ボートからヨットへ

2005年12月
4艇乗ったフィッシングボートを売って中古のヨットを買った
ボートを売るのもヨットを買うのもインターネットで行った
通常のボートディーラーやマリーナなどで売買するより良かったし、いい人に買っていただいた、売りは個人売買で売って、ヨットを買うときはネットに出ていた小豆島の岡崎造船の売り委託中古艇艇を買った
12月25日に8時間半かけて小豆島から笠岡港まで息子と二人で回航した
私がヨットにするとは海の仲間達は考えもしなかったらしい
本当はボート免許を取った平成2年にヨットを買うつもりだったが、ボートの展示会でスズキGF21を買ったのがボートライフの始まりだった
釣りや、海水浴、クルージングなどに使ったが4艇目のヤンマーEF23Z-DXを最後にボートはやめることにした
一言で言えば飽いたのである
子供も大きくなって海水浴にいかなくなったし、釣りも得意ではない、クルージングも同じ海域ばかりで2−3時間で飽きる
15年間で船外機艇3艇、ディーゼルインアウト1艇乗ったが、出航してからのエンジントラブルは一度もなく、船屋さんでエンジンを修理した
ことも一度もなかった
インペラやドライブのベローズなど消耗品の交換は自分でやった
どんな大きな船になっても動力船はスロットルと舵だけなので着岸さえうまくなれば航行自体は簡単だ
ヨットは補機のエンジンはあるが馬力が小さいので基本的に帆走がメインになる
小豆島からの回航の途中でおおしけに遭ったがヨットの小さいエンジンはボートと違い風と波が大きい時は大変だ
セーリングするときもやることが多くて、飽きることはないがシングルハンドはちょっとセールアップがしんどいかな
スピードがエンジン機走でも5ノット平均だし、帆走も瀬戸内海では7ノットが限界だろう
モーターボートの時間の約4倍かかる、燃料は安く上がる、モーターボートの10分の1だ
最初ヤマハの2サイクルエンジン8馬力が載っていた、小豆島からはこのエンジンでオール機走で帰った、ヨットに載っていたときこのエンジンはかからなかったので持ち帰りキャブレターのオーバーホールで直った
後で中古のホンダ8馬力エンジンを買って乗せ変えた、このエンジンは、セル付き、リモコン付きだったので機走中ならGPSやラジカセも使えるし、長時間の夜間航行も可能だ、音が静かで燃料を食わない、リモコンとセル付きで離着岸が楽です
しかし、ヨットは自然条件はきびしい、冬は寒いし夏は暑い、波が高いとびしょぬれになる、雨のときもびしょぬれだ
しかし、ヨットや帆船は船の操船の基本なので、今でも防衛大学ではヨットの操船の授業がある
ロープワークやセーリングテクニックも多く一朝一夕には覚えきれない
一人でも操船可能なサイズなので、風と天気のいい日は出航して技術を身につけようと思う
できれば、近場のヨットレースに参戦してみよう

2006/01/04 YOUZOU