理想の船

よく、理想の男性とか理想の女性とか僕はこんな車を持つのが夢だとか言うことがある
私は、理想の船というのは永遠にないと思う、車はたくさんのメーカーからありとあらゆる車種が発売されいていて、ほぼユーザーのニーズを満たしているといっていいはずだ

小型のプレジャーボートは、国内にもたくさんのメーカーがあり、大手は30種類前後のバリエーションを発売している
最近は不景気のせいか50フィートクラスの1級最大艇は売れないのでメーカーも25フィート前後の人気のあるフィシングボートを中心に、ニューモデルをたくさん出してきている

私も欲しい船はたくさんあるが、どれもどこか不満なところが気になってこれはいい、将来はこんな船が欲しいというのがない
船は車と違い、乗り手の船長さんによってオプションが後付けがされるのが普通である
だが、いくら欲しいオプション部品や用品をつけても使っていくうちに不満が出てくるのだ
船が小さくて海が荒れると航行できないと言うのなら船を大きくすればいいので簡単なのだが、私のように釣り専門でもない、クルージング専門でもない、ウエークボードに使うわけでもない、のが一番困るのだ、天気のいい休みに海に出てプカプカと漂っていたいた゛けなのだ

ならば、どんな船でもいいじゃないかといいたいが、やはりここはああしたい、あそこはこうしたいと思ってくる
クルージングもできて、釣りもできて、海水浴にはビーチへつけれて、今の狭い港に入れる船となるとむずかしくなる
しかも、今のマリーナは船のサイズ制限がある
エンジンはディーゼルがいい、ドライブは係留保管でも可能なように水面を切れるようなチルト角度が欲しいとか、
driveのトラブルが少ないインボードがいいとか、際限がない、私の場合は安くないといけないという条件もつく

100フィートの光進丸の船長、加山雄三さんでも次は200フィートの船が欲しいと言っておられる
我々サラリーマンが光進丸のようなフルオーダー船を持てるわけもないのでせいぜい、ちょっと無理して買える高い車くらいの値段での選択となる

いくら考えても結論の出ないテーマなのだが、今乗っている船が改良を施しながら長く使っていれば理想の船なのかもしれない
いろいろな船長さんと出会い、先輩方のお話を参考にして自分のニーズに合った船を見つけたい
                                      
                                             
YOUZOU