高野山真言宗   備中青年教師会                平成21年 ・ 22年





     神島88ヶ所霊場 四国88ヶ所霊場 遍路[しるべ]札結付行脚                  慈尊院から高野山までの町石道


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平成21年、22年と高野山真言宗備中青年教師会では、平成27年に行われる『高野山開創1200年記念大法会』に向け、自分達若い僧侶が今出来ることは何か、又、弘法大師様の教え(真言密教)を一般の人にも分かりやすく実践として継承していく事が出来ないだろうかと考えた結果、遍路札[しるべ札]を四国88ヶ所霊場・神島88ヶ所霊場の遍路道(特に山中)へ結び付けさせていただこうと発案致しました。弘法大師様が高野山を御開創された意義「上は国家の奉為に、下はもろもろの修行者の為に」を信念とし、世界平和を祈り、今後、歩き遍路を志す数多くの修行者のために遍路札を1枚1枚気持ちを込めて結び付けさせていただきます。「生かせいのち 大師のみおしえ いまここに」の言葉を心に、弘法大師様の足跡を辿りながら、その教義を一般の人々が体験として実践できる場所、それが遍路道ではなかろうかと思います。各所への巡拝が無事成満した時は、慈尊院から高野山までの町石道を1町石毎に大師法号をお唱えしながら行脚し、高野山開創に至る想いを体験しながら、奥之院御廟の弘法大師様のもとへ参りたいと思います。高野山開創の理念に基づき、祖廟中心の祖風を生きた信仰として弘め、青年教師同士の絆を深め、自己研鑽修行も兼ねて行います。



総数880枚の遍路[しるべ]札製作



備中青年教師会 遍路ホームページ 平成21年・22年内容と遍路作法について

                                                            備中青年教師会会長 西崎正教

今回の遍路札結び付け行脚、当初は、批判的意見もありましたが、地元備中を始め、四国霊場寺院、遍路道で出逢う人々に支えられ、遍路札を結び付けさせていただいています。四国を巡拝していると、様々な遍路に出逢えます。団体遍路、個人遍路、歩き遍路、車遍路、自転車遍路…皆、それぞれに想いを持ち四国88ヶ所霊場へ来ています。遍路スタイルは違えど、一心に祈る気持ちは、皆同じです。個々に遍路をしながら様々な事を感じると思います。それが心を平穏に導く遍路道。時々、修行に専念するあまり、他人への思いやりが気薄になってきている人に出逢います。遍路修行に専念するのも良しですが、同行者に不快感を与え続ける遍路よりも、少し時間と気持ちにゆとりを持った遍路をする事をおすすめ致します。遍路は同行二人。皆がお大師様と一緒です。支え合い、声を掛け合い、決して自分一人で生きている訳では無いと改めて感じる事と思います。もっと、気持ちをゆったりと持ち、心穏やかに遍路し、祈る時には一心に祈る。
弘法大師様が言われてます 
「佛身即ち是れ衆生の身 衆生の身即ち是れ佛身なり」 の意味が身をもって実感できる事でしょう。
今回の四国遍路ホームページ内容ですが、自分達の遍路記録では無く、遍路へ行きたくてもなかなか行けれない人が、遍路ホームページを通じて、四国を遍路している気持ちになっていただけますと有難いなという想いのもと、作成しています。《同行二人》とは、単に歩き遍路やお参りに行ける人だけに限定される言葉ではなく心の中でお大師様と共に歩むことも《同行二人》に繋がると私は想っています。遍路ホームページに於ける同行二人は、「私達と同行遍路しているような気持ちになっていただく事で、一緒にお大師様を感じる同行二人」と言う意味合いです。同行遍路しているような気持ちになっていただくために、あえて、柔らかい会話を入れています。その為、遍路ホームページに関しましては、様々な御意見御感想があるかとは存知ますが広い視野と広い心で、共に遍路している気持ちで観ていただけますと有難いです。
遍路作法心得は備中青年教師会会員一同、僧侶として各自、高野山での修行にて師僧よりしっかりと身に付けていますので、あえて自然の遍路スタイルの写真を掲載しています。もし、遍路に出てみようかとお考えの方がおられましたら、たとえお経が読めなくても、ある程度の遍路作法心得(この遍路ホームページ内随所に記載しています)を学んだら心穏やかにマナーを守り、気持ちを込めて祈り、遍路修行させていただくという気持ちを心の片隅においていただけますと有難いです。これは、好き勝手に遍路をするという事ではなく、マナーを守り、気持ち穏やかに遍路させていただく。それが遍路修行で大切な事だと思います。

へんろ道沿いや山間部の川などには、残念ながら今現在もポイ捨てや不法投棄によるゴミが散乱している場所があります。
ゴミを捨てないのはもちろんですが、ゴミを見たら拾うようにしましょう。
お遍路に出た時でも、日常生活でも、へんろ道に限らずゴミを見つけたら拾う心掛けをしていきませんか。
お遍路さん1人1人の心掛けで、年間通しますと、何千ものゴミを回収することができます。
遍路に出た時はもちろんですが、普段から道路に散らばっているゴミを1つ1つ回収し、未来の子供達にとってより住みやすい環境を一人一人の協力でつくっていきませんか。私自身も少しずつではありますが、道路のゴミ(特にタバコの吸い殻や空き缶)を拾うように心掛けていますが…正直、イタチごっこです。だからといって、そのままにしますと益々ゴミは増える一方。

1人がタバコの吸い殻や空き缶などのゴミを1日に10個拾えば、年間3650個ものゴミを清掃できます。
それを10人の人が行えば年間36500個ものゴミが無くなります。

皆さん一人一人の呼び掛けで、自然環境を大切にしていきましょう。
へんろ道に限らず、普段の通勤・通学で使う道など、身の周りのゴミから清掃していきませんか。


「ゴミを捨てない。ゴミを拾う」


一人一人の心掛けで環境は変わると思います。


今後も四国霊場へんろ道を巡拝されるお遍路さんが道中御無事で結願されますことを備中青年教師会会員一同、

心より御祈念申し上げます。

                                                                   合掌



(備中青年教師会遍路ホームページ内の掲載写真無断使用を堅く禁じます)

※ 注意事項 ※

備中青年教師会では、諸々の物品販売は、一切致しておりません




平成21年4月16日(旧暦3月21日) 曇り 遍路札加工作業  於 地福寺  




 笠岡市 地福寺にて朝9時から加工作業開始。

90センチの板を18センチサイズに切り揃える。遍路札は縦18センチ、横10センチ。

虫にも強くて、軽量な桐を使用。

長谷川師が持参して下さったこの機械、かなり活躍しました。



縦18センチの遍路札を800枚作るには、90センチの桐板が160枚必要。



切り揃えた札の縁取り作業。後に朱を塗る為です。

松枝師 『撮影禁止ですよ』

西崎 『ダメ?』

松枝師 『手が震えますよ〜』



遍路札を掛ける部分に穴を開けていきます。札を掛ける時には、針金ではなく、棕櫚紐を使用。

今回は、環境にも配慮し、完全エコ札を製作します。

桑野師 『1枚だと穴を開けた後に切り口部分が破損するんですよ』

鏡原師 『板を重ねたらいいかもしれませんね』

松本師 『重ねて、ドリルいきますか』



800枚ともなるとかなりの量です。本日は会員12名が参加し、手分け作業。



縁取りが終了したら「高野山真言宗 備中青年教師会 平成21年・22年」の印を押印。



人数が多かったので夕方までには全ての加工作業が完了。



800枚並べると、かなりすごい!

次回からは、鴨方の愛宕山大師教会で致します。

会員の皆さん、お疲れ様です。


合掌


4月16日(木曜) 遍路札加工作業協力者

雲井師、長谷川師、柚木師、松本師、真西師

桑野師、高橋師、鏡原師、安藤師

松枝師、井上師、西崎



以下はロゴ、又は蓮写真の部分をリンクして下さい



ー このホームページにお参りされたお遍路さんへ ー


掲載写真の枚数が多いページがあります

ページを開くまでに数十秒かかりますが御了承ください




          2009年 [平成21年] 4月20日(月)
遍路[しるべ]札塗装作業1回目 



           2009年 [平成21年] 4月27日(月)
 遍路[しるべ]札塗装作業2回目 



          2009年 [平成21年] 4月30日(木)
  遍路[しるべ]札塗装作業3回目 



          2009年 [平成21年] 5月8日(金)
  遍路[しるべ]札祈願法会 



           2009年 [平成21年] 5月14日(木)〜15日(金)
笠岡市 神島八十八ヶ所霊場  遍路[しるべ]札結び付け行脚



           2009年 [平成21年] 5月26日(火) 〜 2010年 [平成22年] 6月11日(金)
四国八十八ヶ所霊場   遍路[しるべ]札結び付け行脚



          2010年 [平成22年] 6月13日(日)〜15日(火)
慈尊院から高野山  町石道行脚



          2009年 [平成21年] 〜 2010年 [平成22年]
     遍路札結び付け行脚       御支援御協力御寺院様一覧