えいちゃんの福山八景
木綿橋
父が船を留めていた木綿橋の船だまり、福山いちの通り町を歩く人はいつもまばら。
撮影日時・2006年3月28日午後2:30 福山市通り町

≪えいちゃんのひとりごと≫

ボラがすむ福山城。

福山城の外堀には海から潮が満ちたり引いたりしていた、それが入江。
入江は埋立でなくなり、その道は今年、海の色に青く舗装された。

通り町の隅に「木綿橋」の記念碑がある、
それは道を挟み橋のイメージとなっている。


青年団(ここでは独身という意味)時代の父は、茂平から果物を積んで木綿橋まできていたそうだ。
その日は船に寝て、翌朝に果物を降ろす。
遊郭の賑わいも併せ、父には想い出の強い橋だった様子。
父が兵役中の昭和13年に木綿橋は廃止されている。


えいちゃん少年期の通り町は、それはそれは人通りの多い商店街だったが。
いま、歩く人もまばらな町になっている。





駅前伏見町





MOME


作成・2006年6月24日