で修行されている人もいます



自然石に彫られた古い道標

歴史を感じます



六地蔵様へも手を合わせていきます



垣根から綺麗な花が



睡蓮が綺麗に咲いている



へんろ道保存協力会さんの道標

10年前は、ほとんどが、この目印でした



野の花が本当に綺麗です



土手にも草花が咲いてます



切幡寺参道手前にある古い石造りの道標



切幡寺へは坂道を登り、それから階段



松枝師 『ここが分かりやすいですね』

長谷川師 『私が結びましょう』



「大師の御跡 慕いつつ」

『南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛』

四国の遍路道に、遍路札1枚1枚、命が吹き込まれていきます



坂道をひたすら登る



山門が見えてきました


四国88ヶ所霊場第10番札所 得度山 切幡寺 高野山真言宗

本尊 千手観世音菩薩 「オン バザラタラマ キリク」

御詠歌 「欲心(よくしん)をただ一筋(ひとすじ)に切幡寺(きりはたじ) 後(のち)の世(よ)までの障(さわ)りとぞなる」




本尊 千手観世音菩薩 『オン バザラタラマ キリク』



御朱印



本堂・大師堂へは、この333段の石段を登ります



中野師 『これは・・・もしかして・・・つまり・・・333段の石段を登れって事でしょうか』

西崎 『その通り』

中野師 『マジっすか』 (苦笑)

松枝師 『頑張りましょう!!』

鏡原師 『行きましょう!』



残り234段



本堂手前の石段

まずは女厄除け坂



続いて男厄除け坂



333段、一同、登り終えました

鏡原師 『汗が止まりませんね』

柚木師 『ふぅ〜、あっつい、あっつい』

中野師 『この道は、登ったって事は、帰りも333段をおりるんですよね』

西崎 『中野くん、正解!!』

 (笑)



一呼吸して本堂へ



続いて大師堂へ

西崎 『皆さん、2日間に渡ってお疲れさまでした』

真西師 『今回は、足の痛みもさほどでもなく、無事に巡れました』

西崎 『心配してたけど、本当、お大師さまのおかげやね』

西崎 『さァ!頑張って333段、下りますか!』


こうして2日間に渡る四国霊場1番札所〜10番札所、遍路札結び付け行脚は無事終了した


参加してくださった会員の皆さんはもちろんの事、山本さん、中里さん、様々な人のお力添えをいただき、大変有難かったです

まだまだ始まったばかり

一同の無事成満、また、結び付けた遍路札に想いを託しながら徳島県を後にしました



遍路札結び付け枚数5枚

1日目と併せて今回は12枚を結び付けさせていただいた

四国霊場巡拝寺院5ヶ寺

1日目と併せて今回は10ヶ寺の札所を巡拝


合掌


5月27日 (水) 四国88ヶ所霊場6番札所〜10番札所遍路札結付行脚 2日目 協力者

長谷川師、柚木師、松本師、桑野師
中野師、真西師、鏡原師、松枝師
山本さん、中里さん、西崎



四国遍路目次へ


備中青年教師会遍路ホームページ 平成21年・22年 トップへ